- 2023-6-18
- Enjoy This (観てほしい絵画展)
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実は先日、オーギュスト・ロダンの代表作「考える人(The Thinker)」のフィギュアを買ってしまいました。
購入目的は至って単純で、”完全なる衝動買い”というやつです。元々芸術好きだからなのもありますが、純粋に興味本位でポチってしまったというわけです。昔からフィギュア系は好きだったので、いくつか持ってはいましたが、まさかアート系のフィギュアがあるとは知らなかった。^o^
今回購入したのは次世代アクションフィギュア「figma」の、”テーブル美術館”シリーズの一つ。現在は「叫び」や「ダビデ像」なども発売しています。でも人気なのか?最近は”品切れ”だけでなく、”高値”が付いているものも多数ある様です。アニメ系のフィギュアで人気なら分かりますが、アート系で人気というのもちょっと意外と言えば意外。でも実際にフィギュアをいじってみれば、人気なのも分かる気がしますね。^^
なにせ、クオリティ(質)が物凄く高い!から。
今回はちょっと嗜好を凝らして、購入したフィギュア「考える人」でこんな遊びをしてみました。ストーリー形式でお見せしながら、話していこうと思います。
自分の好きなポーズを取らせて、カメラに収める!
フィギュア好きだったら、おそらく誰もがやっている事だろうと思います。
先ほどちょこっと触れましたが、元々私はフィギュアが好きな人間です。このブログでもたまにフィギュアを交えた画像も使っているので、別に言わなくても”この人フィギュア好きなんだな~”と分かっていた人もいると思います。そんなフィギュア好きにとって、特に可動フィギュアは大好きな部類に入ります。なにせ、好きなポーズを取らせて、カメラに収める事が出来るわけですから!
関節が自由に動かせるので、あれこれ色々なポーズを取らせてみる。(この試行錯誤している時間も、本当に楽しいですね。)気に入ったポーズが決まれば、後はカメラで”パシャッ!”と。そして気が付けば、時間があっという間に過ぎていて、撮った画像の枚数も物凄い数に…。
こういった作業が、たまに夜な夜な部屋に籠って行われるわけです。でも日によっては本当に後悔の連続!次の日が仕事の時は、「なんで今日フィギュアをいじってしまったのだろう…」って。至福の時間も、遊ぶ時間帯が重要って事でしょうね!
ショートストーリー:「筋トレをする”考える人(The Thinker)”」
先ほどお話した様に、私は夜な夜な部屋に籠ってフィギュアいじる事があります。そして好きなポーズを取らせて、カメラに収める!これはこれで至福の時間だったりします。今回は可動フィギュア”考える人”を、色々とポーズを取らせ撮ってみたので紹介していこうと思います。でもただ並べるだけだと面白くないので、ちょっと私なりにストーリー形式でお送りしようかと。
実は私は週に2~3回ほど、スポーツジムに通い体を鍛えたりしています。年齢の割にはお腹も出ていなく、筋肉質な体型かな?と思っています。他人からも言われるので、間違いなく細マッチョ!彫刻”考える人”と同じような体型かな?と思っています。というわけで今回の話は、筋トレをする”考える人”でお話ししようと思います。
ここからは完全に自己満足と遊び心満載のお話なので、興味のある人は暇つぶし感覚で見てもらえたら幸いですね。
それでは、ショートストーリーの始まりです!
スポーツジムで体を鍛えている人間にとって、他人の筋肉美にはどうしても目が向いてしまうものです。もちろんそれは人間だけじゃなく、フィギュアに対しても言える事!例えばフィギュア「考える人」の筋肉美も、筋トレしている私にとっては興味の的です。一体どうやったら、ここまで引き締まった肉体美になるのだろう!?
