- 2026-7-4
- Impression (絵画展の感想)
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東京国立近代美術館では、自前のコレクションを用いた小企画展を開催しています。
先日は、「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」が開催中で、日本の抽象美術のパイオニアと言われる長谷川三郎の作品が紹介されていました。
規模は小さいながら、それでも印象に残る作品もあり、私的には”ぜひ観てほしいな~!”と。
そんなわけで、今回は展示風景も交えながら、私なりの鑑賞レビューをしていこうと思います。
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【 目次 】 |
小企画展「長谷川三郎と国立近代美術館」を観てきました。

「オルレアン街道の雨」(1930年)長谷川三郎 ※小企画展「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」より
・127.7×96.0cm、カンヴァスに油彩、東京国立近代美術館所蔵
東京国立近代美術館では、自前のコレクションを用いた小企画展を開催しています。
今回は「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」で、日本の抽象美術のパイオニアと言われる長谷川三郎の作品が紹介されていました。
上の作品は、そんな長谷川三郎の代表作「オルレアン街道の雨」。
ここ最近は雨の多い時期でもあるので、この絵は妙に印象に残るというか…。
私的には特に目を惹く一枚!だったのです。

「狂詩曲 漁村にて」(1952年)長谷川三郎 ※小企画展「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」より
・167.8×266.4cm、拓摺
もちろん小企画ですから、長谷川三郎の作品数的には少ないわけですが、個人的には興味深い内容だったな~!と。^^
中でも興味を惹いたのが、長谷川三郎のキュレーターとしての側面に目を向けた展示です。

※コレクションによる小企画展「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」より(東京国立近代美術館にて)
・「日米抽象美術展」(1955年)掲出パネル / 「抽象化のプロセス」[再制作]
1952年に日本初の国立美術館として、”国立近代美術館(1967に東京国立近代美術館に改称)”が京橋に開館。
その翌年に「抽象と幻想」展が、1955年に「日米抽象美術展」が開催したわけですが、そこで掲載されたパネル製作を担当したのが長谷川三郎だったのです。
つまりは、キュレーターとして関わったという訳です。

※コレクションによる小企画展「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」より(東京国立近代美術館にて)
画家や評論家、作家といった多角的な活躍があったからこそ、キュレーターとしても関われた。
長谷川三郎が”日本の抽象美術のパイオニア”と言われるのも納得ですね。
キュレーターとしての側面、国立近代美術館との繋がりを感じられたという意味でも、個人的には興味深い内容だったな~!と。
”地味にオモシロイ!!”とは、こういった事を言うのでしょうね!!

「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」は、2026年9月13日まで開催します。
場所は東京国立近代美術館の所蔵品ギャラリー2階です。
企画展「杉本博司絶滅写真」と共に鑑賞するのもイイと思います。
※参考⇒東京国立近代美術館で、「杉本博司 絶滅写真」を観てきました。
長谷川三郎(はせがわさぶろう) 明治39.9.6ー昭和32.3.11(1906ー57)
洋画家。山口県長府に生れ、サンフランシスコで没。昭和4年(1929)東京帝国大学文学部卒業。大阪で信濃橋洋画研究所に入り、小出楢重(こいでならしげ)に師事。昭和4ー7年欧米に遊学し、帰国後二科展に出品。昭和9年グループ新時代、同12年自由美術家協会を結成。昭和25年渡米、カリフォルニア美術大学などで東洋美術、禅を講義。個展、国際展で活躍した。第二次大戦前から抽象絵画を制作し、日本の前衛美術の海外紹介にも尽力、著書も多い。代表作『蝶の軌跡』(1937)、『交響詩、晴日』(1951、ロックフェラー・コレクション)。
・出典元:『新潮 世界美術辞典』
小企画展「長谷川三郎と国立近代美術館」の開催概要

肝心の開催概要は以下になります。
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【 「生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館」の開催概要 】 ・会期:2026年5月26日(火)~9月13日(日) ・時間:10:00~17:00(金・土曜日は20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで ・観覧料:一般は500円(400円)、大学生は250(200円) |
また企画展「杉本博司絶滅写真」も開催中です。
同時に鑑賞するのもイイと思います。
※参考⇒東京国立近代美術館で、「杉本博司 絶滅写真」を観てきました。
興味のある人はぜひ!!
※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。
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