今だから観たい名画 …2019,04

今だから観たい!この1枚の名画…

 

平成”を締めくくる2019年4月。

 

考え…・思い…
そんな4月に観たい名画は…
と色々と考えてみたのですが、
やっぱりこの絵しかないですね。

ゴールデンウィークが始まる前に開催する「クリムト展」や
ウィーク・モダン展」で見る事が出来る”グスタフ・クリムト”。

 

そんな
クリムトの最大の名画と言えば…

「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(1907年)グスタフ・クリムト

「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」(1907年)
 グスタフ・クリムト

アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ

黄金に輝く女性のドレスとその女性を覆うような金色の背景。
そして浮き出る様に描かれた1人の女性”アデーレ・ブロッホ=バウアー”

 

考え…・思い…
独特な女性の描き方もそうですが、
金色という豪華な色使いがとても印象的な絵だと思いませんか!?

でも私は映画を観ている事もあってか、
妙にこの絵に対して印象深いものがあるのです。

何というか、
この絵に対して不思議な魅惑や謎があるというか…。

この女性”アデーレ・ブロッホ=バウアー”は
オーストリアの実業家だったフェルディナント・ブロッホ=バウアーの妻。
しかも””とある様に実はクリムトはこの女性を2回描いています。
(”2”は”1”と違って黄金ではありません。)
1枚目は1907年、2枚目は1912年に描かれています。

実はこの絵は映画を見るとより分かると思いますが、
オーストリア政府とブロッホ=バウアーの姪マリア・アルトマンとの間で法廷争いの歴史があるのです。

最終的にはアルトマン側の勝利に終わり、
現在この絵は”ノイエ・ガレリエ”に所蔵されています。

そんな経緯があったためか、
この絵の価値は1億3500万ドル。
(日本円で約175億円ほどかな?)

世界的にも落札額で15位以内に入るほど!!

法廷争いがあった事が落札額を押し上げた理由かもしれないけど、
何よりオーストリア政府がこの絵を手放したくないほどの絵だったのです。

 

 考え…・思い…
一国家がこの1枚の絵によって動かされたと思うと、
どれほどこの絵には魅力があるのだろうと思いませんか??

こういった絵の背景を知ってしまうと、
自分の目で本物を見てみたくなるのです。

 

それからもう1つ気になる事があって、
それはクリムトとこのモデルの女性アデーレの関係について

クリムトは生涯独身でいたといいますが、
でも恋多き男でもありました。

愛人も多く、でも本気の恋愛も多かったそうです。
対してアデーレは結婚していたとはいえ、
2人が男女の関係になるのも不思議ではないと思うのです。

何故クリムトはこの女性を2度も描いたのか??
男女の関係にあったのでは?
と考えれば考えるほど怪しく思うのですが…

それは今や誰しも分からない事ですね。

 

 考え…・思い…
この絵の国家を動かすほどの不思議な魅力
そして描かれた女性との関係性など
この絵は”謎”と”魅惑”で包まれていると思いませんか?

…そんなわけで今回この名画
「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」を選ばせてもらったのでした。

 

 

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