数あるサルバドール・ダリの画集の中で、『DALI 全画集』は推し!です。

『DALI(ダリ全画集)』出版:TASCHEN

 

先日の話になりますが、”また観たいな~!”と思い、以前買ったDALI(ダリ全画集)を開いてしまいました。

 

実は2024年はダリ生誕120周年に当たる節目の年。

展覧会も開催するだけあって、最近妙に気になる画家だったりします。そんな経緯もあって、本能的に本棚から画集を探ってしまったというわけです。

 

個人的にシュルレアリスムは好きなジャンルで、もちろんサルバドール・ダリ(Salvador Dali)は好きな画家の一人。ダリ関連の本はいくつか持ってはいますが、私が思うに現時点で『ダリ 全画集』は推しの一冊!

ぜひ参考にと思い、今回は本の紹介をしたいと思います。

 

 

私の考え
年前の話ですが、イイな~と思った画集を買い漁っていた時期があります。

俗に言う”衝動買い”というやつですが、そのお陰か本棚は美術系の本でギッシリという状態。

将来的に自分の書斎を持ちたい!と思っている僕にとっては、ある意味”財産”ではあるけれど、でもその代償として相当お金も使ってしまった感があります。中には買ったけど、あまり見ないという本もありますしね。

でもその中に会って、『ダリ 全画集』は見る部類に入る一冊です。

 

 

なぜか!?

 

『DALI(ダリ全画集)』出版:TASCHEN

ハッキリ言って、収録されている作品数が半端ないから!

作品数で言えば、1,600点を超えますからね。

780ページという本の分厚さからも、その収録点数は想像が付くかと思います。だからぺらぺらとめくりながら、チラ見するだけでも楽しいわけです。^^

 

なみに通販サイトAmazon」の商品説明では、この様に記載されています。

サルヴァドール・ダリのすべての油彩画を体系的に配列し、デッサンや著作から、バレエ、映画、ファッション、オブジェ、広告などのジャンルにわたる豊富な資料を添えて収録した全画集。

つまりダリの作品をほぼ網羅しているって事でしょう。これは嬉しいの一言ですね。^^

 

 

サルバドール・ダリ
て、ここで気づいた人もいるかと思いますが、実は私が買ったのは日本語版ではなく”英語版”でした。

別に間違って買ったわけではないのですが、私が購入しようと思った時に”日本語版”がなかったからというのが理由。

でも別に英語版でも全然問題はないと思っています。

 

基本的にここまで収録作品数が多いと、一つ一つ作品の解説まで見るかと言われたら、さすがに見ません。

私が画集を観る時は、作品を鑑賞するのが一番の目的ですから。

 


いうのも、シュルレアリスムといった現代アートは、著作権の問題もありネット上でもなかなか作品をお目にかかれません。

展覧会で観るか、もしくは購入した図録を通して眺めるくらいしか方法がない。だから私が画集に求めるのは”家に居ながら、作品を鑑賞したい!”に尽きるわけです。

どういった画集を買うかは人それぞれでしょうけど、作品を鑑賞するなら”言語”にこだわる必要はないと思っています。

一つの参考として聞いてもらえると幸いですね。

 

 

 

 

ダリ生誕120周年展!?

鑑賞

先ほどちょっと触れましたが、今年(2024年)でサルバドール・ダリ生誕120周年になるそうです。

もちろん節目の年ですから、記念展覧会が開催されます。

 

その名も生誕120周年 サルバドール・ダリ 天才の秘密です。

 

生誕120周年 サルバドール・ダリ 天才の秘密展の開催概要

・(福島開催)2024年4月20日(土)~9月1日(日)まで、諸橋近代美術館にて
・(大分開催)2024年11月22日(金)~2025年1月19日(日)まで、大分県立美術館にて

※サルバドール・ダリ(Salvador Dali)1904年5月11日-1989年1月23日
スペイン・フィゲーラス出身、シュルレアリスムを代表する画家。

 

でも個人的に一つネックな部分があって、それが開催場所です。

巡回開催で開催場所はいくつかある様ですが、現時点で分かる情報だと福島や大分などで開催が予定されています。

つまり、関東に住んでいる私にとってはちょっと困った場所なのです。

 

福島県にある諸橋近代美術館は、ダリの作品を多く所蔵している美術館で有名ですから当然として。

でも欲を言えば、東京のどこかしらの美術館で開催してほしいな~と。

 

『DALI(ダリ全画集)』出版:TASCHEN
場所に関してはどうしようもないのですが、ただ一つ言える事は画集で作品を眺めたら、本物の作品を鑑賞したくなる!

こればっかりは美術好きの性というやつですから、仕方がありません。

 

とにかく、行く人にとっては予習になるでしょう。逆に行けない人は、最低限”鑑賞した気分を味わえる!”と思います。

ダリ好きだったら、押さえてほしい一冊だと思います。

 

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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