「日曜美術館」を見ていたら、”下村観山の図録”を無性に観たくなってしまった!

「下村観山展」の図録

 

先日、「日曜美術館」を見ていたら、ふと下村観山の図録”を観たくなってしまった!という話をしようと思います。

 

時は7月12日の夜8時~、番組日曜美術館』を観ていた時です。

ちょうど番組の内容は下村観山(しもむらかんざん)についてで、私は食い入るように魅入ってしまいました。

 

というのも、以前に「下村観山展」を観に行ったからなわけで…。

しかも番組の内容も、ちょうど展覧会に即した内容だったので、その時の記憶が一気に蘇ってきてしまったのです。

 

そういえば、この絵も観たよな~!^^

…と、こんな具合だったわけです。

 

「闍維」1898年(明治31年)、下村観山 (※Public Domain画像)

「闍維」1898年(明治31年)、下村観山 (※Public Domain画像)

・143.7×256.0cm、絹本着色、横浜美術館所蔵

例えば、「闍維(じゃい)」もその一つで、これも「下村観山展」で展示されていた作品でした。

これは釈迦の遺体を火葬し弔い場面が描かれていて、それまでの仏画にある「涅槃図」とは一線を画す作品だったそう。

観山の「闍維」では、仏弟子がより人間らしく描かれていて、まるで現実美を帯びたドラマの様に表現されているのが特徴。

見れば観るほど、観山の意欲というか”挑戦”が感じられる作品なわけです。

 

「下村観山展」の図録
というわけで、私は早速「下村観山展」の図録を開いてしまいました。^^

後々読み返したり、見返す時に”図録”があるって、本当に便利だな~と思いますね。

ある意味”アルバム”感覚みたいなものでしょうか。

 

「木の間の秋」1907年(明治40年)、下村観山

「木の間の秋」1907年(明治40年)、下村観山

・169.5×169.5cm(各)、紙本彩色、二曲屏風、東京国立近代美術館所蔵 ※Public Domain画像使用

そういえば、番組内ではもう一つ気になる作品も紹介されていて、それが「木の間の秋」でした。

これは私も好きな作品で、”また実物を観たいな~”と思ってしまったわけです。

良い作品は何度でも観たくなるものなんでしょうね!

 

「木の間の秋(左隻)」1907年(明治40年)、下村観山

「木の間の秋(左隻)」1907年(明治40年)、下村観山

・169.5×169.5cm、紙本彩色、二曲一双、東京国立近代美術館所蔵

これも東京国立近代美術館の「下村観山展」で観ましたが、本当に良かったな~!と。

私の様に”マクロ鑑賞”好きの人間にとっては、まさにドンピシャ!とも言える作品です。

単眼鏡(ルーペ)で細部をじっくりと観察する!って、ある意味”至福の時間”です。

 

「木の間の秋(右隻)」1907年(明治40年)、下村観山

「木の間の秋(右隻)」1907年(明治40年)、下村観山

・169.5×169.5cm、紙本彩色、二曲一双、東京国立近代美術館所蔵

秋から冬にかけて変化する葉っぱの色みまで表現しているし、金泥の使い方も実に斬新!!

下村観山の作品は一見”地味”な作品が多いですが、じっくりと観察していくと”スゲ~!”と思えるから不思議です。

ある意味”通好み”の作品なのでしょうね!!

 

菱田春草や横山大観らの革新的な画風に対して、観山は卓越した技法と古典の研究によって穏健な画風で名声を得、文展が開設されると、自然観照を巧みに琳派の装飾性に生かした『木の間の秋』(1907、東京国立近代美術館)をはじめとする力作を発表した。

・出典元:『新潮 世界美術辞典』より一部抜粋

 

…という感じで「日曜美術館」を見ていたら、無性に”本物”を観たくなってしまったわけです。

 

「下村観山展」の図録
でも流石に本物を観るのは難しいので、今回は”図録”で我慢するしかないわけで…。

やっぱり本物に勝るものはない!って事でしょうか。

それでも、手元に”図録”があっただけでも幸い!

 

ポイント!
私が思う図録のメリットですが、後々見返したり、読み返す際に本当に便利な点です。

しかも解説や読み物も掲載されている場合も多いので、より深く探る際にも重宝する。

私の場合、良かったと思えた展覧会では”図録”も購入すると決めているわけですが、今後もこの習慣は変える事はないでしょうね。

 

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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