これは魅入る! 日本人が好みそうな”チャイルド・ハッサム”の作品ベスト3!!

Oil paint on the canvas

 

日本で”印象派”は人気の絵画ジャンルですが、でも”チャイルド・ハッサム”という画家は意外と知られていない様です。

 

ハッサムの作品は日本人が好きそうな画風なので、知らないのは非常に勿体ないと私は思っています。

今回は知ってもらうためも兼ね、私の独断と偏見で「日本人が好みそうなチャイルド・ハッサムの作品ベスト3」を挙げていこうと思います。

 

日本人が好みそうなチャイルド・ハッサムの作品ベスト3

今回私が選んだ基準はコレです!
私が選ぶベスト3! 「雨の日の5番街」
私が選ぶベスト2! 「金魚の鉢」
私が選ぶベスト1! 「雨の日のシャンゼリゼ通り」

※参考:アメリカ印象派の立役者”チャイルド・ハッサム”について解説!

 

 

 

 

今回私が選んだ基準はコレです!

アートを愉しむ!

ずは、今回私が選んだ基準について話そうと思います。

肝心の選考の基準ですが、ハッキリ言って私の独断と偏見です。^^ 私がイイな~と思う作品を選ばせて頂きました。

ですから今回のベスト3は、純粋に私個人の主観というわけです。

 

でも一応”美術通”を謳っている私ですから、少なくとも共感してもらえるだろうと、ちょっとは自負もしています。

 

「ニューハンプシャー州、ニューフィールズの景色」(1909年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

「ニューハンプシャー州、ニューフィールズの景色」(1909年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

・31.5×46.4cm、カンヴァスに油彩、ヒューストン美術館所蔵

本来”絵画は鑑賞者の主観や解釈が大事だと思うので、今回の様に”私が選ぶベスト3!”というのは、ちょっとおこがましいかもしれない。

でも、知ってもらうための手段として、たまにはこういう試みもオモシロイと思います。

 

多くの人は”印象派”といえば、モネやルノワールなどの名を挙げがちですが、実は他にも素敵な画家が数多くいます。

今回の話で少しはチャイルド・ハッサムに触れてもらえたら幸いですね。

・(参考)アメリカ印象派の立役者”チャイルド・ハッサム”について解説!

 

 

 

 

私が選ぶベスト3位! 「雨の日の5番街」(1893年)

「雨の日の5番街」(1893年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

「雨の日の5番街」(1893年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

・カンヴァスに油彩、ジョン&マーブル・リングリング美術館

まず私がベスト3に選んだ作品が、「雨の日の5番街(Rainy day on Fifth avenue)」です。

何とも水彩画チックで、オシャレな画風なのがたまらなく素敵!純粋に私の個人の印象で選ばせて頂きました。

フランスのパリかと思いきや、実はアメリカのニューヨーク市マンハッタン区を縦断する”アヴェニュー”を描いた作品です。

当時、すでにカメラ(写真)の技術はありましたが、あえて絵画という媒体を通して街並みを垣間見れるのがイイ。筆のタッチもオシャレで、実にセンスを感じさせる作品だと思います。

 

私の考え
上の作品を見ても分かる通り、チャイルド・ハッサムは非常に素敵な絵を描く画家です。

探せば他にもたくさんのイイ作品に出会えると思いますが、中でも私が推したいポイントは、雨の日の風景画です。

ハッサムは都市の街路を好んで描いていますが、”雨に濡れた道路の描写”はハッキリ言って圧巻の一言!

濡れた道路の質感や、写る街並みの様子。印象派絵画は雰囲気を表現するには最適だと思うので、雨と光の機微を描くという点では、非常に相性がイイのかもしれないですね。

私が言うのもなんですが、”雨の日の風景画”は見惚れるくらい素敵な作品です。

 

 

 

私が選ぶ2位! 「金魚の鉢」(1912年)

「金魚の鉢」(1912年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

「金魚の鉢」(1912年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

 

そして私がベスト2に選んだのが、「金魚の鉢(Bowl of Goldfish)」という作品です。

選んだ理由は、画風がとても明るく、どことなく日本を感じさせる絵だから。

個人的に明るい画風が好きというのもありますが、やっぱり日本人だからでしょうか。自分と共通点を感じる作品は、妙に印象に残ってしまいますね。

そして何より惹かれるのは、中央に位置する”金魚鉢”です。おそらくハッサムがこの絵で一番描きたかったモノだろうと思います。

鉢に映り込む光の反射具合は、実に絶妙的です。この金魚鉢だけでも、ご飯が進みそうな感じです。^^

これはぜひ間近で観てみたい作品です。

 

 

 

私が選ぶベスト1! 「雨の日のシャンゼリゼ通り(1887年)

「雨の日のシャンゼリゼ通り」(1887年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

「雨の日のシャンゼリゼ通り」(1887年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

 

最終的に私がベスト1に選んだのは、雨の日のシャンゼリゼ通りを描いた風景画です。

理由は、何といっても街並みの美しさ当時のファッションが垣間見れるから。

「シャンゼリゼ通り」はフランスのパリ市内北西部にある通りです。フランスを象徴する”凱旋門”が、奥にうっすらと描かれていること事からも、分かるかと思います。

 

そして”ベスト3位の「雨の日の5番街」”でも話しましたが、を描いているのもポイントですね。

濡れた道路の描写もそうですが、右端に描かれている傘を差している2人の女性も同じく素敵です。非常にファッショナブルで、オシャレな感じが見て取れるから。ハッサムと印象派絵画の相性の良さを感じる瞬間ですね。

 

 

はチャイルド・ハッサムは、1886年にニューヨークで開催された「印象派展」に魅了され、その後約3年間をフランスのパリで過ごしていました。その時に描いた作品が、上の「雨の日のシャンゼリゼ通り」というわけです。

つまり印象派で描くようになった初期の頃の作品です。

 

「雨の日のボストン」(1885年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

「雨の日のボストン」(1885年)フレデリック・チャイルド・ハッサム

 

ちょっと参考ですが、数年前に描いたボストンの街並みの絵がありますが、画風の違いは一目瞭然だと思います。

「1886年の印象派展」は、画家”ハッサム”にとって大きな分岐点というわけです。

 

 

私の考え
どうでした?

あなたが気になった作品はありましたか??

2024年は「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館展」も開催し、チャイルド・ハッサムの作品も数点展示されます。

これまでも日本で展示される事はあったけれど、やっぱりアメリカの印象派画家ですからね。アメリカにあるウスター美術館所蔵の作品が見れるのは、実に魅力的だと思います。

 

印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵

・(東京展)2024年1月27日(土)~4月7日(日)、東京都美術館にて
・(郡山展)2024年4月20日(土)~6月23日(日)、郡山市立美術館にて
・(八王子展)2024年7月6日(土)~9月29日(日)、東京富士美術館にて
・(大阪展)2024年10月12日(土)~2025年1月5日(日)、あべのハルカス美術館にて

 

という訳で、展覧会でハッサムの作品を見かけたら、ぜひ気に留めて魅入ってほしいと思います。

 

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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