【初心者向け】美術鑑賞の楽しみ方

美術鑑賞... どうやって鑑賞しよう!?

 

美術鑑賞も、まだ数えるくらいしか経験がない。
もしくは、これから美術館デビューしよう!そんな人もいるでしょう。

この記事を読んでいる人のほとんどが、そんな美術鑑賞”初心者”の人だと思います。

はじめの頃は知識もないし、どうやって美術を楽しめばいいのか分からないもの。美術鑑賞は好き嫌いがハッキリする娯楽だと思っていて、私が思うに最初が肝心だと思っています。早いうちに楽しみ方が分かれば、美術好きになる確率も高くなると思うわけです。

 

ー 目次 ー

・美術鑑賞、初心者の陥りやすい失敗
・試してほしい!初心者向けの鑑賞方法
・STEP2、美術鑑賞後の楽しみ方!
・美術初心者が見てほしいジャンルとは?

 

出来る限り失敗しないで楽しんでもらいたい!という事で、”初心者向けの美術鑑賞の楽しみ方”について話していこうと思います。
これから美術館デビューをお考えの人は、⇒美術鑑賞はメリットの宝庫!美術館に行こう!!
※今回の記事内容は、私の経験などを元に書いています。人によって楽しみ方は様々あってイイと思っています。今回の記事は1つの参考として見ていただけると幸いです。

 

 

美術鑑賞、初心者の陥りやすい失敗

美術鑑賞... ちょっと退屈!?

まずは、陥りやすい失敗から話していこうと思います。実は私自身経験のある失敗でもあるのです。

さて、一般的に1つの企画展が開催した場合、約100~200点の作品が展示される事がほとんどです。それら作品は章ごとに分けられ、作品によっては詳しい解説がされたりします。常識的に考えて、この様な企画展では、1点1点作品をじっくりと見て、それから解説もちゃんと目を通す。作品も解説もしっかりと目を通すのが正しい鑑賞方法だと思うでしょう。

でもこの鑑賞方法って、実は初心者が陥りやすい失敗だったりします。

実はあまり気が付かないだろうけど、美術館賞は意外と体力を必要とする趣味だったりします。すべての作品や解説をしっかり見て回ろうとすると、後半は疲れ、集中力も落ちてくるもの。最初はじっくりと観れて楽しめたのに、後半なるとエネルギー切れ…。これってよくある失敗なのです。

休日にジムでトレーニングをして身体を鍛えている私でも、すべてを見て回ろうとすると、後半はバテてしまいます。これがもしパリのルーヴル美術館だったら、どうでしょう??ルーヴル美術館は所蔵作品数だけでも約30万点以上。展示作品だけでも約3万点はあります。3万点を1つ1つじっくりと観ていけますか?

 

 

試してほしい!初心者向けの鑑賞方法

美術鑑賞... 楽しく観たい!

これは私自身の失敗と、回数を重ねてたどり着いた鑑賞方法でした。

1枚1枚きっちりと鑑賞するのもいいけれど、後半はエネルギー切れになるだろうし…。では、初心者が楽しむためには、どうやって美術鑑賞すればいいのだろう??後半の疲れを解消し、美術鑑賞を最大限に楽しみたい。そんな鑑賞方法を紹介したいと思います。ぜひ参考にして頂けると、幸いですね。

 

ここでCheck!
ポイントはあっさり手抜き鑑賞!

作品を1枚1枚じっくりと観る必要もない。解説を飛ばして読まなくてもOK。

あっさりと作品を見て回り、解説は手抜きして読まない。これで十分なのです。もったいないと思うかもしれないけど、本当にこれで十分楽しめるのです。でも見て回っていると、時たま”目を惹く”作品に出会う事があります。その時に初めて、立ち止まりじっくりと鑑賞すればいいのです。そして解説があったら、目を通せばいい!!これで十分です。

昔営業の仕事をしていた経験も交えて話すと、人間は例えば10個の説明をされても、印象に残っているのはせいぜい2つか3つと言われています。人間の記憶力や印象ってそんなものです。いくら100点じっくり見ても、終わった後に印象に残っているのは、せいぜい数点のみ。だったら、最初からすべてをちゃんと見る必要もないのです。気になった作品があったら、立ち止まりじっくりと鑑賞するだけで十分!

