- 2016-8-24
- For you (”Art”なイイ話), Museum (美術館について)
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美術館に行くと思う事ですが、
館内は温度や湿度の管理がされているのが分かります。
特に暑い夏の時期に行くと、
美術館の中の環境が身をもって分かるものです。
私の場合元々人間観察も好きなので、
美術館に行くと
ついつい中にいるスタッフのしぐさとかも観察したりするのです。
(絵画鑑賞が好きだから、その影響かな!?)
それで館内にいるスタッフの人を見ていると、
椅子にひざ掛けっぽい毛布があるのに気が付きます。
それを見る度に、
ず~と館内に居ると寒いのかな!?なんて思ったりします。
それにあちこちに除湿器?らしいものがあったりします。
(日本の夏は湿度も高いので、
絵画にはあまり良くないのかもしれませんね~。)
こういうシーンを見る度に、
美術館内は必ずしも
人間に適した環境ではないのかも!?って思ったりします。
それでちょっと気になったので、
美術品に適した環境について調べていくと…
ここでちょっと問題ですが、
絵画の最適な温度はどのくらいだと思いますか??
ここでは特に
絵画(油絵)について話しますが…
まず絵画に適した温度ですが、
”約20度前後”なのだそうです。
20度前後って事は、
ず~といると肌寒くなく温度だと思います。
(人によって多少違いはあると思いますが。)
それでは湿度は??
… 最適な湿度は”約55%”だそうです。
思ったよりも湿度は高いのです。
私の予想では
乾燥している位がちょうどイイのかな?と思っていましたが~
人間の快適とされる気温や湿度は、
季節によって多少の違いはありますが
夏だと大体25~26度くらいの様です。
湿度は約50~65%位になるそうです。
(クーラーの設定で25度位が良いと言われているのはこのため?)
こう見ると絵画も人間も
適した環境はある程度同じなんですね!
ただ絵画の方が若干気温が低いのです。
だから夏美術館に行くと、
ちょっと涼しいかな?って思うのはこのためなのかもしれませんね。
逆に冬になると20度前後くらいが人間にとっての理想の気温なので、
冬の美術館の館内の環境は、
人間にとっても絵画にとっても最適なのかもしれません。
当たり前のことですが、
美術館ですから主役は美術品や作品です。
だから美術館が
美術品にとって最適な環境なのは当然!
美術館は美術品にとって家みたいなものだと思います。
こういう事がある程度分かってくると、
夏に美術館に行く際は
ちょっと羽織るものが1枚あるとイイのかもしれませんね!
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