- 2015-11-5
- For you (”Art”なイイ話)
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ホワイトデーでお返しとして渡す定番スイーツ”マカロン(Macaron)”。実はArt(芸術)とも関係があると思っています。それは起源を調べていくと、分かってくる事!
これまで私はバレンタインのお返しとして、マカロンを何度も女性に贈ってきました。個人的な感触としては比較的喜ばれるスイーツだと思っています。
カラフルで彩り華やか!しかも食べる時にほんのりくる上品な香り!!サクッとした食感と風味豊かな味わい!!!
まさに女性への贈り物としては最適だろうと思っています。
せっかく贈り物を渡すなら、喜ばれた方が良いですしね!それに女性に贈るわけですから、ちょっとした”出来る男!アピール”ができるかもしれないし…。当然ながら、自分が贈るモノの起源や意味も知っておいた方が良いだろうと思うわけです。
”マカロン(macaron)”ってどんなスイーツなの?
色々な色が楽しめ、上品な香りが魅力のマカロン。改めてどんなスイーツなのだろう?
マカロンはフランス語で”macaron”。
メレンゲを用いたフランスを代表する焼き菓子です。
(作り方)
メレンゲに様々な材料を加え、絞り出し乾燥させて焼き上げます。そして間にクリームを挟み混み仕上げていくお菓子。またメレンゲに加える材料や間に挟むクリームによって、様々な色や風味を楽しむ事もできます。最近ではお土産やホワイトデーのお返しとして人気の洋菓子になってきました。
マカロンの作り方の手順は実に簡単です。でも作るのが非常に難しいとされているスイーツ。プロのパティシエでもかなりの技術が必要で、マカロンが作れて一人前のパティシエと言われるそうです。
見た目は可愛くてオシャレなスイーツ、でもお値段はそれなりにするし、あまり日持ちもしない。渡すタイミングに合わせて購入するのも腕の見せ所。まさに男泣かせのスイーツでもある!
作るパティシエ側もそうですが、渡す男性にとっても腕の見せ所が問われるスイーツなのです。でも女性に喜ばれやすいスイーツだけに、ついつい買ってしまいたくなるわけですが…。
さて、そんなマカロンですが、起源を探っていくと芸術とも関りがあると思うのです。
”マカロン(macaron)”の起源とは?
カラフルなマカロン自体”アートでオシャレ”な感じがすると思います。でもマカロンの起源を知れば知るほど、芸術との関係性も見えてくるわけです。
このマカロンですが、起源は実はイタリアだった!
時代でいうと16世紀。イタリアのフィレンツェ出身の”カトリーヌ・ド・メディシス”がフランスの王アンリ2世に嫁ぐ際にイタリアから持ち込んだお菓子が元祖と言われています。そしてこれがフランスで広まり今に至ったと言われています。
ここでピンと来た人も多いのでは?”カトリーヌ・ド・メディシス”??つまり当時イタリアで権力を持っていたメディチ家出身の女性だったのです。
当時メディチ家は銀行業や政治で大きな力を持っていた一家。今でいう財閥の様なものですね。しかもこのメディチ家は芸術にも大きな貢献をしていました。有名どころで言えばダ・ヴィンチのパトロンにもなっていました。もちろん他にも多くの画家の支援をしていたのです。そういう意味でもメディチ家は「ルネサンス」を広めた立役者でもあるのです。
芸術に精通し芸術家を支援していた”メディチ家。そんなメディチ家の女性が持ち込んだお菓子が起源だとすると…、マカロンが”芸術”と言われても納得してしまいますよね!それに彩鮮やかでカラフルなだけに、Artなスイーツと言っても過言ではない!と思うのです。
もちろん当時のマカロンは今ほどカラフルでもなかっただろうし、時代と共にバリエーションが豊富になったとは思います。それでもマカロンがメディチ家と関係があった時点で、”マカロンもArt(芸術)!”だと思いませんか?
それでは締めとして、私が遊び心で撮ったマカロンの写真もどうぞ!
カラフルでオシャレなマカロンが転がっていますが、横になぜか不気味な画家が!?これは私の遊び心が生んだ芸術だと思ってください。あしからず。^^
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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