ちなみに気になる作品って何かというと、この絵上手いな~とか、綺麗な人物だな~、美しい風景だな~。これって見た事のある作品だな~とか。最初はそんな些細なきっかけでイイのです。その繰り返しが興味へと深堀されていくわけです。

 

「オフィーリア」(1851‐1852年)ジョン・エヴァレット・ミレイ

「オフィーリア」(1851‐1852年)ジョン・エヴァレット・ミレイ

・76×112cm、カンヴァスに油彩、テート・ブリテン所蔵

ミレイの代表作「オフィーリア」で例えてみましょう。

なぜ女性が川に沈んでいるんだろう!?”こういったちょっとした疑問が、作品を立ち止まって見るきっかけです。気になって調べてみると、シェイクスピアの「ハムレット」に登場する悲劇のヒロイン”オフィーリア”を題材にしているのが分かります。このの繰り返しが、知識の蓄積と絵画の興味増大に繋がるのです。

例え”が良いか悪いかは別として、合コンで気になった人がいたとしますよね。その人と連絡交換が出来たら…。それだけでも合コンは十分成功です。美術鑑賞も同じで、自分が気になった作品が1つ、2つでも出会えることが出来たら、それだけで美術館賞は十分成功なのです。

 

 

STEP2、美術鑑賞後の楽しみ方!

美術鑑賞... 楽しく観たい!Step2

さて、美術鑑賞であなたが気に入った作品と出会えたとします。でもそれで終わりだともったいない。せっかく素敵な作品と出会えたなら、出来ればショップで絵ハガキを購入するのイイ!!もしくはポスターなり、安い複製画を買うのもいい。出来れば、として持っておく事をおススメします。もしくは今だとネット上で画像を探せば大体見つかるもの。好きな作品リストのホルダーを作り、そこにお気に入りの作品をストックしていくのもイイと思います。自分だけの美術アルバムが蓄積されていきます。

ただ注意してほしいのが、作品には著作権が存在するものもあります。私的に楽しむだけならイイですが、それを営利目的で使用はしないでくださいね!

 

ここでCheck!
初心者の人は、どうやって美術鑑賞すればいいか?分からなくて当然です。まずは楽しむことに専念してほしい。1つ1つじっくりと真面目に見る必要はないのです。100点も作品があれば、間違いなく1つや2つは気になる作品と出会えます。その気になった作品をじっくりと鑑賞すればいいのです。そして誰の作品なのか?どういった背景があるのか?じっくりと深堀して、得た知識の蓄積があなたの美術の知識へとなるのです。

 

さて、今回は絵画初心者の鑑賞方法について書いてみました。おそらく美術館デビューして間もない人は、友達同士で行く、恋人と一緒にいくがほとんどだと思います。もちろん誰かと一緒に行くでも、鑑賞方法はあっさり手抜き鑑賞で十分!相手がいる場合はちょっとした会話もあるだろうから、このくらいの手抜き鑑賞がちょうどいいと思います。

まずは騙されたと思って、美術館に行ってあっさり手抜き鑑賞をしてみましょう!

 

 

美術初心者に見てほしいジャンルとは?

美術鑑賞

美術館デビューして間もない人にとって、おススメの美術ジャンルは何だろう??

これは私の体験と個人的意見になりますが、一番最適は印象派だと思っています。ルネサンス、バロック、ロココ、古典主義、印象派、抽象絵画と様々なジャンルや流派があり、正直言ってどれから始めてもイイと思います。でも私が思うに、最初のとっかかりとしては印象派が一番最適だと思っています。なぜなら、印象派は雰囲気を味わうにはもってこいだから。特に専門的知識がなくても気楽に見れると思うからです。

 

「睡蓮」(1916年)クロード・モネ

「睡蓮」(1916年)クロード・モネ

・200.5×201cm、カンヴァスに油彩、国立西洋美術館所蔵

これは印象派の巨匠クロード・モネの「睡蓮」。上野の国立西洋美術館に所蔵されている作品です。常設展で展示されるケースが多いので、ぜひ行ってみるのもイイと思います。実はモネの「睡蓮」シリーズは、計200点以上あると言われています。同じ睡蓮でも、どれも光の機微や色味、雰囲気が違います。その違いを味わってみるのも楽しいと思います。

 

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」(1876年)ピエール=オーギュスト・ルノワール

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」(1876年)ピエール=オーギュスト・ルノワール

・131×175cm、カンヴァスに油彩、オルセー美術館所蔵

これはルノワールの代表作「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」。人々の賑わい、楽しそうに過ごす人々の様子。賑やかな舞踏会の雰囲気が伝わってくる感じがしませんか?印象派の作品は純粋に作品の雰囲気を味わうだけでも十分楽しいもの。個人的に美術鑑賞初心者にとって、印象派はおススメだと思います。

印象派は日本でも人気の高い絵画ジャンルです。毎年あちこちの美術館で、頻繁に企画展が開催しているのでぜひ行ってみてほしいと思います。

 

いかがでしたでしょうか!?今回の鑑賞方法は、私の失敗などの経験を踏まえてたどり着いた方法です。でも楽しみ方は人それぞれ!一つの参考としてもらえると幸いです。

そしてある程度美術館慣れしてきたら、もうちょっとステップアップして欲しい!美術鑑賞も10回以上を超え、それなりに知識も増えてきた。この段階になってきたら、私的には美術鑑賞中級者だと思っています。そんな中級者の方は、”美術鑑賞中級者の楽しみ方”へ。

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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