- 2019-12-3
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風景を見ていて、ふと以前観たあの絵画が思い浮かんできた。
絵画鑑賞が好きな人なら、おそらく1度は経験した事があると思います。これこそ”風景と絵画がリンクした瞬間!”だと私は思っています。
以前京都で紅葉を見た時の事です。ふと三菱一号館美術館で観たモネの絵が思い浮かんできたのです。
クロード・モネの「サン=ジェルマンの森の中で」(1882年)
どうですか?モネらしい素敵な作品だと思いませんか?
太陽の日差しと日陰のコントラスト!そして赤や黄色、ピンク、緑と様々な色で散りばめられた森の景色。色のハーモニーが実に素敵で、見ていると森の奥に吸い込まれる様な…、そんな錯覚に陥ってしまうほど!
これは以前”三菱一号館美術館”で見た作品ですが、その時の記憶が蘇ってきてきたのです。モネの「サン=ジェルマンの森の中で」が私の心にしっかりと刻まれていたわけですね。
まさに紅葉とモネの名画がリンクした瞬間です!!
絵画「サン=ジェルマンの森の中で」はモネが1882年描いた作品です。
1881年にヴェトゥイユからポワッシーへ引っ越しますが、モネはなかなかこの地に馴染めなかったそうです。そんな理由もあって、同年2月にプールヴィルへ旅行に行きます。この絵は旅行にいく前にポワッシーで描かれたもの。
モネがポワッシーに馴染めなかったなんて、この絵からは微塵も感じられない!
散りばめられたカラフルな色彩と、吸い込まれる空間。見ているだけで、心が洗われる感じです。この絵が描かれたのが秋ではなく、初夏!でも鮮やかな色で散りばめられた景色は、まさに紅葉と言っても過言ではないと思いませんか?
さて、せっかくですから京都で撮った写真をいくつか見せたいと思います。京都は紅葉でも有名な場所!日本の美を兼ね備えた庭園と紅葉の融合はやっぱり最高ですね。では京都の紅葉をご覧あれ!
さすがにモネの絵に似た景色はないけれど、でも緑、青、赤、黄色と色鮮やかな様子は何となく似ていると思いませんか?
まだ紅葉ピークというにはちょっと早い時期ですが、それでも緑と紅葉が良い意味で調和しています。これはこれで風情があってイイですね!
紅葉が良い意味で京都の庭園が合わさり、調和のとれた美の結晶となる!まさに紅葉は美と色の共存によって成立するアートだと思うのです。
そして夜のライトアップもまた味があってGOOD!
今回はあまり絵画とは関係がない記事になってますが、でもたまにはこういった紅葉の様子もイイと思います。もしモネがまだ生きていて、京都の紅葉をカンヴァスに描いてくれたら…、一体どんな作品が生まれるんでしょうね!
もう叶うなら、”その1枚をぜひ見たい!”そう思った今日この頃でした。
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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