根津美術館で『燕子花』と「カキツバタ」を観てきました。

「尾形光琳の燕子花図屏展」

 

東京都内で”カキツバタ”と燕子花の絵画を見れる場所は、
おそらくこの場所!しかないのでは?と思います。

 

南青山にある根津美術館に行き、
燕子花”と”カキツバタ”を見に行ってきました。
※2020はコロナの影響で根津美術館は開催中止になっています。
今回は参考として2019年の様子をご覧ください。

 

・・・

根津美術館(NEZU MUSEUM)
根津美術館(NEZU MUSEUM)

ここは表参道からちょっと歩いた場所にある根津美術館。

 

場所が南青山という都内にありながら、
まるで都心とは思えない居心地の良さを感じさせてくれる…。

まさに都心のオアシス的な場所なので、
ぜひ近くを立ち寄った際は行ってみるのも良いと思います。
※美術館名に”根津”とありますが、文京区の根津にあるわけではないので要注意ですよ!

 

ちなみにこの根津美術館は
実業家の初代根津嘉一郎氏の蒐集した美術品を保存、展示するために造られた美術館です。

設立当初は4,643点のコレクションだったのが、
今や7,000点を超えるほどになっているそうです。
主に日本画、東洋の古美術などが中心になっています。

 

て本題に戻りますが、
この根津美術館では”カキツバタ”を見る事が出来ます。

・・・

カキツバタのある庭園  …根津美術館より
5月~6月頃にかけて花を咲かせるアヤメ科の植物です。

 

カキツバタは日本で古くから愛されている植物で、
和歌や日本画など様々なものに登場してきます。

特に有名な画で言えば
尾形光琳の屏風が挙げられると思います。

 

 

特別展:尾形光琳の『燕子花図』…

「尾形光琳の燕子花図屏展」

この”根津美術館”で見れるのが
尾形光琳の代表作と言われる燕子花屏風(国宝)

 

現在はこの根津美術館に所蔵されていて、
毎年4月頃~6月頃にかけて展示されます。

 

「燕子花図屏風」(江戸時代、18世紀)尾形光琳筆

「燕子花図屏風」(江戸時代、18世紀)尾形光琳筆

 

考え…・思い…
どうでしょう??
おそらくこの「燕子花図」は
教科書?などで見た事がある人も多いと思います。

この尾形光琳の「燕子花図」は
金地の背景に大きく燕子花が描かれているのが特徴です。

非常にシンプルで大胆に描かれているので、
装飾性やデザイン性の高さを評価する人が多いそうです。

 

「燕子花図屏風」(江戸時代、18世紀)尾形光琳筆

「燕子花図屏風」(江戸時代、18世紀)尾形光琳筆

・・・

「燕子花図屏風」(江戸時代、18世紀)尾形光琳筆

「燕子花図屏風」(江戸時代、18世紀)尾形光琳筆

尾形光琳の『燕子花屏風』(国宝)
紙本金地着色、6曲1双、左右縦151.2×横358.8cm

 

  考え…・思い…
確かに観れば観るほど非常にシンプルです。
大胆で斬新とも思える画だと思います。

尾形光琳は世界的にも評価が高く、
見る人が見ると凄い!!との事だけれど、
この画の奥深さや凄さって?
…と今の私には理解に悩むところもあるのです。

 

尾形光琳について

江戸時代に活躍した画家
(1658年誕生~1716年没)
京都の呉服商の次男として生まれます。

当初は裕福でしたが家業の経営が傾き、
これがきっかけで尾形光琳は絵の道に進んだと言われています。

代表作として
紅白梅図屏風』『燕子花図屏風』『八橋蒔絵螺鈿硯箱
家が呉服商だった事が
デザイン性に多くの影響を与えたと言われています。

 

現在「燕子花図屏風」は根津美術館に所蔵されていて、
毎年”特別展”という形で展示公開しています。

来年も展示すると思うので、
ぜひ行ってみるのも良いと思います。

 

考として…

尾形光琳は他にも燕子花を描いています。

根津美術館で展示はされていませんが、
ここでは参考として挙げてみたいと思います。

「八橋図(六曲屏風一双)」(江戸時代、18世紀頃)尾形光琳

「八橋図(六曲屏風一双)」(江戸時代、18世紀頃)尾形光琳

「八橋図(六曲屏風一双)」(江戸時代、18世紀頃)尾形光琳

「八橋図(六曲屏風一双)」(江戸時代、18世紀頃)尾形光琳

それがこの尾形光琳八ツ橋図屏風

現在はメトロポリタン美術館に所蔵されています。

今後「燕子花図」と「八ツ橋図」の両方が一緒に観れる…
そんな夢の様な展示が実現する事ってあるのだろうか?

実現したらまさに贅沢な共演ですよね!!

 

 

根津美術館の庭園で愉しめるカキツバタ

カキツバタのある庭園  …根津美術館より

さて、日本の美術の奥深さは理解できない私でも、
庭園に行けば綺麗な”カキツバタ”を愉しむ事は出来ます。

 

ちょうど5月~6月の時期になると、
この根津美術館にある庭園では”カキツバタ”が花を咲かせます。

カキツバタのある庭園  …根津美術館より

 

カキツバタのある庭園  …根津美術館より

 

もちろん庭園だけあって、
緑に包まれた木々や日本の風情のある自然美も素敵!

カキツバタのある庭園  …根津美術館より

 

カキツバタのある庭園  …根津美術館より
この様にカキツバタと緑の調和はまさに風情があると思います。

 

考え…・思い…
どうですか?

まるで都心とは思えない居心地の良さを感じさせてくれる。
まさに都心のオアシス的な場所…

この意味がちょっとは感じられるかな!?

ところで
カキツバタという植物をご存知ですか?

ここで簡単にカキツバタについて説明したいと思います。

カキツバタ(燕子花・杜若)

アヤメ科アヤメ属の植物(多年草です。)
湿地に群生し、5月から6月にかけて紫色の花を咲かせます。
花言葉は”幸福が来る”、”幸せはあなたのもの”、”贈り物”。

 

”カキツバタ”で有名な句として…
からころも 着(き)つつなれにし つましあらば はるばるきぬる 旅(たび)をしぞおもふ
在原業平が「伊勢物語」で詠んだ句です。

それぞれの頭の文字をつなげてみると
”かきつばた”になる風情ある句だと思います。

 

根津美術館は東京都内にあるので、
ぜひ近くを立ち寄った際は行ってみるのも良いと思います。

 

根津美術館(NEZU MUSEUM)
館内では尾形光琳の「燕子花図」を観れ、
庭園に出れば自然とカキツバタを愉しめる!

1度で2度愉しめるのがこの美術館の最大の魅力!

 

考え…・思い…
まだまだ屏風や日本画には疎い私ですが、
こんな風に毎年”根津美術館”に行ってみたいと思います。

実は西洋画もそうだけれど、
最初はその良さが分からなくても、
何度も足を運び作品を観ていくと、
自ずとその良さや愉しみ方が分かってくるもの!

 

おそらく毎年4月中頃~行われると思うので、
ぜひあなたもチェックしておいてくださいね!

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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