”印象派”とは? … 印象派の意味と当時の評価など…

フランスのパリ

 

印象派”とは?

印象派という言葉は元々は、
クロード・モネの作品「印象、日の出」が起源とされています。

 

 「マルモッタン・モネ美術館所蔵、モネ展」のチラシ

この作品は

マルモッタン・モネ展」でも観れますよ!

※参考に⇒「マルモッタン・モネ展」の概要へ 

 

物知りぶるペンギン
そんなわけで、

印象派について話をしたいと思います!

印象派とは?

英語で”the impressionists” 
19世紀半ばにフランスで起こった芸術運動です。

 

印象派”を一言で言えば、

目の前の対象物を画家の感覚で描く絵画

と言った方が分かりやすいと思います。

 描く・・・

特徴は…対象物の輪郭などを排除し、
筆の質感などを残した作風(あえてタッチを残し)
画家の思うがままに描いたものが多いのです。

 

印象派絵画は画家の感覚や印象で描いたもの。

 

考え…・思い…
という事は…

画家によって作品の雰囲気も印象も違ってくるのです!

 

これが印象派の醍醐味でもあるし、

作品を見れば誰が描いたものかも分かる!

 

画家それぞれの個性が出るって事ですね!

 

 

それでは

当時の印象派の評価”はどうだったかと言えば…

実は印象派的な作品は19世紀前からもあったのです…。

 

それが1872年、

クロード・モネの発表した「印象・日の出

「印象、日の出」(1872年)クロード・モネ
「印象、日の出」クロード・モネ
※出展:Web Gallery of Artより

 

の作品がきっかけで

印象派”というジャンルができあがったのです。

 

特にフランスのパリを中心に広まりを見せたそうです。

 

でも当時の印象派絵画は、

全く見向きもされなかったそうです。

 

もちろん専門家からの評価も
低い絵画ジャンルだったのです。

 

というのも…

当時の芸術アカデミーのルールと相反するものだったからです。

 

当時のルールとは、
目の前の対象物を精密に正確に描く
写実主義”というのが評価されていた時代だったのです。

今でいう写真の様にそっくりそのまま描く絵画が高く評価されていたのです。

ペイント 

 

でも印象派は

対象物を感覚で描く絵画”です。

画家の印象で描いた作品だったので、
写実とは真逆の絵画ジャンルだったのです。

それでも着実に展覧会などを開いて、
その印象派の独自性やオリジナリティが評価され始めたのです。

 

今では印象派と言えば

絵画の大きな部分を占めるまでになったジャンルですが、

当時は評価も低ければまったく関心も持たれなかったのです。

 

最初印象派が低評価だったとは…。
意外な事実ですね~。

こういう背景を知っていると、
また違った風に作品も見えてくると思います。

 

 

それと付け足しになりますが、

以前「ルーヴル美術館展」に行った時の事でした…

 

聞いて!!
印象派が生まれるきっかけを作ったのかも!?

と思う作品を最近目にしました!

 

この「猿の画家」という作品です。

「猿の画家」(1833年)アレクサンドル=ガブリエル・ドゥカン「猿の画家」アレクサンドル=ガブリエル・ドゥカン
※出展:Web Gallery of Artより

 

猿が筆をもって絵を描いている~

そんな独特でユーモアの感じる作品ですが、
実は深いメッセージが込められているそうです。

 

それは…”画家は目の前にあるものを

そのまま描くのは猿まねと同じだ!

そこから抜け出してこそ本当の画家なんじゃないのか?

というメッセージが隠されていると言われています。

 

考え…・思い…
まさしく印象派とは、

これまでの常識を覆した絵画だった事になると思います。

 

この「猿の画家」が世に現れたのは約19世紀初めころ。

印象派が生まれるきっかけを作ったのかもしれない。

もしくは印象派が
大々的に誕生するのを予感していたのかもしれない!

 

そう思うとこの「猿の画家」という作品は

かなりの深い意味が込められているようにも思うのです。

 

それでは次に
印象派の起源となった作品でもある
「印象・日の出」について話したいと思います。
印象派とモネを結びつけた名画「印象、日の出」

 

 

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※ここで取り上げている画像は、
「Web Gallery of Art」
の素材(パブリックドメイン)を使用しています。
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