モネと黄色い眼鏡

眼鏡

~「マルモッタン・モネ展」の見所!~ 

 

ここではモネの晩年と関わりのある
黄色い眼鏡”について取り上げてみます。

 

公式サイトを見ると分かりますが、
展覧会の見所に”黄色い眼鏡”について書かれています。

 

私が思うにこの黄色い眼鏡は
モネの作品以外で特に気になるモノなのです。

なぜ気になるかと言うと…

 

聞いて!!

この「モネ展」の最大のポイントは、

モネの生きざまを垣間見れる事”だと思うからです。

 

モネの晩年の生き様を象徴するのが

…この”黄色い眼鏡”です。

眼鏡
(※これはイメージで実際のメガネではありません)

というのも、
モネは晩年”白内障”という病気を患っていました。

1912年を過ぎたあたりから、
視力の異変を訴え始めたと言われています。

そして徐々に、
視力の低下と見える色味が変化していったそうです。

 

モネは白内障のため視力が低下してしまった。

自ずとモネのタッチは大胆なものへと変わっていったのです。

 

以前「チューリヒ美術館展」で
モネの「睡蓮」シリーズを見ましたが…

国立新美術館で開催した「チューリヒ美術館展」

この時はモネが視力を悪くする以前の作品と
視力が低下し、タッチが大胆になった頃の作品を観る事が出来たのです。

 

考え…・思い…
比べて見ると分かりますが、

まったく雰囲気が異なるのです!

 

同じ画家が描いたとは思えないくらい違いがあります。

私的に言えば
…より”印象”に近づいたと言えば近づいた感じですが…。

それだけ視力の低下が与えた影響が
モネにとって大きかったという事だろうと思います。

 

「マルモッタン・モネ美術館所蔵、モネ展」のチラシ

この「マルモッタン・モネ展」では、

モネが晩年愛用していた”黄色い眼鏡”が展示されます。

行ったらぜひ見てほしい一品ですね!!

 

 

 考え…・思い…
でもここで一つの疑問が!

…”なぜ黄色い眼鏡なのか?

 

それは…

モネは”白内障という病気のため、

色味が青みがかるようになった”からです。

 

以前私は”色彩”の勉強をした事があるので、
その知識を交えて話をすると、


青と黄色は”補色”の関係にあります。

カラー

”補色”は…
つまり打ち消し合う色なのです。

 

そういえば、

以前”JINS PC”が発売した眼鏡を覚えていますか?

   

黄色がかった眼鏡”です。

 

これはパソコンからのブルーライトを遮断し、
目の負担を軽減するとして人気のメガネです。

 

青い光と波長

実は”青い光”は”可視光線”の中でも、
波長が短く、強いエネルギーを持っています。

そのため角膜や水晶体を抜けて
網膜”まで青い光(ブルーライト)が届き、目に負担をかけるのです。

それが、
黄色い眼鏡をするとブルーライトが遮断されるのです。

つまりは、
青い色を打ち消してくれるのです。

 

聞いて!!
こういう背景を知ると、

なぜ黄色い眼鏡がモネの生き様と関係があるのか…?

 

それには…

モネは晩年視力が低下し、
モノを見る時の世界が青みががかるようになった…。

でもモネの風景を描く情熱は

まったく衰える事をしらなかった。

描く・・・

何とかして風景を描きたい!

どんな形であれ風景を描きたい!

 

そんな”絵画への情熱”が

黄色い眼鏡に表れているのかもしれません。

眼鏡
(※これはイメージで実際のメガネではありません)

そう思うとこの黄色い眼鏡は、

モネの晩年の生き様そのもの”なのかもしれませんね。

 

これは実際に行って
”黄色い眼鏡”を見るに限ると思います!

また違った感動と発見があるかもしれませんね!

 

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