色々な人物画を描いたルノワール …その3

左『ガブリエルとジャン』・右『ジュリー・マネ』 … ポストカード

 

舞踏会のセクションが終わって、

5章ではルノワールのデッサンや、
実際に使っていたパレットや筆が展示されていました。

この辺はサラ~と見ながら…

 

そして

~ 6章「子どもたち」 ~

 

ここでは子どもをテーマにした人物画が見れました。

依頼で描いたものから、
ルノワールの子供を描いた作品などいろいろありました。

 

そんな中で
特に気になった作品を挙げるとすると~

上のポストカードの絵になっている

ジュリー・マネ(猫を抱く子ども)』

「ジュリー・マネ」(1887年)ルノワール作

「ジュリー・マネ」(1887年)ルノワール作
※出展:Google Art Projectより(public domain)

 

これはルノワールの子供でなく、
ウジェーヌ・マネの娘ジュリー・マネの絵だそうです。

頼まれて描いた人物画だそうですが、
これは実物でしかわからない顔の描写がイイのです!!

 

考え…・思い…
特に注目してほしいのは””です!

まるで透き通る様な透明感があって、
水彩画や色えんぴつで描いた様な柔らかさがあるんですよね~。

 

洋服や背景は意外に筆のタッチが残っているだけに、
顔がもの凄く引き立ってくる感じなのです。

こういう優しく柔らかい絵は

ルノワールしか描けないな~と思います。

 

そういえばちょっと余談ですが、
このジュリー・マネが抱いている猫をモチーフにした
小さいぬいぐるみが販売されていました。

私は買ってはいませんが、目が超かわいかったですよ!

 

そして~

ガブリエルとジャン

『ガブリエルとジャン』  … ポストカード
※『ガブリエルとジャン』ポストカードより

 

右の白い服を着た子供はルノワールの2人目の息子”ジャン”です。
(赤みのある頬っぺたがかわいいですね!!)

そして左の女性が…。

母親??と思うかもしれませんが、
実はルノワールの妻アリーヌではないのです。

従妹(いとこ)のガブリエルという女性だそうです。

ルノワールには3人の子供がいたので、
その子供の世話役として一緒に暮らしていたそうです。

 

考え…・思い…
それにしてもこの絵を見ていると、

愛らしい2人の描写がイイですね~

ルノワールの画風は明るく柔らかさがあるので、
こういう家族や愛らしいテーマが実に合うと思います。

 

今回感じた事ですが
このモデルにもなっているガブリエルという女性
今展の一番のキー(Key)になる女性だと思うのです。

それは次のページで明らかにします。

 

そして「ルノワール展」後半に向かう前に、
ちょっとワンクッション置いた絵を紹介しますね!

…『ピアノを弾く少女たち

「ピアノを弾く少女たち」(1892年)ルノワール作

「ピアノを弾く少女たち」(1892年)ルノワール作
※出展:Google Art Projectより(public domain)

 

実はもう一つ同じようなテーマの絵があるのです。
上で挙げたのはオルセー美術館所蔵の絵です。

もう一つはオランジュリー美術館所蔵の絵
ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル』という作品

 

考え…・思い…
2つの美術館から作品を持ち込んだだけに、

こういった同テーマの絵を見比べる事が出来る!

これも今展の楽しみ方の一つだと思います。

個人的に好きな絵は、
上で挙げた『ピアノを弾く少女たち』ですかね~。

ピアノを弾く絵って、
人物画の様で風景画でもあると思います。

ちょうど中間の作品だけに
次に見れる絵が気になりますね~

 

それでは感想も長々となってしまいましたが
後半へどうぞ!!

 

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