最も有名な彫刻作品の一つ!「コルコバードのキリスト像」

ブラジル、リオデジャネイロの象徴「コルコバードのキリスト像」

 

ブラジルのリオデジャネイロには、両手を広げたキリストの像があるのはご存知だと思います。

 

作品名はコルコバードのキリスト像で、高さが39.6メートルにもなる巨大な彫刻作品です。

フランスの彫刻家”ポール・ランドスキ(Paul Landowski)”によってデザインされ、1922年~1931年にかけて制作された作品。

 

ブラジル、リオデジャネイロの象徴「コルコバードのキリスト像」

長きにわたりブラジルはポルトガルの植民地という歴史があって、1822年にポルトガルから独立。ブラジルの独立100周年を記念して制作されたものだそうです。

こういった経緯を知ると、「コルコバードのキリスト像」は自由平和を象徴するかに思えてならない。

キリストの両手を広げたポーズが、余計にそう思わせるわけですね。
※今回挙げた画像はどれも掲載可能な素材をしています。

 

私の考え
実は今回「コルコバードのキリスト像」を挙げた理由ですが、先日ネット上で「歴史上もっとも有名な彫刻作品」という記事を目にしたからです。

両手を広げたキリスト像の存在は知ってはいたけれど、まさか”彫刻作品(つまり芸術作品)”という位置付けだったとは!

ブラジルを象徴する”像”というイメージが強かっただけに、芸術作品という認識が抜け落ちていたわけですね。

でも改めて考えてみれば、キリストの像も彫刻作品ですよね。

制作する人がいて、そして完成されたものだから。

ちなみに解説によると、”アール・デコ様式で制作された世界最大の彫刻作品になるそうです。

 

ブラジル、リオデジャネイロの象徴「コルコバードのキリスト像」
それにしても、見れば観るほど「コルコバードのキリスト像」の魅力に惹かれてしまう!

両手を広げるという単純なポーズでありながら、包容力や温かさを感じるからです。

全ての人々を包み込み、そして人々の平和を見守っている。

 

来年も平和でありますように…。

そんな願いも感じられませんか?

”一年の締めくくり”として、「コルコバードのキリスト像」が相応しい!

そう思い、今回紹介してみました。

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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