「大エルミタージュ美術館展」に行って… (六本木ヒルズにて)

「大エルミタージュ美術館展」より

大エルミタージュ美術館展」に行ってきました

 

森アーツセンターギャラリーと言えば、
六本木ヒルズにある美術館でお馴染みだと思います。

私もたまにここへは行きますが、
行くとほぼ間違いなく景色を見てしまいます。

 

おそらく
日本の中で一番高い場所にある美術館だと思います。

 

「大エルミタージュ美術館展」より
今回はここで行われた「大エルミタージュ美術館展」を観てきました。

 

エルミタージュ美術館といえば
現在は世界3大美術館の1つとも言われています。

エルミタージュ美術館
このエルミタージュ美術館は
ロシアのサンクトペテルブルグにある国立の美術館。

ちなみに”エルミタージュ(hermitage)”とは、
人里離れた住みか隠れ家”という意味だそうです。

余談ですが、
私もいつか行ってみたい美術家の1つなのです。

そこの作品が見れるという事で、
ひそか楽しみにしていたわけです。

今回はそんな「大エルミタージュ展」について、
ざっくりと話していきたいと思います。

 

今回は主にオールドマスターの作品が中心になっているようで、
つまりは西洋絵画を代表する画家たちの絵が見れたのです。

しかも見れる作品ジャンルも実に多様性に富んでいて、
その国もイタリア、オランダ、スペイン、フランスなど実に多様です。

章ごとにある程度のジャンル分けはされてはいますが、
でもここまで幅が広いと良くも悪くも観方に迷ってしまうもの。

 

絵を見て感動!
そんなわけで今回の私のテーマ
自分なりに気になった作品を探しながらブラブラしよう!
そんな軽い気持ちで鑑賞しようと思ったのです。

・・・

「運命を悟るハマン」(1660年)レンブラント

「運命を悟るハマン」(1660年)レンブラント
※出展:Web Gallery of Artより

これはレンブラントの絵「運命を悟るハマン

 

 考え…・思い…
この絵は以前ネット上で見た事があるのですが、
こうやって現実に目の前で見れたのは嬉しいですね。

絵は不思議なモノで一度でも見た事があると、
何だか親しみがあるというか懐かしく思えてしまうものです。

 

そして
インパクトで言えばこの絵が衝撃的!!でした。

・・・

「鳥のコンサート」(1630年代)フランス・スネイデルス

「鳥のコンサート」(1630年代)フランス・スネイデルス ※エルミタージュ美術館所蔵

フランス・スネイデルスの「鳥のコンサート

 

 考え…・思い…
この絵は本当に面白いというか衝撃的でした。

スネイデルスは主に動物など静物を多く描いた画家ですが、
そのほとんどが実に面白い絵なのです。

絵の構図というか構成が独特で、
こういう絵を描く人は他には思い当たらないのです。

このスネイデルスの正確で毛並みや質感のリアルさというか…

最近伊藤若冲の絵を観ましたが、
ある意味若冲と似てるというか通じる部分もあるのかな~と感じでしまったのです。

 

そして今回
特に妙に気になったのがこのクラーナハの絵

「大エルミタージュ美術館展」より
林檎の木の下の聖母子」です。

 

最近クラーナハ展が開催されましたが、
クラーナハは独特な曲線というか優艶さというか…
妙なエロさがある画家という印象を持っていますが、
この「林檎の木の下の聖母子」もそんな感じです。

しかも聖母の絵は描く画家によって全く印象が違うし、
この聖母もまさにそんな感じです。

他の画家の「聖母」と違い、
独特な優美というかエロティックさがあるように見えるのですが、
そう思うのは私だけでしょうか…。

そしてキリストの持っているリンゴと、
後ろに映っているリンゴの木。

すべてのリンゴが下からの描写になっているのが、
妙に気になってしまったのです。

 

これって何か意味があるのかな!?

すでにクラーナハはこの世にいないのですが、
この構図の意味は単なる偶然?
それとも何か意味でもあるのかな??

絵は見れば見るほど謎が多いし、考えさせられるわけです。

 

「大エルミタージュ美術館展」より
エルミタージュ美術館は世界を代表する美術館だけに、
今回展示していた作品はほんの一部。

所蔵数は310万点、絵画は約1万7,000点ほどだそうで、
そう考えると100点程の今展では本当に物足りなくなってしまいます。

当時のロシアでは絵画の質や多さは
その国の文化力や国力を世界に誇示する1つの手段だったようです。

エカチェリーナ2世が積極的に美術品を収集してきたのはそのためだとも言われています。

 

考え…・思い…
そう思うと今回見た作品以上に
まだまだ隠れた名画が多くあるのかな~って思ってしまうのです。

そう思うと~
ますます本場の”エルミタージュ美術館”に行ってみたいな~と思ってしまうのでした。

 

 

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