若冲の絵師人生の始まりは…

若冲の絵師の人生は…

若冲の絵師としての生き方

 

2016年で伊藤若冲は
生誕300年を迎えました。

「若冲展」などで一気に”伊藤若冲”の名が知られ、
今では多くに人がその名前を知っている事だと思います。

今回はそんな”伊藤若冲”の画家人生について
話していきたいと思います。

・・・

”伊藤若冲”は江戸時代の絵師で、
主に京(京都)で活躍していました。

江戸時代と言えば葛飾北斎も有名だと思いますが、
北斎は主に”江戸”(今の東京)で活躍していた絵師です。

今までは江戸時代の絵師と言えば
”葛飾北斎”ばかりに目が行きがちでした。
(若冲はその陰に隠れる感じだったと思います。)

それが今では”若冲”が再評価された事で、

江戸の”北斎”、の”若冲

…と二分するくらい知名度も上がってきたと思います。

とはいえ、まだ若冲という人物について
知らない人も多いのでは?と思います。

 

まずはそんな”若冲”の
絵師としての歩みを簡単に話していきたいと思います。

今からちょうど300年前と言えば、
1716年”で江戸時代中期に当たります。

当時の元号で言えば”正徳6年”。

学校で歴史の授業を受けた人なら分かると思いますが、
この頃起こった日本の大きな出来事として
徳川吉宗が8代将軍になった”年でもあるのです。

 

昔の日本(イメージ)(イメージです。)

この頃1716年(正徳6年)に
若冲は京都で生を受けたのです。

そういえば若冲で気になる事が…、
若冲は84歳とかなり長生きしたと言われているのです。
※寛政12年(1800年)没。

当時(江戸時代)は出生率が低かったと言われています。
仮に生まれたとしても
50歳くらいまで生きれば良い方だったようです。

そんな中で84歳まで生きた若冲は、
大往生と言ってもいいくらいだと思います。

 

考え…・思い…
さて、ここで”気になる事!”と言うのは、

若冲は84歳まで長生きしたにも関わらず、

画家としての人生”、その半分の”約40年”だったのです。

??
 … ”? ? ?

意外だと思いませんか??

 

…というのも若冲の人生は、
最初は画家ではなく、”家業を継いでいた”からです。

 

どういう事かというと~

正徳6年(1716年)、
若冲は京都の錦小路にある
青物問屋”の長男として生まれました。

もちろん長男だった事もあり、
若冲が22歳の頃、
父親が亡くなったのを機に家業”青物問屋”を継ぐ事になりました。

つまり若冲は人生の前半は、
画家ではなく問屋を営んでいたわけです。

そして若冲が40歳の頃、
家督を弟の”白歳”に譲ったのです。

当の若冲は隠居生活に入ると同時に、
絵師としての人生を始めたわけです。

でも40歳になってから
急に絵の道に進んだというよりも、

実はもっと前から絵には興味があったそうです。

 

あれこれ知るうちに…
そのエピソードが残っているのです。

若冲という人は世間の事柄には
まったくと言ってもいいほど関心を示さなかった。

商売への熱意もなく、
芸事や酒、女遊びと言った類のものにも興味がなかった。

もちろん妻を娶る事もなく、
ただ絵を描くことしか関心がなかった。
と言われています。

 

家業を継ぎながらも、
でも商売には興味もなかった。

絵を描くことに専念したいという思いが強かったのかもしれませんね。

当時としては、
長男は家を継ぐのが当たり前と思われていたと思うので、
そう考えると
若冲の絵に対する情熱はかなりのものだったと思います。

 

この様に他の画家から見れば、
若冲の画家人生は遅い出発だったかもしれません。

でも結果として若冲は弟子を持ち、
当時の京都ではかなり名のある絵師として活躍したようです。

それが
平安人物志』の中に載っています。

平安人物志

…この頃の当時の知識人などを網羅した記録書。
約10年おきに書かれ、「学者」「書家」「画家」毎に名前が記されています。

この『平安人物志』には
”明和5年版”や”安永4年版”、
そして”天明2年版”の「画家」の欄に若冲の名が載っています。

それも若冲と言う名前だけでなく、
汝鈞”(ジョキン)と言う名前でも載っていました。

 

若冲には他にもいくつか別名の様な名前があったそうです。
(当時ではいくつか称号なり呼び名があるのが普通だったのかもしれませんね。)

こう見ていくと、
他の画家よりも独特な人生を歩んでいる様ですが、
それでも歴史に名を残すほどの活躍をしているのです。

 

考え…・思い…
努力もあるんだろうけど、
それなりのセンスや才能もあったのかもしれませんね。

現在では”天才”と言われたりもしています。
見る人が見れば
”若冲”の絵がどんなに素晴らしいのかが分かるのだと思います。

というか、
次回で若冲の絵について話していきますが、
素人の私が見ても
スゴイ!”と思うような絵
を描いているのが分かります。

それは次で見てね!⇒

 

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