- 2024-1-1
- Enjoy This (観てほしい絵画展)
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辰年の初めを飾るには、竹内栖鳳の墨画「二龍珠」はまさに最適!
現在は広島県にある”海の見える杜美術館”に所蔵されていて、私は見た事のない作品ですが、いつか一度は見たい!と思っている作品です。
・181.1×90.3cm、紙本墨画淡彩、海の見える杜美術館所蔵
竹内栖鳳といえば、京都画壇を代表する一人。
「動物を描けば、匂いまで描く!」と言われる画家ですから、龍の迫力や存在感は圧倒的ですね。
龍は架空の生き物なので、実際はどういった匂いなのか分からないけれど、栖鳳が描くと匂いまで伝わってきそうです。見聞きだけの生き物をここまでリアルに描けるのも、栖鳳ならでは!と思ってしまいますね。
ほぼ墨の濃淡だけで、これほどの龍を描くわけだから…
大胆な構図にも圧倒されてしまうけれど、純粋に絵の上手さも伝わってくる。この栖鳳の「二龍珠」で新年を迎えるのも、イイのではないでしょうか。
という訳で、今年も宜しくお願いします。
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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