- 2026-3-1
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先日、本屋に行った時の話です。
新装版『ドレの神曲』を見た瞬間、私は思わず購入してしまいました。
(これが俗に言う”衝動買い!”ってやつでしょうか。)
今回は、新装版『ドレの神曲』の私的レビューをしていこうと思います。
また後半では、ギュスターヴ・ドレの版画もちょこっとご紹介するのでご参考に!
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【 今回の話の流れ 】 |
新装版『ドレの神曲』の私的レビュー!

普段は衝動買いなんてしないのに、まさか購入してしまうなんて!?
というか、これは買うのも仕方がないかな~と思います。
何せ、美術好きにはタマラナイ一冊だからです。
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今回私が購入した”新装版『ドレの神曲』”という本ですが、ダンテの代表作『神曲』をドレが版画でビジュアライズ化したもの。
元々ダンテの『神曲』は14世紀頃に書かれた古い長編叙事詩。古典的で宗教的な背景もあるし、現代の私たちにとっては非常に理解しずらい内容だったりします。それをドレの版画を挿絵として随所に挙げながら、谷口江里也さんの分かりやすい日本語訳で構成した一冊になってします。
実際に中身を見れば分かりますが、ドレの版画が豪華に紹介されているのにビックリ!!

『神曲』の「地獄篇:第5歌」より(ギュスターヴ・ドレ)
300ページの中に、ドレの版画が134点も収録されているからです。
このボリューム感はハッキリ言って驚愕もので、芸術好きには実にタマラナイ内容に仕上がっています。^^
購入する前に中身をペラペラめくってみたところ、思わず”オオッ!”と唸ってしまうほど!

もちろん”谷口江里也”さんの日本語訳も良く、大胆な超訳を試みているとは言っても内容はダンテの『神曲』から外れてはいない。
ダンテの『神曲』をリスペクトしているのが伝わってくるほどです。
今回は『神曲』の超訳も素晴らしいですが、ドレの挿絵のボリュームと質には圧倒されます。
ドレの版画を目にしながら、『神曲』の物語を追っていく!
これは素晴らしい!の言葉以外思い浮かびません。
私が思わず衝動買いしてしまった!理由も、分かってもらえたのではないでしょうか。
ギュスターヴ・ドレの版画をちょこっとご紹介!

『神曲』の「煉獄篇:第9歌」より(ギュスターヴ・ドレ)
新装版『ドレの神曲』には、ギュスターヴ・ドレの版画は134点収録されています。
どれもが非常にドラマチックで、目を惹くものばかり!
特に目を惹くと言ったら、上↑のダンテの『神曲』煉獄篇:第5歌の場面を描いた版画です。
コレを本の表紙に採用したセンスにシビレますね!!
(私的に言わせれば”シブい演出だな~”っと。)

『神曲』の「地獄篇:第24歌」より(ギュスターヴ・ドレ)
本来文字で書かれていたダンテの『神曲』を、視覚化したのがドレの版画作品でした。
あれほど壮大な物語を、これほど”劇的”に版画として表現するなんて!!
改めてですが、ギュスターヴ・ドレって凄い芸術家だな~と。

『神曲』の「地獄篇:第34歌」より(ギュスターヴ・ドレ)
これは「地獄篇:第34歌」の場面です。
さすがにこの場面は表紙には採用できないでしょうね。
あまりにも不気味過ぎます!!(ll゚Д゚)怖ァ・・
文字で書かれていた場面を、版画として視覚化したドレの再現力!!
ドレの『神曲』が大絶賛されたのも分かる気がします。

『神曲』の「天国篇:第12歌」より(ギュスターヴ・ドレ)
・・・

『神曲』の「天国篇:第31歌」より(ギュスターヴ・ドレ)
・・・

元々新装版『ドレの神曲』は、2009年に発売した本の”衣替え版”みたいなもの。
当時、この本の存在を知らなった僕にとって、今回の新装版『ドレの神曲』は私にとっては衝撃的でした。
衝動買いではあったものの、私的には”良い買い物”だったな~と。
値段は約2,500円と、本としてはお高め?かもしれないですが、私にとっては実にリーズナブルな感じです。
こう感じてしまうのも、美術好きの性というものでしょうか。
興味のある方は、ぜひ買い!の一冊だと思います。
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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