テンペラ画とは?

混ぜる

テンペラ画とは?

 

ボッティチェリ展で展示される作品はどうやって描かれたか…

作品の制作データを見ると、
”板”と”テンペラ”という字を見かけると思います。

これは板にテンペラで描いたという意味なのですが…

 

でもいきなり”テンペラ”と言われても

どういう意味か分からない人も多いと思います。

 

物知りぶるペンギン
そんなわけでここではテンペラについて
出来る限り分かりやすく話していきたいと思います。

 

ボッティチェリは1444年~1510年の芸術家です。

今から約500年も前に生きていた実在した芸術家です。

その当時の絵画制作がどんなものだったのか?
イメージするとこのテンペラという意味が分かってくると思います。

 

テンペラ”とは?

… ラテン語で「temperare」
混ぜ合わせるという意味です。
油絵具が登場するまで西洋絵画で主に使われていた技法。
主に粉状の顔料と乳化作用の持つ卵の黄身などを混ぜ合わせて絵具を作っていました。

 

いきなりの質問ですが、

絵の具
今から約500年も前の時代では、

今の様なチューブの絵の具ってあったのだろうか?

 

実はなかったのです。

(チューブの絵の具が発明されたのは1800年代前半と言われています。)

 

じゃあどうやって当時は
絵を描いていたかと言うと…。…

顔料

当時では(今から500年前)、
粉末状の顔料と液状のものを混ぜて絵具として使用していたそうです。

そうやって混ぜ合わせる事がテンペラと言います。

主にその液状のモノとして””などが使用されていたのです。
(卵以外にも、はちみつやにわかなどがあります。)

 

だから当時では絵の具を作るために、
粉末の顔料と卵などを混ぜていたのです。

でも今ではチューブ状になっているので、
そのままパレットに出して使えるので本当に便利になったものですね~。

 

つまりテンペラという技法は、

顔料と卵など液状のものを混ぜ合わせて描く事なのです。

 

さて、
そのテンペラという技法ですが~

聞いて!!
実は意外にもスゴイ特性があったのです!

 

テンペラは今でいう油絵の様に変色(変黄、)しにくく、

そして乾きやすく重ね塗りが出来る特性があるのです。

それに定着効果が優れていたので、

数100年経っても変黄など痛みにくいという性質があるのです。

 

だからボッティチェリの作品が500年経った今でも
当時と同じような雰囲気の作品を見る事が出来るのです。

そう思うと、
このテンペラという技法は誰が考えたか分かりませんが、

本当にスゴイものですね!!

 

考え…・思い…
今のチューブ状の絵の具は多少なり進化しているとはいえ、
基本的な部分は変わっていないんだな~と思います。

 

 

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