「ピカソとシャガール」を観てきました! …その1

「ピカソとシャガール」 …ポーラ美術館より

ピカソとシャガール in ポーラ美術館

 

箱根のポーラ美術家に行って、
「ピカソとシャガール」を観てきました。

「ピカソとシャガール」

ピカソもシャガールも世界的に有名なので、
今さら説明する必要もないと思うのですが…

私なりに簡単に説明すると
ピカソはキュビズムを代表する画家で
普通の人が見ればかなり奇妙でユニークに映る絵を描きます。

そしてシャガールはこのピカソに影響を受けた画家。
影響は受けたとは言っても、
そのまま”キュビズム”を取り入れたというよりも
独自の絵画観にキュビズムを付け加えた感じなのです。

そのためピカソとシャガールの描いた作品は
似ている様で、でも違った作風なのです。

 

「ピカソとシャガール」
今回はそんなピカソとシャガールの違いと、
そしてある”共通点”が見れる絵画展になっているのです。

そんなわけで箱根に来た際は、
ぜひ箱根の自然に囲まれながらピカソとシャガールを堪能してみて下さい。

・・・

「ピカソとシャガール」 …ポーラ美術館より

今年でポーラ美術館15周年という事で、
このピカソとシャガールの絵を観れるのは本当に豪華だな~と。

最初この企画展の事を知った時は、
ぜひ見に行かないと!!と思ったものでした。

  考え…・思い…
そして改めて”凄いな~”と思う絵があったり、
逆に”??”と理解に苦しむ作品もあったり…

やっぱりピカソなどの抽象的な作品は、
奥が深いと思うモノばかりですね。

・・・

そんな中で
今回特に驚いた作品があったので挙げてみると…


  …
このピカソの「ゲルニカ」です!

 

今回ポーラ美術館で展示していたのは
タペストリーで実際は壁画です。

大きさはほぼ同じくらいです。

 

絵を見て感動!
さすがにこの絵には衝撃を受けました。

リアルで写実的な絵だとまず描けないテーマの絵、
逆にここまで単純化された形だからこそ描けるのだと思います。

 

この「ゲルニカ」は
スペインの都市ゲルニカに起こった無差別爆撃を描いたもの。

約1600人を超える犠牲者を出したこの爆撃は、
ピカソにとっても大きなショックだった様ですし、
この爆撃に抵抗する形で描いたという意味でもかなり意味のある絵なのです。

現在爆撃の起こったゲルニカには
ピカソの作品「ゲルニカ」があちこちで飾られていると言われています。

各家庭でも複製画などで飾っていたりと、
それだけ象徴ともいえる作品になっている様です。

その出来事に直面していない私でさえ
このピカソの絵はスゴイインパクトがあります。

子供を失い泣き叫ぶ表情や逃げる様子。

簡略化されて表現されているからこそ、
想像を膨らまされるのかもしれないですね。

 

  考え…・思い…
とはいえピカソの絵についてあれこれ話している私ですが、
でもピカソの絵って正直言って分からないのです。

キュビズムは色々な角度から見たモノを
一つの画面に集約した様な作品です。


これは今回展示していませんが、
この様にかなり不思議で奇妙な絵なのです。

今ではピカソは世界的に有名で高い評価を得ているのですが、
でも当初は酷評だったとも言われています。

それでもピカソの絵はかなりの影響力があったわけで、
ちなみに日本の岡本太郎その一人なのです。

 

見てみよう!
ちょっと話がそれてしまいますが…
今では岡本太郎といえば不思議なモノを作る芸術家
っていうイメージがあるようですが、
でも実は岡本太郎は超絵が上手いのです。

それがピカソの絵に出会ってから作風が一変。

 

そして”芸術は爆発だ!!”ではないですが、
不思議な作品を制作する様になった様です。

これは私なりの解釈なのですが、
おそらく岡本太郎は”画家ならば上手い絵を描くのは当たり前
と思っていたのかもしれません。

でも上手く描く事に対して
ある種の限界なりを感じていたのかも…。

そんな時にピカソの絵に出会った。

ピカソの様に単純な形でそのものを表現する事。

これがいかに難しい事か…。

逆に言えば
こういった単純化された形でそのモノの表情や感情を描く。
これこそ本当の芸術なのでは?と思ったのかもしれません。

だから岡本太郎はこのキュビズムという画風に挑戦し、
より芸術の高みを極めようとしたのかも…
と私は思っているのです。

 

 考え…・思い…
そう考えると一庶民の私からすれば、
ピカソの絵を理解するって事は到底難しい事だろうと思うのです。

でもこのキュビズムもそうですが、
抽象的な絵は本当に理解不能なモノも多いわけで…

でも私的にこの抽象的な絵は、
理解するよりも感じる事かな??って思っています。

そんなわけで
ピカソの「ゲルニカ」の凄さは分からないのですが、
でも絵からその悲劇や迫力はなんとなく感じるのです。

ポストカード
※ポストカードより

今回いろいろとピカソやシャガールの絵を観たのですが、
でも…
まだまだその凄さが分かるようでわからないですね~。

その中でシャガールについては、
分からなくともなんとなく好きなわけです。

そういう意味でも
今回の絵画展はかなり貴重な体験だったのです。

そしてもう1つこんな事も…

「PICASSO and CHAGALL」
共に同じ時代を生きてきたピカソとシャガールですが、
その2人には実はこんなヒミツがあったのです。

こういうエピソードが知れたのも、
今回大きな収穫でした。
それは次回お話しいます。⇒

 

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