- 2016-9-23
- Artist (画家について), For you (”Art”なイイ話)
- コメント:4件
ユニークな髭が特徴で、自称”天才画家”と謳っているスペインの画家”サルバドール・ダリ(Salvador Dali)”。
シュルレアリスムを代表する画家だけあって、歪んだ時計や幻想的な作風はよく知られています。でもダリの本当の姿は、意外と知られていないのでは?と思うのです。
例えば、ダリは自分を”天才”と言っていたけれど、本当のところどうだったのだろう?それから、妻ガラとの関係も気になりませんか??
先日『世界を変えたダメ偉人』という番組が放送されていて、ふと気になったので見てしまった。
するとダリの知られざる姿を覗き見れたのです!
画家サルバドール・ダリは天才!? ダメ偉人だった?
番組のタイトルが『世界を変えたダメ偉人』というだけあって、画家サルバドール・ダリはダメ偉人!と思ってしまう。でも実際のところどうだったのだろう?
一見するとダリの奇妙でユニークな髭から、変人で奇人に見えてしまうのは仕方のないこと。
さて、実際は?
…”ダリは超が付くほど真面目だった!!”
時には猫みたいな髭にしたり、髭でお札を挟んだり奇抜な行動でお馴染みのサルバドール・ダリ!でも実際は”超が付くほど真面目”だった!!クレイジーな行動は単なる演出だったのです。それを裏付けるダリの言葉”天才になるには、天才のふりをすればいい!!”と。このセリフからもダリの真面目さが伝わってきますよね!^^
しかもダリは人前に出るのが超恥ずかしく、あえてクレイジーなふりをしてシャイな性格を隠していたのも興味深い。元々ダリは好きな画家だったので、真面目だったのは知ってはいたけれど、まさかシャイな性格だったとは…意外ですね。
…”ダリは超几帳面だった!!”
普通画家のアトリエは汚くごちゃごちゃしているケースが多いそうです。でもダリは超几帳面で、常に整理整頓されていたのも意外ですね。
ここまでをまとめてみました!
クレイジーで奇抜な行動でお馴染みサルバドール・ダリ。でも性格は超真面目で、シャイで几帳面だった。可笑しな髭も行動もすべて演出!これがダリの本性だったのです。
画家サルバドール・ダリの妻”ガラ”との関係は?
サルバドール・ダリと妻”ガラ”との夫婦仲は、結構知られていると思います。ダリを支えた女性で、ガラなしではダリは成功しなかった!とまで言われるほど。一般的に”ガラ”と呼ばれていますが、本名は”エレナ・イバノブナ・ディアコノワ”。さすがに覚えにくい名前ですよね。
実はダリと”ガラ”との関係を話す前に、まずはガラとのなれそめから話していこうと思います。
1,”ガラ”との出会い
ダリの画家人生において、大きな転機は”エリュアール夫人ガラ”との出会いです。エリュアール夫人??…、つまりダリと出会った時、ガラは結婚していたのです。当時ガラは詩人ポール・エリュアールの妻でした。1829年ガラは夫婦でカダケスに住むダリを訪れます。ここで2人は惹かれ合うほどの運命的な出会いをします。この時ダリは25才。ガラは10才年上の35才でした。そして5年後の1834年に、正式に2人は結ばれたのです。
ダリは妻ガラをとても愛していたのは有名な話。
では妻のガラはどうだったかというと…マネージャー的存在として、絵を販売したりお金の管理をしたりと、ダリを献身的に支えていました。”まさにガラはダリを献身的に支えた良き妻だった!”のです。(表面上は…)
でも実は…
ガラは浮気三昧だったそうです。
ダリは妻のガラが亡くなった後は、
筆を置いて絵を描くのをやめたと言われています。
少なくともダリはガラをとても愛していたのは間違いない様です。
でもガラは…
もしかしたらダリの愛は一方通行だった!?のかもしれませんね。
とにかくダリはガラをとても愛していたし、
ガラがいたからこそダリは天才になりえたと思います。
今ダリがここまで有名になったのは、
妻”ガラ”のお陰なのは間違いない様ですね!
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
そうだったですね
一方通行は、偏見かもですね。
浮気すら愛せる人もいます(若干性癖)
リターン求めるものでもないので、ガラさんもまたダリさんに与えていたかもですねー
愛は時に、ある角度から見ると深いのかもしれません。
これも偏見かなぁ笑
ダリとかナポレオンとか、意外と偉人さんって奥さんも偉人についで凄い人だったりするよね。
コメントありがとうございます。そうですよね。それも絵画の面白い所だと思います。その画家の背景や人間関係も調べていくと本当に面白いものですね!