- 2026-3-11
- Artwork (芸術作品), For you (”Art”なイイ話)
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上野恩賜公園には、”不忍池”と呼ばれる天然の池があります。
一面が蓮で覆われた蓮池となっていて、池の中央には弁財天を祀る弁天堂がある。
一部の間では、隠れたパワースポットとも呼ばれているようです。

実は私にとって、不忍池は”聖地”と呼ぶに相応しい場所だったりします。
ここに居るだけで、不思議と心が安らいでくるからです。
私が上野に行く際は、もちろん美術館にも立ち寄りますが、その次いでに弁天堂に行く場合もあります。
それなりに忙しくしている社会人の私にとって、これほど心を落ち着かせられる場所はないですからね。^^
さて、先日私は一枚の気になる作品を目にしました。

「不忍池畔雨中」(明治13年頃)小林清親
・錦絵、大判
小林清親の多色版画「不忍池畔雨中」です。
これは三菱一号館で開催した「トワイライト、新版画」展で展示された作品ですが、私は不思議とこの絵に目を奪われてしまったのです。
私の好きな場所を描いた作品ですから、目を奪われるのも当然でしょうね。
これまで様々な版画作品を見てきたけれど、”不忍池”を描いた作品を観た事ってあっただろうか!?
でも探してみると、意外と描かれているので、驚きですよね。

「東京二十景 不忍池之雨」(昭和4年)川瀬巴水
・木版画(※Public Domain画像)
例えば、川瀬巴水も”不忍池”を題材とした作品を描いています。
というか、この人は日本各地を旅し描いていたので、描いていても不思議ではないですね。
それにしても、川瀬巴水の版画って本当に素敵ですよね!^^

「上野之不忍池」(江戸後期頃)歌川広重
・22.2×35.8cm、木版画
そしてこれが歌川広重の「上野之不忍池」という作品。
池の中央に位置する弁天島は、江戸時代に造られた人工の島。
寛永寺が創建されたのが1625年(寛永2年)なので、おそらくこの頃に造られた様です。

「不忍弁天之雪」(昭和6年)川瀬巴水
・木版画(※Public Domain画像)
それから、これも川瀬巴水の作品で「不忍弁天之雪」
版画ではあるけれど、版画に見えない味わい深さがあります。
今回”不忍池”つながりで、版画を数点紹介したわけですが、どれも実に素敵なものばかり!
私が好きな場所を描いた風景版画なわけだから、素敵に思うのも当然かもしれないけど…
でも本当に素敵な作品ばかりです。
だから、もしあなたが上野に行く機会があったら…
出くわす機会があるかもしれませんね!!
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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