- 2016-4-24
- Artist (画家について), Word (用語)
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絵画好きなら、一度は疑問に思ったでしょう。喫茶室”ルノアール”は印象派の画家”ルノワール”と関係はあるの?っと。
実は調べてみるといくつかの共通点が見つかります!
さらには決定的な決め手となるある共通点も発見!!
”Renoir”の文字が入った丸いロゴが特徴的な喫茶室”ルノアール”。
高級感ある店内と美味しい珈琲。優雅な一時を過ごすには最高の場所ですよね!本を読んだり、ちょっとパソコンをやるにも非常にGOOD!な場所。
ちょっとお値段はお高いけれど、珈琲と空間を自分のモノにできると思えば安いかもしれませんね!
個人的に結構好きな喫茶室”ルノアール”。都内に行くと立ち寄る度に疑問に思っていたのです。画家”ルノワール”と関係はあるの?っと。
今回は謎解き形式で、話を進めていこうと思います。
喫茶室”ルノアール”と画家”ルノワール”の共通点を発見!
喫茶室”ルノアール”と画家”ルノワール”の関係性を探ってみました。するといくつかの共通点が発見できたのです。
さて、さっそく私が探りを入れたのが、企業の公式サイトからでした。
~ 喫茶店”ルノアール”を運営しているのは、”株式会社銀座ルノアール”。
都市型の喫茶店として主に東京や神奈川を中心にチェーン展開しています。”くつろぎのひとときと、心からのおもてなし”、そして”都会のオアシス”というコンセプトのもと、快適な空間を提供する事に重点を置いています。
現在は”喫茶店ルノアール”、”cafeルノアール”、”ミヤマ珈琲”、”ニューヨーカーズ・カフェ”などを様々な業態の喫茶店事業を展開中。 ~
この時点ではめぼしい共通点は発見できませんでした。
でも調べる途中で、ある英語の綴りに目が留まります。
アレ!?ルノアールの英語のスペルって、もしや!!
喫茶室ルノアールと画家ルノワールの共通点!その1
さて、喫茶室”ルノアール”と画家”ルノワール”。日本語では”ア”と”ワ”の文字の違いはありますが、実は英語では”Renoir”と同じスペルで書きます。この同じスペルが1つ目の共通点ですね。
1つ目の共通点…英語のスペル”Renoir”
もう少し企業の公式サイトを調べてみました。
すると…
喫茶店ルノアールが設立したのは昭和46年。(1971年)
※昭和46年に(有)ルノアールが設立しました。(画家ルノワールが亡くなった約半世紀後の事になります。)
公式サイトの沿革を調べてみても、喫茶店”ルノアール”の由来が何一つ見つかりません。ルノアールの名が誕生した経緯が発見できなかったのです。
喫茶室ルノアールと画家ルノワールの共通点!その2
沿革で由来は見つけられなかったけれど、でも喫茶店事業のページで、ある気になるワードを発見!!
”名画に恥じぬ喫茶室”
喫茶室ルノアールと名画ときたら、間違いなく印象派の画家”ピエール=オーギュスト・ルノワール”しか思い当たりません!徐々に画家ルノワールとの関係性が近づいてきた感じです。これが2つ目の共通点ですね!
喫茶室ルノアールと画家ルノワールの共通点!その3
ここでちょっと気分を変えて、今度はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べてみる事に。”銀座ルノアール”のワードで、色々と情報が出てきました。上からなぞる様に調べるとちょっと面白いワードを発見!
すると主要株主の名に”有限会社オーギュスト”の名が!!
画家”ピエール=オーギュスト・ルノワール”と同じ名の企業があった!これが3つ目の共通点です。
1,英語のスペル”Renoir”
2,店のコンセプト”名画に恥じぬ喫茶室”
3,画家ルノワールと同じ名の企業があった。
この3つ共通点を発見した時点で、喫茶室ルノアールと画家ルノワールは関係がある!ほぼ間違いないと思います。でも私はもう1つある決定的証拠を発見してしまったのです!!
とその前に…

「ヴァルジュモンの午後」(1884年)ピエール=オーギュスト・ルノワール
ピエール=オーギュスト・ルノワール「ヴァルジュモンの午後」(1884年)
この優しく温かみのある筆のタッチ(質感)と高貴な雰囲気。まさにルノワールらしい作品だと思います。
よく喫茶室”ルノアール”を利用していて思う事…、ゆったりとした雰囲気と、高級感溢れる店内。まるでこの絵に通じると思いませんか?もしかしたら店内の雰囲気は”ルノワールの作品をイメージしたのでは?”と思ってしまうのです。
それでは私の見つけた決定的証拠をお見せしようと思います。
実はあなたもこの記事を読みながら、もうそれは目にしています!
喫茶室”ルノアール”のロゴが決定的証拠だったのです!
ある程度ルノワールの絵画を見慣れている人なら、お気づきでしょうね。絵に端っこに描かれているルノワールのサイン。
ロゴ”Renoir”が、画家ルノワールのサインと同じ字体だった!?
最後の”特徴的なrの字体”は、まさにそっくりだと思いませんか?
もちろん字体の真相はどうなのか?それは”ロゴを制作した本人”しか分かりません。でも私が調査した結果では、喫茶室ルノアールと画家ルノワールは関係があった!事が判明したのです。
さて、あなたは私の調査結果をどう思いますか??
もし喫茶室ルノアールに行ったら、ぜひ店内でゆっくりとくつろぎながら、ルノワールの画集を広げて観て下さい!何か掴めるかもしれませんよ!
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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