”競馬”の時期になると、なぜか”西洋画”も観たくなってしまう!

競馬

 

 

競馬の時期になると、ふと”西洋画”も観たくなってしまう…

これは”芸術好きのあるある”ではないでしょうか!?

 

現在、競馬のレースはほぼ1年中開催されているので、特段”時期”というはありません。

ただ「G1」で言えば、春と9月~年末にかけてがメインシーズンになるでしょう。
(※G1は2月~6月、9月~12月にかけて重賞レースが開催されています。)

今回は芸術好きの私による、競馬を題材にした絵画作品を紹介していこうと思います。

 

目次

”競馬”が題材の西洋画を集めてみました!
主なG1(重賞レース)の開催日程

 

 

 

 

”競馬”が題材の西洋画を集めてみました!

競馬(イメージ画像)

競馬(Horse racing)は、西洋画でも頻繁に描かれる題材です。

調べてみると分かりますが、かなりの作品数があり、どれも味があるものばかり!!

そんな数ある西洋画の中から、私的に目に留まった作品をいくつか集めてみました!

 

・・・

「ロンシャン競馬場での競馬」(1866年)エドゥアール・マネ

「ロンシャン競馬場での競馬」(1866年)エドゥアール・マネ

・44×84cm、カンヴァスに油彩、シカゴ美術館所蔵

まず紹介したい作品が、エドゥアール・マネ(Edouard Manet)です。

1832年~1883年、言わずと知れたフランスを代表する画家です。

個人的にこの絵は好きで、何といっても構図がマネらしい!!

多くの作品が横からや遠目からが多い中、真正面からの迫力ある構図は凄い!!

 

「競馬」(1911年)アンジェロ・ヤンク

「競馬」(1911年)アンジェロ・ヤンク

・37×47cm、カンヴァスに油彩、個人蔵

そしてアンジェロ・ヤンク(Angelo Jank)の作品です。

1868年~1940年、ドイツ出身の画家です。

動物や馬を題材にした作品が多く、どれも印象派的で、それでいて動きにリアルさを感じされる作風が特徴。

個人的にタッチと色彩観が好きですね。

 

「ロンシャン競馬場での競馬」(1894年)ピエール・ボナール

「ロンシャン競馬場での競馬」(1894年)ピエール・ボナール

・39.3×37.9cm、パネルに油彩

そしてピエール・ボナール(Pierre Bonnard)の作品「ロンシャン競馬場での競馬」。

ロンシャン競馬場と言えば、「凱旋門賞」が行われる場所でも有名。ある意味”競馬の聖地”とも言える場所です。

1857年に開場し、世界で最も美しい競馬場として知られています。

 

「ロンシャンの競走馬」(1873-1875年頃)エドガー・ドガ

「ロンシャンの競走馬」(1873-1875年頃)エドガー・ドガ

・30×40cm、カンヴァスに油彩、ボストン美術館所蔵

それからエドガー・ドガ(Edgar Degas)の作品も忘れてはいけませんね。

多くの”競馬”の絵は、レースシーンなどが多いですが、あえて裏側の場面を描くって…。

ドガのバレエの絵もそうですが、稽古をしているシーンを描いたものも多い。

他の画家たちとは違った着眼点も、エドガー・ドガの魅力の一つだと思っています。

 

「競馬場」(1900年頃)フランツ・シャルレ

「競馬場」(1900年頃)フランツ・シャルレ

これはフランツ・シャルレ(Frantz Charlet)の作品です。

1862年~1928年、ベルギーの画家です。

久々に目にする画家ですが、このフランツ・シャルレの色彩感覚は実に美しい!!

なかなか日本ではお目に掛かれない画家ですが、この機会にぜひ覚えて欲しいと思います。

 

「ロンシャン競馬場」(1883年)ジュゼッペ・デ・ニッティス

「ロンシャン競馬場」(1883年)ジュゼッペ・デ・ニッティス

・100×122cm、カンヴァスに油彩、個人蔵

これはジュゼッペ・デ・ニッティス(Giuseppe De Nittis)の作品。

19世紀頃に活躍したイタリアの画家です。

 

て現在の競馬、つまり近代競馬”の起源ですが、16~17世紀頃に始まったそうです。

意外と歴史のある競技なのに驚きですね。

というか、馬を競わせる事自体は、馬が家畜と扱われていた時代からあったそう。おそらく紀元前○○年までさかのぼるのでしょうか。

そう考えると、”競馬”はかなり歴史のある競技なのです。

いつの時代の人も、”競争”には関心があったというわけですね。

 

「サン・シーロの競馬レース」(1906年)Pompeo Mariani

「サン・シーロの競馬レース」(1906年)Pompeo Mariani

・64.8×80.6cm、個人蔵

 

 

して締めに…

競馬のポストカード(1910年頃)Arthur Thiele

競馬のポストカード(1910年頃)Arthur Thiele

そしてドイツの画家”Arthur Thiele”の作品です。

日本語にすると”アーサー・ティレ”となるでしょうか。

私もよく知らない人物だったのですが、今回偶然知った画家だったので、紹介してみました。

 

競馬のポストカード(1910年頃)Arthur Thiele

競馬のポストカード(1910年頃)Arthur Thiele

ポストカードのデザインを多く手掛けていたそうで、現在で言う”イラストレーター”の様なものでしょうか。

しかもユーモア溢れるポストカードも描いているので、興味のある方は調べてみるのもイイと思います。

 

私の考え
今回は”競馬”というテーマで作品を挙げてみましたが、どうだったでしょうか!?

年末まで行われる”競馬”もイイですが、時には西洋画で”競馬”を鑑賞するのもオモシロイ!と思います。

 

 

 

主なG1(重賞レース)の開催日程

競馬

競馬好きにとって、春と秋は注目の時期になると思います。

私はそこまで競馬好きという訳ではないですが、それでも「G1」には興味が惹かれてしまうから不思議ですね。

しかも馬券を購入して少なからずお金を掛けると、より一層ヒートアップしてしまう!

これは誰しもが同じだろうと思います。^^

 

競馬の水彩画(イメージ画像)
私の場合は、基本「G1(重賞)」しかやらない人間で、好きな馬に賭ける(応援する)というスタンスです。

そこまで詳しいかと言われたら、ハッキリ言って素人に近い。

でも、そんな人間でも興味のあるレースはあります。

以下で、私が気になる注目のG1レースの開催予定をあげてみました。

 

主なG1(重賞レース)の開催日程(2025年9月~12月)

・9月28日(日)、スプリンターズステークス(中山)
・10月5日(日)、凱旋門賞(パリ、ロンシャン)
・10月19日(日)、秋華賞(京都)
・10月26日(日)、菊花賞(京都)
・11月2日(日)、天皇賞(秋)
・11月16日(日)、エリザベス女王杯(京都)
・11月23日(日)、マイルチャンピオンシップ(京都)
・11月30日(日)、ジャパンカップ(東京)
・12月7日(日)、チャンピオンズカップ(中京)
・12月14日(日)、阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神)
・12月21日(日)、朝日杯フューチュリティS(阪神)
・12月28日(日)、有馬記念(中山)

 

「菊花賞」と「天皇賞(秋)」が開催すると、”もう秋なんだな~”と思うし。

そして「有馬記念」の名を耳にすると、”1年が経つのも早いな~”ってしみじみ感じてしまう。

競馬もある意味”季節”を感じさせる季語に近いのかもしれませんね。

というわけで、競馬のレースに熱狂するのもイイですが、時には絵画で競馬を観るのもオモシロいと思います。^^

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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