『エマオの晩餐』… エマオの意味とそして…

~ 『エマオの晩餐』について ~

エマオの意味・レンブラントのエマオを比べてみました。

 

カラヴァッジョ展の注目作品の一つに、
エマオの晩餐』という作品があります。

「エマオの晩餐」(1606年)カラヴァッジョ

「エマオの晩餐」(1606年)カラヴァッジョ
※出展:Web Gallery of Art

 

実は気になって調べていったら、

こんな”面白い事を発見!”したのです。

 

その”面白い発見!”の前に、
題名にある”エマオ”について話したいと思います。

 

調べる
実はこの”エマオ”を調べてみると…

エマオは”地名”の事で、

温かい井戸”という意味があるのです。

 

エマオ(Emmaus)とは…

新約聖書のルカの福音書(24章13〜35節)に登場する地名。

エルサレムから11km離れたところにある町。
クレオパともう一人の弟子が旅をしていたときに、
復活したイエス・キリストが現れた町である。

イエスは復活後にエマオの途中で、
クレオパに近づいて彼らと語りながら歩いた。

そして食事の招待を受け感謝してパンを裂いた時に、
それがイエスだと分かったが、その時イエスは見えなくなった。

出展:ウィキペディア(フリー百科事典)より

 

つまり『エマオの晩餐』という作品は、

2人の弟子が復活したイエスと出会って、
エマオという街で食事をしているシーンを描いているのです。

 

十字架
※参考:public domainの画像より

ほとんどの人が知っている通り、
キリストが十字架で磔(はりつけ)の刑で処刑され埋葬されました。

そしてその3日後に復活し、
弟子たちの前に現れたと聖書に描かれているそうです。
(これが復活したイエスという意味です。)

 

 !!
こういう背景を知って『エマオの晩餐』を見ると

また違った面白さを味わえると思います!

 

ところで最初で話した

面白い発見!”とは何かというと、

・・・

実はこの『エマオの晩餐』という作品は、

カラヴァッジョの影響を受けた”レンブラント”も描いているのです。

 

「エマオの晩餐」(1648年)レンブラント

「エマオの晩餐」(1648年)レンブラント・ファン・レイン
※出展:Web Gallery of Art

 

考え…・思い…
同じ題材で同じようなシーンを描いているのに、

雰囲気が違うのは面白いですね!

カラヴァッジョもレンブラントも明暗の描写が上手い画家です。

こうも光の描き方が違うのは興味深いですね!

 

この2つを見比べて個人的に思うのは、
カラヴァッジョの『エマオの晩餐』は、
まるで月や夜空の光に照らされている明るさの様に見えます。

対してレンブラントの方は、
キリストの光輪の光によって照らされている様に見えます。

 

同じ光の描き方でも

画家によって全く違って見えるのは面白いですね。

 

この解釈が合っている、合っていないは別にして、
こうやって同じテーマの作品を比べて見るのも良いと思います。

 

あなたはこの2つの作品を見て、

どんな違いがあって、どう思いますか??

 

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