- 2024-12-24
- Enjoy This (観てほしい絵画展)
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友達や恋人、もしくは家族と楽しくクリスマスを過ごすのもイイでしょう!
でも、時にはアートでクリスマスを味わう!のもオモシロイと思います。
これも芸術ならではの醍醐味であり、楽しみ方と言ったところでしょうか。
今回は風刺雑誌『The Judge』から、クリスマスにちなんだ表紙デザインを挙げてみました。
たまにはアートでクリスマスを華やかにしてみてはいかがでしょうか。^^
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【 目次 】 ・『The Judge』とは、どういった雑誌だったの!? |
『The Judge』とは、どういった雑誌だったの!?

雑誌『The Judge』のヘッダーデザイン (※Public Domain画像)
まず雑誌『The Judge』から、簡単ですが紹介したいと思います。
『The Judge』は1881年~1947年まで、アメリカで発行されていた週刊雑誌でした。
元々は雑誌『Puck』から脱したスタッフたちによって誕生した雑誌でした。
発行部数もそれなりに好調で、1890年代になると部数8万5,000部を突破!
1912年には10万部を超える部数を記録したそうです。
当時としては、かなりのヒット雑誌だったようです。

アメリカの風刺雑誌『JUDGE(1884年12月27日号)』 ※Public Domain画像
見て分かる通り、非常に風刺が利いたデザインが特徴的!
良くも悪くも当時の社会や生活を面白おかしく表現したデザインで、現在で言うブラックジョークみたいな感じでしょうか。
一時期ヒットしたのも頷けますね。
というわけで、次からクリスマスをテーマに、いくつか表紙デザインを挙げていこうと思います。
クリスマスがテーマの表紙を選んでみました!

アメリカの風刺雑誌『JUDGE(1889年12月28日号)』 ※Public Domain画像
初期の頃は白黒だったのに、この頃になるとカラーによる印刷に変わっていった。
時代の流れを感じさせるのも、この雑誌の魅力かもしれませんね。

アメリカの風刺雑誌『JUDGE(1893年12月23日号)』 ※Public Domain画像
1890年代初期は5万部を超える発行部数で、当時としては人気の雑誌だったそうです。
こういった表紙を見ると、人気だったのも頷けますね。

アメリカの風刺雑誌『JUDGE(1914年12月5日号)』 ※Public Domain画像
1914年といえば、歴史的出来事に第一次世界大戦があります。
でも表紙を見る限り、戦争があったなんて想像も出来ないですね。

アメリカの風刺雑誌『JUDGE(1916年12月2日号)』 ※Public Domain画像
何とも味のあるサンタさんの顔!!
あえて筆のタッチを残した様は、芸術性も感じられますね。^^

アメリカの風刺雑誌『JUDGE(1919年12月6日号)』 ※Public Domain画像
今回紹介した雑誌『JUDGE』ですが、雑誌の存在については先日偶然発見したものでした。
発見した時は、芸術性に溢れた表紙にシビレましたね。^^
まさか、こんな風刺の利いた洒落た雑誌があったなんて!!

アメリカの風刺雑誌『JUDGE(1922年12月9日号)』 ※Public Domain画像
一昔前の雑誌とはいえ、こうやって見ると非常に味わいがあってイイ!
しかもアーティステックな感じがあるからよりオモシロイ!!
すでに廃刊している雑誌とはいえ、芸術的な点では色褪せていないと思います。

締めに個人的な願望として…
こういったユニークな雑誌があったなら、表紙のデザインだけを展示した展覧会を開催してもオモシロイ!
週刊雑誌として約70年近く続いたわけだから、3000点ほどは発行されていたはず。
となれば、かなりの大規模展覧会になると思いませんか!?
今回は”アートでクリスマスを華やかに!”というテーマで、風刺雑誌『JUDGE』を挙げてみました。
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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