クシャクシャにしたゴミの様な”紙”も実は芸術!?

クシャクシャの紙はゴミ? or 芸術??

 

クシャクシャにしたこの”ゴミ”みたいな紙

 

普段だったらゴミ箱行きの紙ですが、
これもれっきとした”芸術”かもしれない!?

 

そう思ったきっかけがあったのです。

 

考え…・思い…
事の始まりは私が中学生の頃でした。

 

・・・

図工の授業の先生のこんな話~

まず先生が真っ白な紙を皆に配って言いました。
さて真っ白な紙をくしゃくしゃにしてください!
そしてその紙を広げてみて下さい。」と。

 

クシャクシャの紙はゴミ? or 芸術??
すると広げた紙はくしゃくしゃに折り曲げられた跡が残ります

 

そして今度は先生がこんな言葉を!
くしゃくしゃになった紙の隅に、
皆さんの(あなたの)サインを書いてください!」と…

この時点では、
何の事やら!?”って状態だと思います。

 

もここで発した先生のこの一言
なぜか今でも記憶に残っているのです。

これはあなたしか作れない芸術なんですよ!と。

 

つまり僕がクシャクシャにしたゴミの様な紙は、
僕にしか作れない”芸術”でもある!というのです。

 

クシャクシャの紙
この斜めや縦に入った折り目、
山や谷の様にでこぼこした折れ方は、
この瞬間、
この僕にしか作れない作品だと言うわけです。

 

考え…・思い…
当時は”へ~!?”みたいな状態だったと思います。

でもそれから20年くらい経った今の私からすると、
その先生の発した言葉の意味が何となく分かる気がするのです。

 

実はそう思えたきっかけが
ポンピドゥー・センター傑作展」で観たこの作品からでした。
この”ポンピドゥー・センター”は
フランスのパリにある20世紀の近代芸術を集めた施設です。

 

実はそこである作品を発見したのです。

それがクリストの「パッケージ」(1961年)でした。

一言で言えば”梱包した物”です。

 

クリスト”とは?

… 本名は”フリスト・ヴラディミロフ・ヤヴァシェフ”

最初は日用品の梱包から始まり、
次第に大きな物を梱包するに至ります。
例えば建物(議事堂や家など)まで梱包していきます。

一見すると
単に紐で梱包された物にしか見えない。
でもこの「パッケージ」の様に”芸術作品”に成りえるのです。

 

事実このクリストの梱包作品については、
芸術的評価が分かれているそうです。

人によっては”芸術”と言うし、
中には芸術ではないと言う人もいる。

解釈は難しい所ですが、
おそらくこのクリストのオリジナリティ溢れる創作活動に対して
芸術的評価が下されているのかもしれないですね!

 

考え…・思い…
そう考えると
僕がクシャクシャにしてサインを記した紙も、
ちゃんとした”芸術”なのかもしれないですね!

 

そしてこのクシャクシャになったゴミの様な紙も、
もし仮に評価して値を付けてくれる人が現れたら…

正真正銘れっきとした”芸術”になるわけです。

 

 

いう事はもしかしたら…

ノートの用紙を丸めてみたら?
この丸めた紙クズも”芸術”になるのかな??

 

それは評価してくれる人が現れたらの事ですが、
この人口1億人以上の日本に果たして居るのだろうか??

こう思ったら、
芸術って本当に可能性に満ちていると思いませんか??

つくづく芸術って奥が深いな~と思ったのでした。

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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