私にとっての聖地「不忍池」を描いた浮世絵版画

上野の不忍池(2026年3月上旬)

 

上野恩賜公園には、不忍池と呼ばれる天然の池があります。

一面が蓮で覆われた蓮池となっていて、池の中央には弁財天を祀る弁天堂がある。

一部の間では、隠れたパワースポットとも呼ばれているようです。

 

上野の不忍池(2026年3月上旬)
実は私にとって、不忍池は”聖地”と呼ぶに相応しい場所だったりします。

ここに居るだけで、不思議と心が安らいでくるからです。

私が上野に行く際は、もちろん美術館にも立ち寄りますが、その次いでに弁天堂に行く場合もあります。

それなりに忙しくしている社会人の私にとって、これほど心を落ち着かせられる場所はないですからね。^^

 

て、先日私は一枚の気になる作品を目にしました。

「不忍池畔雨中」(明治13年頃)小林清親

「不忍池畔雨中」(明治13年頃)小林清親

・錦絵、大判

小林清親の多色版画「不忍池畔雨中」です。

これは三菱一号館で開催した「トワイライト、新版画」展で展示された作品ですが、私は不思議とこの絵に目を奪われてしまったのです。

私の好きな場所を描いた作品ですから、目を奪われるのも当然でしょうね。

これまで様々な版画作品を見てきたけれど、”不忍池”を描いた作品を観た事ってあっただろうか!?

でも探してみると、意外と描かれているので、驚きですよね。

 

「東京二十景 不忍池之雨」(昭和4年)川瀬巴水

「東京二十景 不忍池之雨」(昭和4年)川瀬巴水

・木版画(※Public Domain画像)

例えば、川瀬巴水も”不忍池”を題材とした作品を描いています。

というか、この人は日本各地を旅し描いていたので、描いていても不思議ではないですね。

それにしても、川瀬巴水の版画って本当に素敵ですよね!^^

 

「上野之不忍池」(江戸後期頃)歌川広重

「上野之不忍池」(江戸後期頃)歌川広重

・22.2×35.8cm、木版画

そしてこれが歌川広重の「上野之不忍池」という作品。

池の中央に位置する弁天島は、江戸時代に造られた人工の島。

寛永寺が創建されたのが1625年(寛永2年)なので、おそらくこの頃に造られた様です。

 

「不忍弁天之雪」(昭和6年)川瀬巴水

「不忍弁天之雪」(昭和6年)川瀬巴水

・木版画(※Public Domain画像)

それから、これも川瀬巴水の作品で「不忍弁天之雪」

版画ではあるけれど、版画に見えない味わい深さがあります。

 

今回”不忍池”つながりで、版画を数点紹介したわけですが、どれも実に素敵なものばかり!

私が好きな場所を描いた風景版画なわけだから、素敵に思うのも当然かもしれないけど…

でも本当に素敵な作品ばかりです。

 

上野の不忍池(2026年3月上旬) 上野の不忍池(2026年3月上旬)
私は上野に行った際は、不忍池はよく立ち寄ったりします。

だから、もしあなたが上野に行く機会があったら…

出くわす機会があるかもしれませんね!!

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Category

2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
ページ上部へ戻る