「松方コレクション展」へ行ってきました!

国立西洋美術館で開催「松方コレクション展」

 

令和元年6月11日から始まった「松方コレクション展

先日の土曜日(6月22日)に行ってきました。

 

この企画展は国立西洋美術館開館60周年を記念しての開催で、
普段見れない様な貴重な作品がいくつも展示されるとの事。

 

そんな記念すべき開催だからなのだろうか?

・・・

国立西洋美術館
この国立西洋美術館は普段よりも混んでいる感じに見えたのです。

この美術館の基礎ともいえる
松方幸次郎氏のコレクションが色々と見れるだけに、
ぜひ行ってほしい企画展だと思います。

 

考え…・思い…
さて今回の感想を一言でいうとしたら…

松方コレクションをもっと観れたらな~

この一言に尽きますね!!

良い作品もたくさんあって、
個人的にもイイと思える絵が何枚もあった。

でも松方コレクションはまだまだあるはず!
そう思ったら
150点そこらでは物足りない!と思ってしまいますね。

 

ちなみに「松方コレクション展」を観終えたら、
常設展もぜひ行ってほしい!!

国立西洋美術館で開催「モダン・ウーマン展」
というのもモダン・ウーマン展」が開催しているからです。

2019年6月18日~9月23日まで開催で、
フィンランド美術を彩ってきた女性芸術家たちの作品が展示しています。

「松方コレクション展」とほぼ同時期に開催しているので、
ぜひ常設展に行って観てみて下さい!!

 

それでは
松方コレクション展の中身に迫ってみたいと思います。

 

・・・

まず最初に出迎えてくれたのが

「睡蓮」(1916年)クロード・モネ

「睡蓮」(1916年)クロード・モネ

何度も観た事があるモネの名作「睡蓮」(1916年)だったのです。

まさか一番最初に展示しているとは思いもしませんでしたね!

 

考え…・思い…
今回の「松方コレクション展」は
色々な作品がずら~と所狭しと展示しているのが特徴!
ちらほらと見たことのある絵も多数あって、
”アッ!これ観たことある!!”と懐かしさも感じてしまうものばかり…

それだけ有名どころも多いって事なんでしょうね!

 

例えば最初の方で観れた
この絵もそんな感じで…。

・・・

「愛の杯」(1867年)ダンテ・ガブリエル・ロセッティ

「愛の杯」(1867年)ダンテ・ガブリエル・ロセッティ

これは馴染み深い”ロセッティ”の作品「愛の杯」です。

今回はこの愛の杯
夜明けの目覚めの2作品がありました。

 

考え…・思い…
何度見ても思う事ですが…
ロセッティが描いた女性は本当に独特で印象に残りますね~。

美しいブルーの瞳
でも力強さがあってどことなく優しさも感じられる目

そして肉付きの良い鼻や唇の厚み

何だか男性っぽい感じもしないでもないですが、
でもこの描かれているモデルになっているのが
ジェーン・バーデン”(のちに結婚してジェーン・モリス)という女性です。

ちなみにロセッティはこのジェーンをモデルに何枚も描いています。
よっぽどこの女性に対して特別な感情が無ければ、
何枚も好んで描けないと思うのですが…。

実際ロセッティとジェーンは互いに惹かれあっていたそうですが、
でもそれぞれ違う人と結婚してしまったそうです。

つくづく男女の愛は上手くいかないというか、
本当に分からないものですね…。

 

考え…・思い…
ロセッティの絵は情熱的な感じもするので、
見れば見るほど惹かれる魅力を備えています。

これは必見ですよ!!

 

・・・

「波」(1870年頃)ギュスターヴ・クールベ

「波」(1870年頃)ギュスターヴ・クールベ

 

・・・

「ピエタ」(1876年)ギュスターヴ・モロー

「ピエタ」(1876年)ギュスターヴ・モロー

 

今回の松方コレクション展では、
風景画、人物画、歴史画など…
実に様々なジャンルの絵が見れました。

でも風景画や印象派の絵が比較的多い印象ですね。

やはり松方幸次郎さんが印象派の巨匠”クロード・モネ
交友があったのも影響しているのかもしれないですね。

 

・・・

「芍薬の花園」(1887年)クロード・モネ

「芍薬の花園」(1887年)クロード・モネ

これはモネの芍薬の絵。

今回見れた絵の中で特に印象に残った1枚です。

 

考え…・思い…
赤い芍薬の花の美しさというか、
目に飛び込んでくるような鮮やかな赤。

これは写真で見ると生で見るのでは全く違いますね!

 

そういえば、
写真と本物では違うと言えば…

「アルルの寝室」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

「アルルの寝室」(1889年)フィンセント・ファン・ゴッホ

このゴッホの絵「アルルの寝室」も注目して観てほしい!!

 

絵を見て感動!
ゴッホは厚塗りの技法が特徴的で、
実際に見ると絵の具の盛り方が味わえるのがイイですね!!

まさにゴッホは生で観るに限りますね!!

それにしても…
ゴッホの絵を観ていると触ってみたくなる欲望に駆られてくるんですよね~。
(作品に触ってはダメですが…)

 

・・・

「波立つプールヴィルの海」(1897年)クロード・モネ

「波立つプールヴィルの海」(1897年)クロード・モネ

 

・・・

「オランダの冬景色」(1650-1655年)アールト・ファン・デル・ネール

「オランダの冬景色」(1650-1655年)アールト・ファン・デル・ネール

 

今回「オランダの冬景色」の様な興味深い絵もありました。

これはよ~く見てみると、
スケートをしているのが分かると思います。

この絵は1650年頃の絵ですが、
この頃にはスケートの様なものがあったという事なんでしょうね。

こういった発見が味わえるのも絵の醍醐味ですよね!

 

・・・

それでは画像では挙げられないのですが、
今回気になった絵をいくつか紹介したいと思います。

・「救助船」(1889年)フランク・ブラングィン
・「水雷艇夜戦の図」(1905年)チャールズ・ネイピアー・ヘミー
・「裕仁殿下のル・アーヴル港到着」(1921-1922年)ウジェーヌ=ルイ・ジロー

この3つの絵はどれも””がテーマになっている作品です。

 

考え…・思い…
松方幸次郎氏は造船業を営んでいたためか、
船の絵は比較的多かったのが印象的です。
しかもどれもイイ具合に良い絵ばかりなのです!

特にフランク・ブラングィンの「救助船」は良かった!!

荒れた天候の様子や荒れ狂う波、
それに立ち向かっている様が姿が伝わってくるかの様な…

元々ブラングィンは船乗りだったからか、
この絵にはその生々しい体験が込められているのかもしれないですね。

まさに体験に勝るものはないと思います。

 

こんな感じで
様々な絵を堪能した後に待っていたのが今回の目玉作品

「松方コレクション展」の図録
クロード・モネの「睡蓮、柳の反映」(1916年)でした。

修復してのお披露目だった今回でしたが、
やっぱり上半分がほとんど無地の状態だったために、
正直言うと物足りなさがあるというか、
未完成にも見えてしまいますね…。

失ったものはかなり大きいな~”と
改めて感じられてしまったのでした。

 

・・・

こんな事が…
今回観れたのは約150点ほどでしたが、
もし国立西洋美術館で所蔵しているコレクションが

すべて一堂に見れたらどんなに凄い事だろう…。

 

…そう思った
令和元年の「松方コレクション展」だったのでした。

 

 

※ここで取り上げている画像は、
「Web Gallery of Art」など”パブリックドメイン”を使用しています。
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