国立新美術館で「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」を観てきました。

国立新美術館で「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」を観てきました。

 

先日、国立新美術館で「ルーヴル美術館展  ルネサンス」を観てきました。

2026年で最も注目されている展覧会の一つで、気になっている方も多いのではないでしょうか!?

中でもダヴィンチの「女性の肖像」は一番の目玉作品で、この名画見たさで行く人も多いでしょうね!

 

とはいうものの、かなりの混雑も予想されるわけで…。

今回はちょっと趣向を変えてレビューしていこうと思います。

興味のある方はぜひ参考に!!

 

【 目次 】

・国立新美術館で「ルーヴル美術館展  ルネサンス」を観てきました。
 …「ルーヴル展」に行く前の、私の予想はこうでした。
 …実際に行ってみた、私の感想!
 …最後に、ぶっちゃけ私の不満も!?

・「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」の開催概要
 …撮影に関して

 

 

 

「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」を観てきました。

国立新美術館で「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」を観てきました。

先日、「ルーヴル美術館展  ルネサンス」を観てきました。

早速レビューをしてこうと思うのですが、今回はいつもとちょっと趣向を変えて話していこうかと。

 

というのも「ルーヴル展」に行くにあたり、少なからず心境の変化があったからです。

私が展覧会に行く前の心境と実際に観に行った時の感想、そして締めに私の不満の3つに分けて話していこうと思います。

もちろん随所に混雑具合や見所なども交えて話していくので、参考にしてもらえたら幸いですね!^^

 

 

「ルーヴル展」に行く前の、私の予想はこうでした。

美術好きともなれば、否が応でも「ルーヴル美術館展」は気になってしまうものです。

膨大な所蔵品を誇る美術館から、しかも今回はダヴィンチの作品もやって来るわけだから!

 

でも、個人的に不安要素もチラホラあったわけで…

公式サイトを見ていた感じだと、ヴィンチの「女性の肖像」が一番の目玉で、それ以外は??と言った具合だったし。

まさに、”ダヴィンチ”一辺倒の展覧会!に思えてならなかったから。

でもダヴィンチの作品はなかなか日本で観れる機会もないわけで、とりあえず行ってみよう!と。

当初は、こう思っていたわけです。

それが…

 

 

実際に行ってみた、私の感想!

国立新美術館で「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」を観てきました。

というわけで、実際に国立新美術館に観に行ってきました。

しかも今回は祝日というわけで… ( •᷄⌓•᷅ )

今回はダヴィンチがメインの「ルーヴル展」で、混雑必須!と予想していたので休日や祝日は絶対に避けたい!と思っていたものの、まさか訳あってこのタイミングに行く羽目になるとは!

 

でも運が良かったのか!?

いざ行ってみたら、入場付近の行列はそれほどでもなかった状態でした。

比較的遅い時間帯だったからか、それほど並んでいなかった様ですね。(ただ、館内は別ですが…)

 

では、肝心の展示レビューをしていこうと思います。

今展の目玉作品であるダヴィンチの「女性の肖像」ですが、これは最後の章での展示になっています。

そこまで行き着く途中でも、チラホラと気になる名画もあるので、お忘れなく!!

 

例えば、コチラ↓

「三美神」(1531年)ルカス・クラーナハ(父)

「三美神」(1531年)ルカス・クラーナハ(父)

・36×24cm、板(ブナ)に油彩、ルーヴル美術館 絵画部門(パリ)

ルカス・クラーナハ(Lucas Cranach the Elder)の「三美神」です。

今回はあまり注目されていないようですが、私が思うに名画中の名画!だと認識しています。

さすがにダヴィンチと比べられたら、脇役っぽくなるのも仕方がないのかもしれませんが…。

 

ちなみに、「ルーヴル美術館展  ルネサンス」の展示構成は↓以下の通り。

1章、旅(Journeys)
 …ルネサンスは旅の時代で、交易や外交、異文化の交流があった時期。ルネサンスが大きく開花するに至った”旅”をテーマとした展示がされています。

