私がシャガールを知ったきっかけは、映画『ノッティングヒル』でした。

映画『ノッティングヒルの恋人(Notting Hill)』

 

俗に”愛の画家”とも呼ばれ、私に様にロマンチックな人間にはタマラナイ画家の一人です。

実はマルク・シャガール(Marc Chagall)を知ったきっかけは、映画ノッティングヒルの恋人(Notting Hill)でした。

 

当時の私は20代前半で、芸術には全くと言っていいほど無知な人間でした。そんな若かりし頃の僕にとって、芸術に触れるきっかけを作ってくれた映画でもあると思っています。

実は『ノッティングヒル』は個人的にも好きな映画で、たまに見たりします。

先日も見てしまい、つくづくイイ映画だな~と。

 

映画『ノッティングヒルの恋人(Notting Hill)』
好きな女優”ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)”が主演だというのもありますが、何より映画に登場する街並みの美しさ!(映像美ではなく、美しい街並みといった意味で)

それにストーリーも音楽も素敵で、全体的にアーティスティック(芸術的)な感じがたまらなくイイですね。

 

ノッティング ヒル(Notting Hill)のカラフルな住宅街
※これは参考としてノッティングヒルの街並み?の写真を載せてみました。

映画内では随所にオシャレでアート的な言葉が登場しますし、実際に本物?かどうかは分かりませんがシャガールの「The Bride(結婚)」という絵画も登場します。

私が思うにシャガールの絵画は、映画のストーリーを左右する一つのキー(KEY)になると思っていて、ジュリア・ロバーツ演じるアナ・スコットの”愛”を象徴するかの様です。

映画を見た当時の僕は、素敵な絵だな~としか感じなかったけれど、ある程度美術について分かってきた今では、”絵画を通して愛を伝えるってオシャレだな~”と。

これも芸術の素晴らしさ!だとつくづく思いますね。

 

それに不思議なもので、映画で見た絵画が今でも記憶に残っている。

一度観たら心に深く刻まれる!

コレって名画と言っても過言ではないと思うのです。

 

 

 

私の考え
て、ここで映画のセリフについて語ってみたいな~と。

実は映画の前半に”シュール”というセリフが登場しますが、これはシュルレアリスムと掛け合わせているのかな?と。

一般的にシャガールはシュルレアリスムの画家に属すると言われているからです。
(当のシャガール本人は、シュルレアリストではないと言っていますが。)

シュルレアリスムは、日本語にすると超現実主義となり、現実を超越した現実という意味になるでしょうか。なかなか表現するには難しい言葉だけれど、とにかくヒュー・グラント演じるウィリアム・タッカーのセリフが何とも印象的だった記憶があります。

 

surreal but nice.

シュールだけど、楽しかった。

・出典元:映画『ノッティングヒルの恋人』の前半のセリフより

 

実は外国に行く時に、英語の勉強として映画ノッティングヒルの恋人』を参考にしていました。

何度もセリフを聞いては、口に出しての練習をしていたのです。実際に映画内のセリフを使った事はなかったけれど、英語を勉強するきっかけになったという意味では良かったと。

というか洒落たセリフが多いので、さすがに実際に使うには抵抗はありますよね!^^

 

映画『ノッティングヒルの恋人』は知る人ぞ知るというより、かなり有名な映画です。観た人も多いと思うので、今さら言うのもなんですが、本当に素敵な映画です。

それにもしこの映画が無かったら、シャガールを好きになる事はなかったかも。

映画の素敵な印象を兼ね備えたから作品だから、シャガールを好きになったかもしれないから…。

 

映画『ノッティングヒルの恋人(Notting Hill)』
改めて思うと、この映画との出会いは良かったのかもしれないですね。^^

以前は毎週の様に映画館で映画を見ていてものですが、最近では映画観に行く機会もめっきり減りましたね。
(私も一応忙しい社会人の身なので。)

逆に最近では、動画配信サイトを利用して映画を見る様になったでしょうか。
(ネット上だと過去の映画も手軽に見れますし、今回の様に昔見た映画もすぐ観れるのがイイですね。) 

 

観た事のない人は、一度は観てほしい!

そして観た人も、また観てみるのもイイかと思います。とにかく美術好きな人間だったら、必見かな?と思っています。

 

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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