今回はフィギュア「考える人」を眺めながら、筋トレの風景を創造してみたのでした…
・・・
さて見てもらえば分かると思いますが、「考える人」の身体はある意味理想的な筋肉美だと思っています。盛り上がった筋肉の隆起に、無駄のない体。そして反射する光沢感??「考える人」は彫刻作品(ブロンズ像)、鉄なので光沢感があるのは当然ですよね。
でも筋肉表現は、嘘は付きません!本物の人間をモデルとしているなら、この筋肉美は正真正銘本物の筋肉を再現しているから!
もしかしたら、「考える人」のモチーフになった人は、体を鍛えていた人なのかもしれない!そうでないと、この筋肉美は仕上がらないと思うからです。
一体どんな鍛え方をしていたのか?
気になりませんか??
例えばこういった感じに!!つまり今で言う”腕立て伏せ(Push-Ups)”です。
ここまで筋肉質な体ですから、腕立て伏せもそれなりの回数をこなせると思います。だって、腕の筋肉は相当ありますから!!
さてフィギュア”考える人”は、一体何回腕立てが出来るのだろう??
・・・
この余裕な表情!!(Easy!?)
予想通り筋肉質な体なだけあって、”考える人”も余裕に腕立てをしている様ですね!!
50回、100回も余裕で行ける感じがしませんか!?
アレ!?
意外と駄目だった様ですね!!^^
10回を超した辺りから、完全にダウンしてしまった様です。”考える人”の筋肉は、見掛け倒しだったって事でしょうか!さすがの”考える人”も、この10回ちょっとという回数には落ち込んでしまったようで…
完全にショックを受けている様です。
・・・
Oh my gosh!!
相当ショックだった様ですね。完全に気持ちもDOWNし、うな垂れています。
でも筋肉美を誇る人からすれば、「筋肉量=体力・力」というわけではないそうです。ボディビルダーは筋肉を見せる事が目的ですから、「筋肉=見せるためのもの」がすべて!これで十分目的達成だそうです。だから”考える人”が腕立てを出来なくても問題なし!!筋肉美として披露できればイイわけですから!!
とはいうものの、やっぱり見掛け倒しで終わったしまった”考える人”は、相当ショックだった様ですね。なげやりになった感じで、もうやる気も失せてしまったみたいで…。僕のパソコンの上で、寝転がってしまいました。
これじゃあ、ブログも書けやしませんよ~ (OH NO!)
そして最終的には元の”考える人”のポーズに戻ってしまいました。やっぱりこのポーズが一番しっくりくるようですね。ちなみに考える様なポーズをしていますが、実際は考えていませんけどね!^^
考える人 Le Penseur(仏)ロダンの彫刻。
『地獄の門』(1880‐1917)の扉上部の欄間部分中央に、岩の台座に坐る人物像で、門全体の要として構想された。ロダンは最初この場所にダンテ像を考えていたので、この像が拡大され独立像として公開されたときは、”詩人”と呼ばれてた。のちにされに拡大され、モニュメントとして一時パリのパンテオンの前に設置され、現在はパリのロダン美術館前庭をはじめ、東京の国立西洋美術館など世界各地に数体ある。
・出典元:『新潮 世界美術辞典』
という感じでお送りした「ショートストーリー:筋トレをする”考える人”」でした。
さすがに今回の内容は美術に関係ないかな?と思いつつ、でも一応フィギュアとはいえ”彫刻作品”が元になっているわけですから!そんなわけで、書いてみましたがどうでしたか??
実は”figma”のフィギュアをいじってみて思ったのですが、本当によく出来ています。造形もさることながら稼働範囲も凄いです。現在”テーブル美術館”シリーズは、「考える人」だけでなく、「ミロのヴィーナス」や「ダビデ像」、それから「叫び」などたくさんあります。誰もが知っている芸術作品をフィギュアとして再現するのも、実にオモシロイですね。
ちなみに本物「考える人」(オーギュスト・ロダン作)は、現在上野にある国立西洋美術館の前庭で見る事は出来ます。ぜひそちらも行って観てほしいと思います。
もちろん、夜な夜ないじるフィギュアも楽しいですが^^。
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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