地面が”Pink”でもイイんだ!

地面

地面が”ピンク”でもイイんだ!!

 

芸術に身を置いている人からすると、
ある意味”当たり前”な認識なのかもしれませんが…。

 

この”地面がピンクでもイイんだ!”という言葉は、
改めて聞くと”衝撃的”にも思えてしまうものです。

この言葉は先日ニュース”ZERO”を見ていた時に、
荒木飛呂彦先生の「ジョジョ展」が取り上げられていて、
その時に出てきたエピソードなのです。

 


※荒木飛呂彦先生は漫画家として活躍中で、
代表作には「ジョジョの奇妙な冒険」があります。

この「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画は、
その描写が実に奇妙でユニークな事で知られています。
(キャラクターの動きや擬音、色使いなども独特です。)

実はこの荒木先生の「ジョジョ」の作風(絵柄)は、
芸術から大きく影響を受けているそうです。

 

イタリアの”ルネサンス芸術
(特にミケランジェロ)からの影響が大きいそうです。
言われてみればこのような独特なポージングは、
ミケランジェロの様な動的というか躍動感が感じられませんか?

もちろん”地面がピンクでもイイんだ!
こう感じたきっかけも
元は”芸術”から来ているそうなのです。

 

ポール・ゴーギャン「海辺の騎手たち」(1902年)

ポール・ゴーギャン「海辺の騎手たち」(1902年)

これはポール・ゴーギャンの作品「海辺の騎手たち」

これは海辺にいる馬に乗った騎手たちの様子を描いたもの。
特徴的な事として
”地面の色がピンク”で塗られていますよね。

荒木先生はこの絵から
地面はピンクでもイイんだ!”と思ったそうです。

 

考え…・思い…
地面だから”茶色”というわけではないんですね。
離れて見ると”茶色”に見えるかもしれないけど、
近くから見ると白や黒、赤に青など
色々な色の集合体からなっているんですよね。

 

クロード・モネ「かささぎ」(1868~69年)

クロード・モネ「かささぎ」(1868~69年)※オルセー美術館所蔵

ちなみにこれはモネが描いた作品「かささぎ」

これもよく見ると分かる事ですが、
雪だから白というわけではないのです。

雪にも白色以外に青やピンク、
黒など色々な色で雪が描かれています。

光が当たって白や黄色っぽく見えたり、
熱によって赤みが帯びているように見えるって事でしょうか…。

つまりは地面にも色々な色があるって事!
地面だから”茶色”だけではないのです。

こんな風に絵画では
本質を見る目が必要なのかもしれませんね。

 

仮に小学校や中学校の授業で
地面をピンクで塗ったりしたら、
精神的に問題があるのでは??なんて指摘されそうですが…。
こういった考え自体が異常なのかもしれないですね。

だからもし学校でダリ(サルバドール・ダリ)が奇妙な絵を描いたら…。
ダリは精神異常者と見られていたかも…。
もしダリが日本で生まれたら、
今日のような評価は得られなかったかもしれないですね。

 

 考え…・思い…
特に絵画の世界では常識も正解もないのかもしれないですね。
こういった自由さというか、
豊かな表現が絵画の楽しさでもあると思います。

 

…この”ニュース”ZERO”を見て、
改めて”芸術”って奥が深いな~と思ったのでした。

 

 

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