絵画に適した環境って何だろう?

 

美術館に行くと思う事ですが、
館内は温度や湿度の管理がされているのが分かります。

 

特に暑い夏の時期に行くと、
美術館の中の環境が身をもって分かるものです。

 

考え…・思い…
私の場合元々人間観察も好きなので、
美術館に行くと
ついつい中にいるスタッフのしぐさとかも観察したりするのです。

(絵画鑑賞が好きだから、その影響かな!?)

それで館内にいるスタッフの人を見ていると、
椅子にひざ掛けっぽい毛布があるのに気が付きます。

それを見る度に、
ず~と館内に居ると寒いのかな!?なんて思ったりします。

それにあちこちに除湿器?らしいものがあったりします。
(日本の夏は湿度も高いので、
絵画にはあまり良くないのかもしれませんね~。)

 

こういうシーンを見る度に、
美術館内は必ずしも
人間に適した環境ではないのかも!?って思ったりします。

 

あれこれ知るうちに…
それでちょっと気になったので、
美術品に適した環境について調べていくと…

 

ここでちょっと問題ですが、

絵画の最適な温度はどのくらいだと思いますか??

ここでは特に
絵画(油絵)について話しますが…

美術館内(イメージ)

まず絵画に適した温度ですが、

約20度前後”なのだそうです。

 

20度前後って事は、
ず~といると肌寒くなく温度だと思います。
(人によって多少違いはあると思いますが。)

 

それでは湿度は??

美術館内(イメージ)

最適な湿度は”約55%”だそうです。

 

思ったよりも湿度は高いのです。

私の予想では
乾燥している位がちょうどイイのかな?と思っていましたが~

 

人間の快適とされる気温や湿度は、
季節によって多少の違いはありますが
夏だと大体25~26度くらいの様です。
湿度は約50~65%位になるそうです。
(クーラーの設定で25度位が良いと言われているのはこのため?)

 

こう見ると絵画も人間も
適した環境はある程度同じなんですね!

ただ絵画の方が若干気温が低いのです。

だから夏美術館に行くと、
ちょっと涼しいかな?って思うのはこのためなのかもしれませんね。

逆に冬になると20度前後くらいが人間にとっての理想の気温なので、
冬の美術館の館内の環境は、
人間にとっても絵画にとっても最適なのかもしれません。

 

考え…・思い…
当たり前のことですが、
美術館ですから主役は美術品や作品です。

だから美術館が
美術品にとって最適な環境なのは当然!

美術館は美術品にとって家みたいなものだと思います。

こういう事がある程度分かってくると、
夏に美術館に行く際は
ちょっと羽織るものが1枚あるとイイのかもしれませんね!

 

 

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