一度観たら忘れない! ”エル・グレコ”の表現力

エル・グレコと絵画...

 

画家エル・グレコ

本名は”ドメニコス・テオトコプーロス

 

考え…・思い…
エル・グレコと言えば、
日本でもそれなりに知名度はあると思います。

とはいえ
日本でエル・グレコの絵を見るとしたら…
現在見れる作品はたったの2点ほどしかないそうです。

 

それだけに日本で作品を観れる事自体、
かなり貴重な事だろうと思うのです。
ちなみに”エル・グレコ”という名は、
イタリア語で”ギリシア人”を意味する言葉で、
意味の通りギリシア領のクレタ島出身の画家なのです。

 

て…
東京でエル・グレコの作品を観るとしたら、
まず挙がるのが上野にある国立西洋美術館です

「十字架のキリスト」エル・グレコ

「十字架のキリスト」エル・グレコ

十字架のキリスト(1610年頃)エル・グレコ

この作品は国立西洋美術館の常設展で観る事が出来ます。

この美術館は主に松方コレクションを中心に、
宗教画や印象派、ロダンの彫刻など約6,000点の作品が所蔵されています。

 

常設展に行く度にこの絵を観るのですが、
実にインパクトがある不思議な作品なのです。
一度観たら忘れられない衝撃がありますね!

浮かび上がってくる存在感というか、
独特な躍動感があって、
なぜか妙に目に焼き付いてしまうんですよね…。

ぜひ上野の国立西洋美術館に行った際は、
チェックして見て欲しいと思います。

 

れから
期間限定になりますが
先日エル・グレコのこんな作品を観たのです!

・・・

「聖小ヤコブ(男性の頭部の習作)」(1600年頃)エル・グレコ

「聖小ヤコブ(男性の頭部の習作)」(1600年頃)エル・グレコ

聖小ヤコブ(男性の頭部の習作)」1600年頃

これは国立新美術館で開催のブダペスト展で観れる作品。
※この絵画展は2020年3月16日までの開催です。

普段この作品は
ブダペスト国立西洋美術館に所蔵されています。

ちなみにタイトルの通り”聖子ヤコブ”…
つまりキリストの十二使徒を描いた作品なのです。

 

実はこの絵聖小ヤコブ(男性の頭部の習作)」
当初はエル・グレコの自画像ではないのか??
とも言われていたそうです。

「自画像(エル・グレコ)」エル・グレコ

「自画像(エル・グレコ)」エル・グレコ

耳や目元、顔立ちがエルグレコに非常に似ていると言われていました。

でも現在はこの作品は十二使徒を描いた12点の連作で、
「聖小ヤコブ」の制作過程で描いた習作とされているのです。

 

考え…・思い…
エル・グレコは主に宗教画で有名な画家です。
個人的には身体全体を描いた宗教画の画家という印象ですが、
そんな中でこの様に顔だけの肖像画顔は珍しく感じるのです。

でも何だか不思議ですよね…。
顔だけとはいえ独特な存在感があるのです。

サラっと簡単に描いている様に見えて、
物思いにふける感じや
人物の生命力を感じられるのです。

 

て”エル・グレコ”は
マニエリスム”を代表する画家と言われています。

ここで簡単ですが
マニエリスム”について話したいと思います。

・・・

マニエリスムはルネサンス後期の芸術で、
特徴を一言で言うなら”非現実的な人体描写”。

引き伸ばした様な身体と
大げさな動きやポーズの描写が特徴的です。

それだけにルネサンス期に活躍した
ミケランジェロの作品に似ている様な…と。

実はこの”マニエリスム”は一時期
ミケランジェロの模倣者とも言われていたのです。

”型にはまっていて、創造性もない絵画”と評価され、
”絵画の衰退を意味する言葉”とも言われていました。

それが20世紀に入ってから…
マニエリスムは再評価される事になったのです。

 

考え…・思い…
エル・グレコの作品観たい!!と思っても、
日本で観れるのはほんの数点のみ…。
現在エル・グレコの作品は、
スペインのプラド美術館に多く所蔵されています。

もし日本で観れる機会があるなら、
ぜひ要チェックですね!!

 

 

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