2章、技法の革新と洗練(Technical Innovations and Improvements)
 …ルネサンスを語る上で技術の革新は重要な要素。ここでは版画や陶器、七宝など様々な工芸品が展示されています。

3章、古代へのまなざし Looking to Antiquity

4章、肖像芸術の隆盛 The Flourishing of Portraiture

※今回の「ルーヴル展  ルネサンス」は撮影不可になっています。

 

ポイント!
そういえば、2章の”技法の革新と洗練”で、一際目を惹く作品があったので紹介したいと思います。

”エマイユ画”で、つまりは”七宝”なのですが、コレが実に美しく&素晴らしかった!!^^

以下の2点は特に良かったですね。

・中央に突起のある丸皿「大地と海」(1568年)ピエール・クルテ、エマイユ画/銅、ルーヴル美術館 工芸部門
・装飾板「合奏」(1560年頃)レオナール・リモザンの工房、エマイユ画/銅、ルーヴル美術館 工芸部門

 

 

3章…

ここからが私にとってのメインでしょうか。

ルネサンスを代表する画家の作品が勢揃いしていました。

「聖母子と聖エリサベト、洗礼者聖ヨハネ(通称 小さな聖家族)」(1517-1519年頃)ラファエロ・サンツィオ 、ジュリオ・ロマーノ

「聖母子と聖エリサベト、洗礼者聖ヨハネ(通称 小さな聖家族)」(1517-1519年頃)ラファエロ・サンツィオ 、ジュリオ・ロマーノ

・38×32cm、板に油彩、ルーヴル美術館 絵画部門(パリ)

こちらはラファエロ・サンツィオ(Raffaello Sanzio)とジュリオ・ロマーノ( Giulio Romano)の作品です。

あまり聞かないかもしれませんが、一番左の女性が洗礼者ヨハネの母”聖エリサベト”。

聖母に比べて年上に見えるのは、聖エリサベトは高齢になってヨハネを生んだからです。

 

「5人の天使に囲まれる聖母子」(1470年頃)サンドロ・ボッティチェリ

「5人の天使に囲まれる聖母子」(1470年頃)サンドロ・ボッティチェリ

・58×40cm、板(ポプラ)にテンペラ、ルーヴル美術館 絵画部門(パリ)

そしてサンドロ・ボッティチェリ(Sandro Botticelli)の作品。

ラファエロやクラーナハ、ボッティチェリなど、ルネサンスを代表する巨匠が勢揃いという感じですが、個人的には何とも物足りない感が…。

欲を言うなら、もう少し展示して欲しかったですね。

 

4章…

「フランソワ1世の肖像」(1538年頃)ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

「フランソワ1世の肖像」(1538年頃)ティツィアーノ・ヴェチェッリオ

・109×89cm、カンヴァスに油彩、ルーヴル美術館 絵画部門(パリ)

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(Tiziano Vecellio)の作品です。

1515年~1547年在位のフランス国王で、”フランス・ルネサンス最大の支援者”と言われた人物。

最も有名な功績として、1516年にレオナルド・ダ・ヴィンチをイタリアからフランスへ招いた事でしょうか。

ダヴィンチの死後、フランソワ1世は名画「モナ・リザ」を買い上げ、自身のコレクションとした経緯があります。

 

そして、この流れと来たら…

「女性の肖像(誤って付された別称「美しきフェロニエール」)」(1490-1497年頃)レオナルド・ダ・ヴィンチ

「女性の肖像(誤って付された別称「美しきフェロニエール」)」(1490-1497年頃)レオナルド・ダ・ヴィンチ

・63×45cm、板(クルミ)に油彩、ルーヴル美術館 絵画部門(パリ)

