結構ハマる!! 「笹本晃 ラボラトリー」展を観てきました。

東京都現代美術館で「笹本晃 ラボラトリー」展を観てきました。

 

先日、東京都現代美術館笹本晃 ラボラトリー」展を観てきました。

 

個人的には結構ハマった展覧会で、これは”一見の価値あり!”と思ったので、今回紹介しようと思った次第です。

それでは展覧会の様子も交えながら、私的レビューをしていこうと思います。

 

目次

「笹本晃 ラボラトリー」を観てきました!(感想レビュー)
「笹本晃 ラボラトリー」展の開催概要

 

 

 

 

「笹本晃 ラボラトリー」を観てきました!(感想レビュー)

東京都現代美術館で「笹本晃 ラボラトリー」展を観てきました。

早速ですが、笹本晃(ささもと あき)というアーティストをご存知ですか!?

正直私はよく知らなかったわけですが、観たら思った以上に良かった!

というか、結構ハマってしまった!!

ぜひ観に行ってほしい!という気持ちも込めて、今回は簡単ですが「笹本晃 ラボラトリー」展のレビューをしていこうと思います。

 

「洗濯板ベルト ー メイドライト」(2016年)笹本晃

「洗濯板ベルト ー メイドライト」(2016年)笹本晃

・洗濯板、皮、金属チェーン、調理器具

さて、入場して早速に目を惹く作品が登場です。

作品名は「洗濯板ベルト ー メイドライト」で、身近な物を使用して制作しているようです。

楽器の様にも見えて、でもアートと言われればそうとも思える。

正直言ってよく分からないわけですが、私はこれよりも奥に見える写真?に興味が行ってしまいますね。

 

「クッキング・ショー」笹本晃

「クッキング・ショー」笹本晃 ※アーカイヴァル・プリント

作品名Cooking Show(クッキング・ショー)

不思議と興味をそそられる作品です。

写真でありながら、ズシッと刺さる様な迫力も感じられる!個人的に好きな1枚ですね。

それにしても以前に何処かで見た事がある様な…、そんな懐かしさもあるから不思議ですね。

 

「ねじれた嘘」(2010年)笹本晃

「ねじれた嘘」(2010年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション

 

さて、ここまでの作品を観ても分かる様に、笹本晃さんはアーティストというか”パフォーマー”です。

現在は主にニューヨークを拠点に活動しています。

自身で作り上げた作品と一体となって、即興的なパフォーマンスを行うのを得意としています。

実は会期中に笹本晃さん本人による実演もあるそうです。
※笹本晃さんによるパフォーマンス期間:10月10日(金)~13日(月)、11月6日(木)~9日(日)開催。

インスタレーションやパフォーマンスは、実際に観るに限る!と思うので、興味のある方は要チェックですね。

 

 

「鋼の屈曲試験、鋼 / 真鍮の引張試験」(2017年)笹本晃

「鋼の屈曲試験、鋼 / 真鍮の引張試験」(2017年)笹本晃

※シングルチャンネル・ヴィデオ、サウンド

そしてコチラが「鋼の屈曲試験、鋼 / 真鍮の引張試験」で、真鍮を引っ張り千切れる様子を映像化した作品です。

これを芸術というのか?

意見が分かれそうな作品ですが、僕的にはこういった思考の作品は好きですね!^^

 

「鋼の屈曲試験、鋼 / 真鍮の引張試験」(2017年)笹本晃

何と言うか、”中二心をくすぐられる様な…”

展覧会名”ラボラトリー(実験室)”とある様に、実験要素もあって僕的にはとてもハマった作品でした。

計12分くらいの長さの映像ですが、僕は繰返して観てしまったほど!!

気が付けば夢中になって魅入ってしまいましたね!^^

今展では計30点程の作品が展示されいますが、思った以上に長居してしまったわけです。

 

「ストレンジ・アトラクターズ」(2010年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション / パフォーマンス

「ストレンジ・アトラクターズ」(2010年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション / パフォーマンス

・スチール、樹脂、コップ、みかんネット、ダンボール紙筒、円形クッション、棚、ガラス瓶、木炭、テーブル、懐中電灯など

様々な物が無秩序に集められ、まるで”カオス!?”と言った感じの作品です。

よく分からないけど、でも妙に惹かれてしまう!

笹本晃さんは、こういった作品に混じってパフォーマンスをしているようです。

 

「ストレンジ・アトラクターズ」(2010年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション / パフォーマンス

 

「誤りハッピーアワー - 壁 / 扉」(2015年)笹本晃

「誤りハッピーアワー - 壁 / 扉」(2015年)笹本晃

・木製パネル、覗きレンズ、ピアノヒンジ、塗料、木炭

 

 

して…

「スピリッツの3乗」(2020年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション / パフォーマンス

「スピリッツの3乗」(2020年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション / パフォーマンス

・吹きガラス、ウィスキーグラス、遠心ファン、速度調節器、ダクトチューブ、部品、木材、工業部品など

これが今展で最もハマった作品スピリッツの3乗です

無造作にモノが集まり、それらが合体して実験室の様な世界観を醸し出している。

 

「スピリッツの3乗」(2020年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション / パフォーマンス

理解は出来ないけど、この世界観に身を置いているだけでも楽しい。

 

「スピリッツの3乗」(2020年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション / パフォーマンス

「スピリッツの3乗」(2020年)笹本晃 ※ミクストメディア・インスタレーション / パフォーマンス

作品を観ていて、ふとクスッ!と笑ってしまう場面もありましたが、これこそ”笹本晃ワールド”の魅力かもしれませんね。

 

「流し台で社会の縮図」(2022年)笹本晃

「流し台で社会の縮図」(2022年)笹本晃

・業務用シンク、アクリル、送風機、スピード調節器、かたつむりの殻、メラミンスポンジなど

今回は同時開催中の企画展「日常のコレオ」展の次いでだったのですが、結果的には非常に良かった!!^^

今後の活躍と作品は要チェック!

 

東京都現代美術館で「笹本晃 ラボラトリー」展を観てきました。
…そう思った「笹本晃 ラボラトリー」展でした。

 

 

 

「笹本晃 ラボラトリー」展の開催概要

東京都現代美術館で開催の「笹本晃 ラボラトリー」展

特に映像やインスタレーション・アートはその場でしか味わえないものなので、興味のある方はぜひ足を運んでほしいと思います。

 

そんな「笹本晃 ラボラトリー」の開催概要は以下の通りになっています。

笹本晃 ラボラトリー展の開催概要

・会期:2025年8月23日(土)~11月24日(月)まで
・会場:東京都現代美術館 企画展示室3Fにて

・時間:10:00~18:00 ※展示室入場は閉館の30分前まで
 ※8月、9月の毎金曜日は21:00まで開館します。

・休館日:月曜日(9月15日、10月13日、11月3日、11月24日は開館)、9月16日、10月14日、11月4日

・観覧料:一般は1,500円(20名以上団体は1,200円)、大学生・専門学校生・65歳以上は1,000(800円)、中高生は600円(480円)小学生以下は無料

 

興味のある方はぜひ足を運んでほしいと思います。

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Category

2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
ページ上部へ戻る