「ゴッホ展」を観に行って感じた”ゴッホの魅力” …上野の森美術館にて

「ゴッホ展(Gogh)」上野の森美術館より

Go To LiveGOGH

 

フィンセント・ファン・ゴッホと言えば、
誰もが知っている画家の一人ですが…

 

ゴッホの絵の魅力って何だと思いますか??

 

実は先日観に行ったゴッホ展
その魅力を存分に味わってきたのです。

 

「ゴッホ展(Gogh)」上野の森美術館より
場所は上野の森美術館でした。

 

このゴッホ展は東京開催の後は兵庫県でも開催します。

概要は以下の通りで~

ゴッホ展(GOGH)
人生を変えたふたつの出会い

(東京展)

・期間:2019年10月11日(金)~2020年1月13日(月)まで
・会場:上野の森美術館

 

(兵庫展)

・期間:2020年1月25日(土)~2020年3月29日(日)
・会場:兵庫県立美術館

 

このゴッホ展を大きく分けると2つになります。

1、ハーグ派に導かれて
…ハーグ派の画家とハーグ派に影響されたゴッホの初期の作品が見れます。

2、印象派に学ぶ
…印象派の画家たちと、アルルに移り住んでからのゴッホの作品が見れます。

 

考え…・思い…
それでは順に「ゴッホ展」の様子を
ちょっとしたネタや感想を交えて話していきたいと思います。

 

・・・

ーグ派に導かれて

前半部分は主にハーグ派の作品が展示しています。

さて”ハーグ派”と言われても、
おそらく馴染みのない人も多いと思います。

どんな作風なのかは、
それは作品を見るとどんな感じが分かると思います。

 

「出会い(仔ヤギ)」(1865-66年)マテイス・マリス

「出会い(仔ヤギ)」(1865-66年)マテイス・マリス

・・・

「室内」(1872年)ベルナルデュス・ブロンメルス

「室内」(1872年)ベルナルデュス・ブロンメルス

 

考え…・思い…
見た感じ薄暗い雰囲気の作品ばかりですね。
何だかバルビゾン派にも似ているような…。

ハーグ派とはオランダの都市ハーグで活動していた画家たちの事を言い、
主に農民の生活風景など風景画がメインに描いていました。

そういう点では
”バルビゾン派”に近い感じだと思います。

 

もちろんゴッホもハーグ派に影響を受け、
農村の人々や農婦の肖像画を描いているわけです。

「農婦の頭部」(1885年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「農婦の頭部」(1885年)フィンセント・ファン・ゴッホ

・・・

「耕す人」(1882-83年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「耕す人」(1882-83年)フィンセント・ファン・ゴッホ

 

考え…・思い…
派手さよりも質素で地味というか…
当時の農村に住む人たちの生活をそのまま描いている感じですね!

実はハーグ派は”灰色派”とも言われていたので、
作品的には薄暗い感じのものが多かったわけです。

僕らのよく知るゴッホとは正反対にも見えますね。

 

ゴッホが印象派に影響を受け始めたのが、
1886年にパリに移り住んでからの事なので、
その頃までゴッホはこういう風景画を描いていた事になります。

そしてこの時期に
ゴッホの画家としての基礎が作られたわけです。

「雪の中の羊飼いと羊の群れ」(1887-88年)アントン・マウフェ

「雪の中の羊飼いと羊の群れ」(1887-88年)アントン・マウフェ

特にアントン・マウフェからは、
色々と画家としての基礎を教えられたと言います。

結局は仲違いしてしまうわけですが、
ゴッホにとって重要な時期でもあった様ですね。

 

考え…・思い…
ゴッホと言えば印象派”というイメージが強いけれど、
実はゴッホにとって”ハーグ派”は
切っても切れないほど重要なものだと思います。

 

 

象派に学ぶ

よくゴッホは”ポスト印象派”の画家ともいわれています。

この”印象派に学ぶ~”からは、
私たちの馴染みのあるゴッホらしい作品が登場してくるのです。

「麦畑とポピー」(1888年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「麦畑とポピー」(1888年)フィンセント・ファン・ゴッホ

・・・

「麦畑」(1888年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「麦畑」(1888年)フィンセント・ファン・ゴッホ

 

考え…・思い…
色鮮やかな色彩はゴッホらしいというか…

特に「麦畑」を見ると、
ゴッホだな~と思いますね。

黄色はゴッホがよく使用していた色で、
例えばアルルに居た時に描いた絵は黄色が多かった印象です。

有名どころで言えば「ひまわり」もそうですよね。

ゴッホが黄色を好んでいた理由は、
単に好きだったという説もあるようですが、
ある説では精神的な病気が原因だったとも…。

真相はどうあれ
黄色はゴッホを象徴する色には間違いないと思います。

 

「夕暮れの松の木」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「夕暮れの松の木」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

 

ゴッホの作品は時代によって変化してきています。

後半では僕らの知る様な
厚塗りと色彩が魅力の作品が登場してきます。

 

ちょっと派手過ぎないか?
と思えるような鮮やかな色彩だったり、
ボテッと厚く塗られた大胆な描き方

まさに”ゴッホらしい作風”だと思います。

 

実はこの”厚塗りの技法は
アドルフ・モンティセリに影響されたと言います。

 

LOOK!
ここでポイントですが、
厚塗りの絵の魅力はまさに迫力!だと思います。

平面の絵に関わらず厚塗りで塗られている事で、
絵がより立体的というか迫力が増して見えるのです。

 

そしてもう1つのポイント
近くで見るのと離れて見るで、違った楽しみ方が出来る事!!

近くで見る事で筆さばきや絵の具の盛りを観察したり、
ちょっと離れて見る事で、
全体像の調和や迫力を鑑賞出来るのです。

 

絵を見て感動!
こういった観方は
まさに”厚塗り”でしか味わえない魅力ですね!!

何よりも写真や画像では分からない、
本物の作品を見る事でしか味わえない魅力だと思います。

 

でもこの他にも
厚塗りの醍醐味があります!

それはこの絵を見ると分かるとおもいます…

「糸杉」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「糸杉」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

この「糸杉」もゴッホを代表する作品の1つで、
もちろん”糸杉”の枝や葉はかなり盛られて描かれています。

 

絵を見て感動!
この絵は渦を巻く様な躍動感があって、
見ごたえのある作品ではあるのですが…

何よりも盛られた絵の具が光で反射して、
絵に不思議な存在感が生まれてきます。

厚く塗られた絵具は光沢感があるだけに、
光を反射して光って見えてくるわけです。

つまり光も作品の一部となってくるのです。

そんなわけでゴッホの絵は、
絶対に本物を見るに限るわけです!!

というかゴッホの作品を味わうには、
美術館に行くしか味わえないわけですね!!

 

考え…・思い…
最初の頃ゴッホの作品は
ちょっと馴染みにくい印象があったわけですが、
見ていくうちに徐々に魅力が増してきて、
最近ではゴッホの厚塗りと色彩は本当にイイな~と思いますね!

 

「ゴッホ展(Gogh)」上野の森美術館より
この上野の森美術館の「ゴッホ展」は
東京五輪の開催する2020年1月13日までです。

その後は兵庫でも開催するので、
ぜひ一度ゴッホをあなたの眼で見に行ってみては?

 

やっぱりゴッホは生(LIVE)に限りますよ!!

 

 

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