「ティツィアーノとヴェネツィア派展」に行って

「ティツィアーノとヴェネツィア派展」…東京都美術館より

ティツィアーノとヴェネツィア派展」に行ってきました!

 

今年最初の美術館は
上野にある東京都美術館となりました。

実は年初めは色々と忙しく、
最近になってやっと落ち着いた感じだったのです。

今回は私にとって良い意味で”心やすめ”になるかな~と。

 

ティツィアーノとヴェネツィア派展

「ティツィアーノとヴェネツィア派展」…東京都美術館より

・開催日:2017年1月21日(土)~4月2日(日)
・休館日:毎週月曜、3月21日(火)※3月20日と3月27日は開館
・時間:9:30~17:30
    金曜日は9:30~20:00まで(入館は閉館30分前まで)
・場所:東京都美術館にて
    (東京都台東区上野公園8-36)

 

今回の絵画展はタイトルの通り
ティツィアーノが生きていた頃の
ヴェネツィア派のルネサンス絵画”が中心になると思います。

実は”ルネサンス”と一言で言われていますが、
実は地域によって違った作風と特徴を持っていたのです。

例えば”フィレンツェ派”と
ヴェネツィア派では同じルネサンス絵画でも違うのです。

 

  考え…・思い…
そんな私も2つの違いを説明しろって言われても、
正直言ってよく分かっていないわけですが…

でも今回の絵画展で
その違いがちょっとは分かってきた感じなのです。

 

芸術を楽しもう!
ではどんな感じだったのか?…

・・・

今回の絵画展の様子を
私なりに話していきたいと思います…

まず最初の方で展示していたのが、
ある意味ルネサンスでは定番だろう「聖母子」の絵でした。

 

絵を見て感動!
ここでは約10点ほどの「聖母子」が
一堂に並べる様に展示されていました。
比べて見れたのが実に面白くて
これまで気づかなかった事が見えてくるんですよね~。

ん~、実に壮観ですね!!

・・・

「聖母子(フリッツォーニの聖母)」(1470年)ジョヴァンニ・ベッリーニ

「聖母子(フリッツォーニの聖母)」(1470年)ジョヴァンニ・ベッリーニ
※ヴェネツィア、コッレール美術館所蔵

・・・

それにしても改めて思うのですが、
何度見ても「聖母子」の絵は飽きない魅力があります。

 

「聖母子と寄進者」(1498年)マルコ・バザイーティ

「聖母子と寄進者」(1498年)マルコ・バザイーティ
※ヴェネツィア、コッレール美術館所蔵

 

というのも同じテーマでも
画家によって聖母子の顔が違えば表情も違うからなのです。

着ている服装などの色や
人物を特定するアトリビュートがあるから誰だか区別はできますが、
人それぞれ姿形、表情もまちまちで本当に興味深いのです。

そういえば
これまで色々な「聖母子」の絵を見てきましたが
私の中で一番の「聖母子」と言えば…


やっぱりラファエロの「大公の聖母」なのです。
(数年前に見たのですが、最初「大公の聖母」を見た時は
本当に衝撃的で今でも鮮明に頭に焼き付いているほど…。)

さすがに今回見れた「聖母子」の絵で、
このラファエロを超えるものはなかったわけですが~。
でもそれぞれ特徴があって、違った面白さがありました。

 

絵を見て感動!
それと今回は色々な「聖母子」の絵を見て、
ふと気づいた事があったのです。

絵具(イメージ画像)
それはテンペラ画と油彩の違いを改めて再発見できた事!

 

当時のヴェネツィアは貿易が盛んだった事もあって、
早い段階から油絵具を使用する事が出来たそうです。

そんな背景があって、
今回はテンペラで描かれたモノと油絵で描かれた「聖母子」を観れたのです。

そして比べながら見ていったら、
私なりに思う”違い”はこれだろうな!?って…

考え…・思い…
私なりの感覚でいうなら、
テンペラは透明感がある感じ”がしました。

対して”油彩は色に深みがある”ように見えるのです。

確かにテンペラ画は油彩に比べて
時代の経過による劣化は少ないとは言われているけれど、

でも今回「聖母子」を比べて見ると、
テンペラの方が透明感があって色つやが綺麗なのです。

私の好みでいうなら、
「聖母子」を描くならテンペラの方がイイだろうな~と。

毎回毎回思いますが、
絵って見る度に色々な発見”がありますね!

 

そして次では、
フィレンツェ派とヴェネツィア派の違いと
そしてティツィアーノの作品について取り上げてみたいと思います。

⇒”フィレンツェ派とヴェネツィア派の違いって?”

 

図説 イタリア・ルネサンス美術史 (ふくろうの本)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る