締めは、レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)です。

作品名は「女性の肖像(誤って付された別称「美しきフェロニエール」)」で、今展の一番の目玉作品。

ちなみに”誤って付された”とありますが、本来はルーヴルが所蔵する別の「女性の肖像画」の通称だった。それを誤って、ダ・ヴィンチの作品に付けてしまったとの事。

今回の目玉作品なだけあって、もちろん私のお目当てでもあったわけですが…

 

私の考え
ただ私のダヴィンチの絵を観た感想といえば、「これがダ・ヴィンチの作品か~!」と意外な程アッサリでした。
(人によっては作品からオーラが!とか、シビレル!!などの感想を持つ人もいるでしょうけど。)

というか、これまで私はダヴィンチの作品をいくつか観てきたけれど、どれもこんな感じでした。

私が思うダ・ヴィンチですが、科学や数学、工学、建築などに精通した学者的感性を持った芸術家という捉え方をしています。もちろん作品にも学者的感性が技法などで表現されているわけですが。

それ程の芸術家ですから、私の様な素人が本当の意味で理解するには、ちょっとハードルが高いな~とも思っているわけです。

だから、意外なほど冷めた印象なのかもしれないですね。

 

いつの日か…

私が本当の意味でダヴィンチの作品を理解できる日が来るだろうか!?

とにかく、観れただけでも貴重な体験だったと思う今日この頃でした。

 

国立新美術館で「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」を観てきました。
…という感じの、「ルーヴル美術館展  ルネサンス」でした。

国立新美術館で、2026年12月13日(日)まで開催なので、興味のある方はぜひ行ってみるのもイイと思います。

 

 

最後に、ぶっちゃけ私の不満も!?

国立新美術館で「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」を観てきました。

確かに素晴らしい作品もあったので、私としてもそれなりに良かったわけですが、でも美術好きとしては言いたい事があります。

さすがに展示数が少ないし、展示作品のチョイスがちょっと弱いというか。

ルーヴル美術館の収蔵品数は現在38万超と言われていて、その内展示しているのは約3万~4万点ほど。

そこから作品数56点はあまりに少なすぎる感じです。

ダヴィンチの作品を借りられただけでも、それなりに苦労はしたんだろうな~とは思うけれど。

でもルネサンスを語るにしては、あまりに展示作品のチョイスが薄く感じるのは私だけでしょうか。

 

私の考え
私の要望を言うと、”コレクションを持っている美術館”で開催して欲しかったな~と。

ルーヴルから借りたダヴィンチの作品を目玉として、美術館自身が抱える所蔵品も一緒に観てもらう!

そうすれば、また違った展覧会になってかもしれないのに!

と、欲を言えばキリがないわけで、こう思うのも”美術好きの性”というものでしょうか!?

 

 

 

「ルーヴル美術館展  ルネサンス(in 2026)」展の開催概要

国立新美術館で開催の「ルーヴル美術館展  ルネサンス」

さて、肝心の開催概要は以下の通りになっています。

 

【 「ルーヴル美術館展 ルネサンス」の開催概要 】

・会期:2026年9月9日(水)~12月13日(日)まで
・会場:国立新美術館 企画展示室1Eにて(東京都港区六本木7-22-2)

・時間:10:00~18:00(毎週金・土曜日は20:00まで)
 ※入場は閉館の30分前まで

・休館日:毎週火曜日 ※ただし9月22日(火・祝)、11月3日(火・祝)、12月8日(火)は開館、11月4日(水)は休館

・観覧料:一般は2,400円(前売券は2,200円)、大学生は1,000(900円)、小学生以下は無料
 ※10月1日(木)~14日(水)は高校生無料観覧日(学生証の提示が必要)
 ※12月7日(月)~13日(日)は日時指定制を導入のため、日時指定券の購入が必要。

 

撮影に関して…

鑑賞時のポイントと写真撮影

今回の「ルーヴル美術館展  ルネサンス」は、基本”撮影不可”になっています。

 

興味のある方はぜひ!

 

※ここで扱っているイラストや作品画像はpublic domainなど掲載可能な素材を使用しています。

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