- 2025-11-2
- Enjoy This (観てほしい絵画展)
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JR上野駅を出てすぐ場所に、歌碑「あゝ上野駅」が建っています。
意外と通り過ぎてしまう人も多いでしょう。
でも、歌碑も芸術!と考えている私からすると、見逃してしまうのは実に勿体ないと思うのです。
今回は街中で出会える”アート”を称し、歌碑「あゝ上野駅」を紹介したいと思います。
・・・

画像からも分かる通り、歌碑が置かれている場所は上野駅広小路口前ガード下になります。
JR上野駅を降りて、本当にすぐ目の前に建っているわけです。
一応上野駅の観光名所にもなっているようで、もし上野に行った際はチラ見でも構わないので観てほしいと思います。

さて、”歌碑(かひ)”は、歌や和歌を刻み付けた碑、つまり記念碑の様な物です。
上野駅のある「あゝ上野駅」は、2003年に建立した浮き彫りの彫刻(レリーフ)なので、これもれっきとした彫刻になるわけですね。

”ようこそ東京へ”と書かれているので分かると思いますが、C62型蒸気機関車から降りる学生服の若者たちが描かれています。
高度経済成長期の集団就職している若者たちが表現されているわけですね。
僕らの世代からは想像できないですが、当時は”集団就職”が一般的だったそうです。
ちなみに…

歌碑に刻まれている歌は、1964年(昭和39年)に発表された「あゝ上野駅」という曲。
(作詞は関口義明、作曲は荒井英一)
私が生まれる前の曲なので、世代的には知らないわけですが…。
高度経済成長の世相を描いた曲として、当時はかなりヒットしたそうです。
さすがにどんな曲か知らなかったので調べてみたところ、ジャンルは典型的な”演歌”の様です。
今の時代では流行らなさそうだけど、当時は累計売上100万枚を記録したそう。
無名だった歌手”井沢八郎”の代表作とも言われるくらいです。
たまには、こうやって演歌を聴くのもイイものですね!^^

街中の歌碑や彫刻は、風景と一体化している場合も多いので、素通りしてしまう人も多いかもしれない。
でも街中にある”芸術”は、散歩の次いでに観れるので私的には見逃すのは勿体ない!と思っています。
上野に行った際は、ぜひ「あゝ上野駅」にも目を向けて欲しいと思います。
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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