「ムンク展」で感じたムンクの世界って!?

「ムンク展」より

ムンク展  – 共鳴する魂の叫び

 

エドヴァルド・ムンク”というと、
どうしても「叫び」ばかりが注目されがちです。

でもムンクは探してみると、
他にもイイ作品がたくさんあるのです。

 

「ムンク展」より
実は先日上野で行われた「ムンク展」に行って、
”コレはイイな~!!”と思う絵をたくさん発見したのです。
知らなかった意外な一面も見れ
良い意味でムンクへの見方も変わったのでした。

 

  考え…・思い…
実を言うとこれまで私は
あまりムンクを好きではなかったのです。

というのも比較的下を向いた様な
暗い絵が多いイメージだったからなのですが…。

やっぱり先入観は捨てないとだめですね、
見てみないを分からない部分もたくさんあるんですから…。

 

東京都美術館
ちなみにこの「ムンク展  ー共鳴する魂の叫びー」は
2019年1月20日まで東京都美術館で開催します。

前回「太陽」という作品を紹介しましたが、
その絵も見れるので
ぜひ行っていない人はこの機会に行ってみてはどうですか?

 

 考え…・思い…
さてさて、肝心の「ムンク展」についてですが、
先ほどムンクは暗い作品が多いって言いました。

実際にムンクは若い頃に
母や姉など、家族の死に直面しています。

そんな経験もあってムンクは
”死”や”苦悩”、”不安”と言った感情が滲み出た作品が多い印象があるのです。

・・・

「夏の夜、渚のインゲル」(1889年)エドヴァルド・ムンク

「夏の夜、渚のインゲル」(1889年)エドヴァルド・ムンク

 

この絵「夏の夜、渚のインゲル」は
ムンクの妹インゲル・ムンクが
物思いにふけって座っている場面を描いているのですが…。

直接的な”不安”や”苦悩”と言った感じは見られないのですが、
どことなく寂しげで不安な感じがしてならないのです。
(少なくとも楽しい印象はないのです。)

  考え…・思い…
その時の人物の内面(感情)まで絵で表現していたのかな~と思うと、
ムンクという画家の画力の凄さを感じてしまいますね。

ムンクは自身の自画像もかなり多い描いていますが、
おそらく自分自身の姿を描くことによって
現在の自分の内面まで表現したかったのかもしれませんね。

・・・

「別離」(1896年)エドヴァルド・ムンク

「別離」(1896年)エドヴァルド・ムンク

 

 考え…・思い…
ムンクという画家がここまで”メランコリック”な絵が多いのは、
それだけ”不安”、”苦悩”といった感情を
深く読み取っていたからなのかもしれませんね。

それだけ感受性が豊かというか、
繊細な感情の持ち主だったからなんだろうけど、
それが故の
精神疾患に陥ってしまったのもあると思います。

 

「叫び」(1910年?)エドヴァルド・ムンク

「叫び」(1910年?)エドヴァルド・ムンク

 

今や世界的に「叫び」は有名にはなっているけれど、
この「叫び」は彼の繊細さが故に生まれた名画だったのかもしれませんね。

 

そういえば~

絵を見て感動!
私はこの「ムンク」を見た瞬間、
何というか…
背景との一体感の物凄さを感じてしまったのです。

この「叫び」は人の抱える不安や孤独、絶望の象徴と言われていますが、
ここに描かれた人間の不安なり絶望が
空や海の背景と一体感がある様に感じるのです。

ムンクの描いた世界観が、
そのままムンクの感じていた世界観だったとすると、
ムンクという人物の感受性の深さがかなりのものだったと思ったのです。

私が思っている以上に
ムンクの感受性は深かったのかもしれないですね。

実際のところムンクは
周りの世界をどんな風に見ていたんでしょうかね!?

 

考え…・思い…
ムンクという画家は、
彼の生きざまなどを知れば知るほど
深い画家だな~と思った今回の「ムンク展」でした。

ムンク展も残りわずかの開催なので、
まだ行ってない人はぜひお早めに!!

 

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