ルノワールはどんな絵を描いたの? ~ 生き方から探って見ると…

ルノワールはどんな生き方をして、そしてどんな絵を描いたのだろう?

ルノワールの生き方から、作風を探ると…

 

ルノワールについて知れば知るほど、
ますます興味が湧いてきてしまいます。

 

これまでルノワールの作品は何度も観てきましたが、
こうやって時代をたどっていくと、
改めてルノワールの知らない部分が見えてきます!

やっぱり『ルノワール展』に行く前に、
ぜひこれは知ってほしいな~
そんなルノワールについて話していきたいと思います。

 

まずは簡単に~

ルノワール”…

「ルノワールの肖像」(1867年)バジール作

「ルノワールの肖像」(1867年)バジール作
※出展:Web Gallery of Artより

 

 

名前は…
ピエール=オーギュスト・ルノワール

フランスの画家です。

ルノワールは1841年2月25日に生まれ、
1919年12月3日に死去(78歳)した
ポスト印象派の画家です。

主に人物画を多く描いていました。

 

 

同じ時代に印象派のモネなどもいますが、
モネは風景画をメインに描いていたのに対し、
ルノワールは人物を中心に描いていたのです。

 

考え…・思い…
じ印象派の画家でも
こうも対象物が違うのもオモシロいですね!

実はルノワールもモネも同時期に活躍した画家で、
共に親交もあった仲だったと言われています。

それでも互いに描き方(タッチ)が違うのは実にオモシロい点ですね!!

 

それではルノワールは、
どんな描き方をしたのかというと…

それを

ルノワールの”生き方”から探ってみます。

 

子供の頃ルノワールは、
音楽隊に入り音楽を学んだ経験もあるそうです。

それなりに音楽の才能を認められていたそうですが、
それでもルノワールは職人としての道を歩むのです。

1854年…
ルノワールが13歳の頃でした。
磁器の絵付職人の道を歩むことになりました。

でも当時フランスは産業革命の最中でした。

産業の機械化などでルノワールは職を失ってしまったそうです。

そしてその後に選んだのが”画家”の道だったのです。

 

1861年、ルノワールはグレール(Charles Gleyre)のアトリエに入り、
絵画について学び始めます。

ルノワールが20歳頃になって絵画について学び始めたのです。

そういう意味では絵画の道に進んだのは、
比較的遅いほうだったのかもしれないのです。

 

そしてこの頃、
モネやシスレーたちと出会います。
(モネもシスレーも後々印象派の画家になった人達です。)

 

それからほどなくして~
1870年、普仏戦争が起こりました。

もちろんこの戦争にルノワールは招集されているのですが、
病気で除隊したそうです。

 

そして1874年
「第1回印象派展」が開催します。

ここでルノワールは7点の作品を出品したそうです。

※この印象派展でクロード・モネの作品『印象、日の出』が世に出ます。
印象派の名を生むきっかけを作った名画でした。

当時はまだ印象派という絵画は、
なかなか世間では受け入れてもらえない時代だったそうです。
もちろん評価もまだまだって状態です。

それでもルノワールは立て続けに作品を制作していきます。

※「ルノワール展」で見れる『ムーランド・ラ・ギャレット』は
1876年に描かれた作品で1877年の第3回印象派展に出品しています。

そして徐々にですが
ルノワールは評価を得ていくのです。

でもルノワールは純粋な印象派画家というよりも、
”ポスト印象派”と呼ばれる事が多々あります。

つまりルノワールは
途中から印象派から独自の道へ向かっていくのです。

 

 物知りぶるペンギン
印象派は人物や物の輪郭などははっきりと描かず、
光の質感や動きで描いた技法とも言われています。

分かりやすく言えば、輪郭は描かなかったという事です。

そして光の動きや質感を描くので、
比較的明るい雰囲気の作品が多かったのです。

実際にルノワールの作品も
全体的に明るい雰囲気で柔らかく淡い印象が見られます。

 

それが1880年後頃から、
それまでの印象派という技法に疑問を持ち始めたのです。

そしてイタリア旅行でラファエロ・サンティらの古典絵画に触れ、
徐々に画風が変化していったそうです。

 

作風で言うなら、

輪郭や人物や物の色が

よりはっきりと描かれるようになった”と言われています。

 

この作風の変化が
ルノワールがポスト印象派と呼ばれる理由なのです。

 

RENOIR(ルノワール展)のチラシ

実は国立新美術館で見れるルノワールの作品は、
ルノワールの初期の作品から
~晩年近くの作品までがずら~と展示されるそうです。

そういう意味では印象派から、
徐々に画風が変化していった様子が見れると思います。

時代毎に違いを比べながら見るのも面白いと思いますね!

 

でも一つだけ一貫した事がありました。

実はルノワールは60歳頃になると、
リウマチの疾患に悩まされ晩年は車いす生活だったそうです。

それでも作品を描き続けていたのです。

生涯通して画家としての人生を貫いた点で、

ルノワールの絵に対する情熱って相当なものだったと思います。

 

考え…・思い…
… ”こうやって生き様を振り返ってみると、

早くルノワールの作品を生で見たいな~”って思ってしまいます。

 

今から楽しみですね!

 

 

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