- 2023-2-1
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2023年1月31日、”よしかわ天然温泉ゆあみ”が閉館。
個人的に悲しいお知らせです。埼玉県吉川市(三郷ICからほど近い距離)にある、地元に馴染んだ”天然温泉ゆあみ”がついに閉館してしまったのです。前々から分かっていた事ではあるけれど、実際に閉館となるとさすがに寂しいですね。ちょっと大げさではあるけれど、一時代の終わりを感じてしまいます。
”よしかわ天然温泉ゆあみ”は、私が一時期頻繁に通っていた場所。さすがに名残惜しいな…、と思い、30日31日と連続で通ってしまったのです。そして、ふと思ったのは”閉館する「温泉施設ゆあみ」の姿を、絵に残す事が出来たなら…”と。
この”天然温泉ゆあみ”は、俗にいう”大衆浴場”ではあるけれど、私的には”一味違った大衆浴場”という感じです。実はお湯が天然の温泉だから。地下1500メートルから湧き出るナトリウム 塩化物強塩の弱アルカリ性で、身体にもお肌にもイイ!そうです。
個人的には名物の”智光薬湯”がツボで、5分も浸かれないほどの高濃度のエキスたっぷりは、ちょっと病みつきになりそうなお風呂です。男性の感部が、エキス?でヒリヒリしてくる感覚は、個人的に効いている様でした。そんな理由もあって、首を寝違えたり、腰がちょっと痛いな~と思った時に、ふと立ち寄っては温泉に浸かり。そして最近もたまに通っていたという状態だったのです。少なからず、この温泉は私にとって相性が良かったって事でしょうか。それが昨年の末に、1月いっぱいで閉館の話を聞いた時は、さすがに驚きと言うかショックでしたね。
さて、ここまで個人的な話をしてきて、全く絵画や芸術と関係ないじゃん!と思うでしょう。確かに関係はないのですが、先ほどちょっと話しましたが、”ゆあみ”の姿を写真に収めた瞬間、ふとこの姿を絵で残せたらな~と思ってしまったのです。天然温泉ゆあみの閉館から、”1つの時代の終わりを、絵で残せたらどんなに良かったか”と心底思ってしまったわけですね。
小さい温泉施設閉館を”1つの時代の終わり”と表わすのも、ちょっと大げさかもしれませんが、確かに世界的な歴史で見たら、本当に米粒にもならないくらいの出来事でしょう。でも私個人にとっては、一つの時代の終わりと言っても過言ではないかもしれないのです。だって、ちょこちょこ通っていた温泉が無くなってしまうわけですから。しょっぱさと独特な匂い、そして濁った感じの”ゆあみ”の源泉に浸かれなくなるのです。名物と言われる”智光薬湯”、36種の生薬を配合したエキスたっぷり感の薬湯にも浸かれなくなるのですから。
さて、絵画の世界において、一つに時代を絵にするケースってよくあると思います。戦争や争いを絵にしたものも、結構ありますしね。もちろん出来事を残す方法は絵画以外にも、書跡や写真など様々あります。でも絵画には絵画なりの味わいってものがあります。例えば印象派と抽象画だったら、同じ出来事を描いたとしても全く違った作風になります。同じ印象派の中でもそうで、モネとルノワールが同じ出来事を描いても、全く違った感じになってくる。
これこそ、”絵画ならではの味わい!”であって、だからこそ芸術は面白い!!
もちろん、素人の私が描いてもいいのだけど、でもつくづくこういう場面に直面して”僕が画家だったら、どんなに良かっただろうに…”と思うわけですね。一つの時代の終わりを、絵にして後世へと残せるわけですから。そう思うと本当に画家って素晴らしい仕事だな~と思うのです。
過去の歴史を描いた作品は、一見地味ですが、でも後世に残すことが出来るという魅力があります。そうやって、僕らは過去の歴史を知る事ができるわけですから…。本当に絵って素晴らしいですよね!^^
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