- 2025-11-17
- Enjoy This (観てほしい絵画展)
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駅で人を待っているちょっとした時間も、芸術鑑賞が出来てしまう!
これはアート好き人間の”あるある”ではないでしょうか!?
例えばJR恵比寿駅もそうで、ここには待ち合わせのシンボル「えびす(ゑびす)像」があります。
西口改札を出てすぐ場所にあるので、これほど分かりやすい場所は他にないでしょうね。
しかも恵比寿像だけに、”幸運”まで舞い込んできそうですし ^^…

さて、私から言わせると「えびす像」もれっきとした芸術作品!と思っています。
私の持論になりますが、アートは美術館や博物館にあるものだけじゃなく、駅や街中にある銅像も芸術という認識です。
つまり”パブリックアート(Public Art)”という部類になるわけで、他には渋谷駅の「ハチ公像」や池袋駅の「いけふくろうの像」も同じ類になるでしょう。

ただ残念かな…
ほとんどの人は、単なる待ち合わせ場所のシンボルと考えている人が多い様です。
事実、多くの人は待っている最中に銅像を観ることなく、スマホを見ているわけですから…

私から言わせれば、待っている間の10秒でも20秒でも構わないので、少しでも鑑賞して欲しいな~と。
せっかく目の前に芸術作品があるわけだから、観ないのは実に勿体ない!
それに”プチ芸術鑑賞”が自然に出来ると、あらゆる面で潤いも増してきますから。
つまりは”心のゆとり”と言ったものでしょうか。
待っている間のイライラが、”娯楽”に変わるわけです。
参考に…
せっかくの機会なので、七福神の絵を一枚紹介したいと思います。

「七福神」(1882年)月岡芳年
これは浮世絵師”月岡芳年(つきおか よしとし)”の作品。
天保10年(1839年)ー明治25年(1892年)、幕末から明治中期にかけて活躍した浮世絵師です。
俗に”最後の浮世絵師”と称される事もあるので、知らない人はこの機会に覚えて欲しいと思います。
恵比寿(ゑびす)
日本の神で、七福神に数えられる神様。一般的に右手に釣り竿を持ち、左には鯛を抱える姿で知られ、俗に商売繁盛や五穀豊穣をもたらす神とされています。
というわけで、恵比寿駅で待ち合わせをする時は、ぜひ「ゑびす像」でプチ芸術鑑賞してみてはいかがでしょうか!?
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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