ゴッホの晩年に描かれた”糸杉”が意味するものは?

ファン・ゴッホと”糸杉” ~

 

ファン・ゴッホは気に入ったモチーフは
何度も何度も繰り返し描いたと言われています。

 

馴染みのあるもので言えば
”ひまわり”が特に有名だと思いますが…

他には糸杉なるものもあるのです。

 

実はファン・ゴッホは
この”糸杉”を題材とした作品を何度も描いているのです…。

「糸杉」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「糸杉」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

 

考え…・思い…
”糸杉”と言われても
ピンとこない人もいると思いますが、

クリスマスツリーと言われれば”アッ!”と思う人も多いはず!

 

糸杉(cypress)
糸杉はヒノキ科のイトスギ属の総称で、
ヨーロッパ方面などでは
街路樹や公園樹として植えられていたりします。

 

地域によっては神聖な木として崇拝されていたりもしますが、
花言葉”からみてみると…

糸杉の花言葉…哀悼絶望

糸杉という木には
イエス・キリストの伝説と繋がりもあるため、

俗に”を象徴する木とも言われているのです。

 

「糸杉のある小麦畑」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「糸杉のある小麦畑」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

・・・

「糸杉と星の見える道」(1890年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「糸杉と星の見える道」(1890年)フィンセント・ファン・ゴッホ

 

ゴッホがこの”糸杉”を繰り返し描いていた時期は、
ゴッホが亡くなる前の年1889年頃から~

ゴッホは精神的病から療養所へ入所しますが、
この時期に好んで描いていたと言います。

 

糸杉(cypress)
ゴッホがこの”糸杉”を好んで描いた理由は、
ゴッホ自身”死”を予期していたからだという説もあります。

実際この頃弟のテオに宛てた手紙で
”糸杉がいつも心を占めている”と書いているのです。

 

考え…・思い…
とにかくゴッホと”糸杉”には、
深いつながりがある様に思えてならないのです。

実はファン・ゴッホの作品は
現在日本でも頻繁に見る事が出来る様になりました。

もちろん
この晩年の作品「糸杉」も観る機会があります。

 

「糸杉」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「糸杉」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

この「糸杉」が約7年ぶりに日本で展示されます。

・・・

ゴッホ展 】…東京

・期間:2019年10月11日(金)~2020年1月13日(月)まで
・会場:上野の森美術館
 (東京都台東区上野公園1-2)
・時間:9:30~午後5:00
 ※金曜、土曜は午後8:00まで(入館は閉館の30分前まで)
・休館:12月31日(火)、1月1日(水)

ゴッホ展 】…兵庫

・期間:2020年1月25日(土)~2020年3月29日(日)まで
・会場:兵庫県立美術館
 (神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
・時間:10:00~午後6:00
 ※金曜、土曜は午後8:00まで(入館は閉館の30分前まで)
・休館:月曜日(祝休日の場合は開館、翌火曜日は休館)

 

ゴッホの生き方と深い関りがありそうな
”死”を象徴する”糸杉”という木…

ぜひこの機会に観る事をおすすめします!

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Category

2019年10月
« 9月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
ページ上部へ戻る