さて、どんなブログや企業にもロゴがあります。比較的シンプルで、一目で分かる視認性と象徴性。ロゴを見た瞬間、どんなブログなのか?どんな企業なのか?が瞬時に分かって、ず~とあなたの記憶の片隅に残ってほしい!ロゴにはこんな想いや狙いがあると思っています。
もちろんアート専門サイト「ART de DATE」を象徴する三角と半円のロゴ。実はこの一見シンプルで、単純な形のロゴにも私なりの想いが存分に詰まっているのです。
「ART de DATE」のロゴに込めた想い
アート専門サイト「ART de DATE」のロゴには、私なりの願いというか狙いがあります。
あなたの記憶に一生残って欲しい!せっかくブログを制作したわけですから、一人でも多くの人に読んで欲しいわけです。そして出来るなら、ブログの内容だったり、ロゴの形だったり、何かしらあなたの中に残って欲しい!そんな想いがあります。
元々私の中には”制作欲求”的なものがあった様です。潜在的にはアーティストや画家に憧れたがあったのかな?と思っています。巨匠と呼ばれる画家たちは、作品を制作するに当たりどんな気持ちで描いていたのか?それは画家によってまちまちだと思います。それでも結果的に歴史に残る作品があって、現在様々な美術館で巨匠たちの作品を鑑賞できる。これってある意味凄い事ですし、僕にとっては憧れでもあるのです。でもさすがに私の様な素人の描いた絵では、歴史に残るって…、ちょっと難しいでしょうけどね。
巨匠と呼ばれる画家の様に歴史に残る作品を創りたい!私にとってはそれがブログであり、それを象徴するのがロゴでもあったのです。やっぱり自分の創った作品が後世に残るって…、それって素晴らしいことだと思いませんか?
ART de DATE」のロゴ制作過程
さて、私が思うにロゴはシンプルで、それでいて内容を伝える象徴性があるものがベストだと思っています。この「ART de DATE」のロゴは見ての通り、三角や丸といったシンプルな形をメインに構成しています。そして色は絵具を構成する”色の3原色”をベースにしています。
一見シンプルなデザインのロゴですが、制作にはかなりの試行錯誤を要していたのです。
「ART de DATE」
さて、このタイトルには、アートを好きになる秘訣”アート(ART)”と”デート(DATE)”の2文字が組み込まれています。ある意味ブログを通して言いたいことが、タイトルに集約されているわけです。だから、ロゴを作るならタイトルの頭文字を取り込みたい!出来る限りシンプルな形で表現したい!こう考えていたわけです。
そして試行錯誤の末、誕生したのがこの三角と半円のロゴだったわけです。
「ART de DATE」のロゴ左側の三角形は「ART」のAを、右側の半円は「DATE」のDを意味しています。
次のポイントはロゴの色でした。もちろんカラーもシンプルな色で構成したい。そこで浮かんだ色が”色の三原色”と言われるCMYでした。
「ART de DATE」の「ART」は、色の三原色の一つ”マゼンタ(Magenta)”で表現。マゼンタは明るく鮮やかな赤紫。赤い絵の具をイメージさせるマゼンタは、アートにピッタリだと思ったわけです。
そして右側の「DATE」は色の三原色の一つ”シアン(Cyan)”を使ってみました。シアンは水色に近い青。見ていると空の王者ウジェーヌ・ブーダンの空の風景を思い浮かべるのですが、これって私だけだろうか??青空の下で好きな人と一緒に歩く。まさにシアンはデートをするにはピッタリの色だと思ったのです。
そしてdeは”イエロー(Yellow)”で表し、ARTとDATEを繋ぐ役割を果たしています。ちなみに黄色と言えば、『ひまわり』で有名なゴッホが好んで使用した色。黄色を見ていると、ひまわりを思い浮かべてしまいます。私にとってゴッホを象徴する色はまさに”イエロー”になるわけです。一見シンプルにも見える「ART de DATE」のロゴですが、実は私なりに意味や思いを凝縮させているわけです。
ところで、佐藤可士和(さとうかしわ)という人物をご存知ですか?ユニクロやセブンイレブンなどのロゴを手掛けた日本を代表するアートディレクターです。可士和さんの制作したロゴはどれもがシンプルで、しかも企業のイメージや理念、想いがしっかりと凝縮されています。もちろん可士和さんなりに制作する上で、相当な苦労があるそうですが…。
今回「ART de DATE」のロゴを制作して思った事ですが、アートディレクターの苦労と凄さを身に染みて感じました。でも同時に苦労して創っただけに、より一層深みと思い入れが強くなるもの。改めてモノづくりの尊さを実感したのです。私の創ったロゴが、万人から好かれるかは分かりませんが、少なくとも私にとって非常に愛着のあるロゴなわけです。
とにかく、非常に愛らしい「ART de DATE」のロゴ。ぜひあなたの記憶の片隅に残ってほしいものです。今後とも可愛がっていただければ幸いです。
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