「シャセリオー展」に行ってきた! …その1

「シャセリオー展」…国立西洋美術館より

 

シャセリオー展に行ってきたので、
今回はその様子と感想について話していきたいと思います。

 

これまでシャセリオーの作品は何度か観た事はありますが、
こうも一堂に揃って見る機会はなかったのです。

そういう意味でも、
前々からかなり楽しみにしていたのです。

 

それでは早速
内部に入ってズラ~と作品を眺めていくと~。

すると…

 

考え…・思い…
ふと”、こんな事を思ったのでした!…

ラファエロの生き方に似ているな~と。

※ルネサンスに活躍したラファエロ・サンティの事です。

つまり色々と作品や生き方を見ていくと、
ラファエロと類似している事が多いな~と思ったのです。

例えば年齢でいえば、
実はシャセリオーは37歳という短い生涯で、
ちなみにラファエロも37歳という短い命でした。

この点でも不思議な共通点があるのです。

 

それから
前半に見た自画像からも似ていると思う点が…

「自画像」(1835年)テオドール・シャセリオー

「自画像」(1835年)テオドール・シャセリオー ※ルーヴル美術館所蔵

 

これはシャセリオーが描いた自画像です。

当時では恵まれたルックスとは見られていなかったそうです。

私的には結構イケメンだと思うのですが、
当時はそうではなかったそうです。

私の見た目だとシャセリオーもラファエロも
どちらかと言えば女性らしい感じの顔立ちに見えますね。

それから
体もそれほど丈夫ではなったそうです。

実際にラファエロもあまり体が丈夫な方でなかったと言われていて、
こういう点でも似ていると思いますね。

 

それから
ますますこんな共通点が見えてきて…

共に10代という早い時期に才能を見出されて、
芸術に道に進みます。

そして早くして壁画などの作品にも着手。

シャセリオーもラファエロも共に才能があったのだと思いますが、
壁画などの制作を依頼されるのはよっぽどだと思います。

2人とも短命だったため
残っている作品も比較的少ないわけですが、
それでもどれもが素晴らし作品がばかりだと思います。

 

実際に今回私はシャセリオーの絵を観て、
鳥肌が立った絵がいくつかあったのです。

ぜひあなたも見てほしいのですが、
その一つがこちら…

「泉のほとりで眠るニンフ」(1850年)テオドール・シャセリオー

「泉のほとりで眠るニンフ」(1850年)テオドール・シャセリオー ※カルヴェ美術館に寄託

 

考え…・思い…
この絵を観た瞬間に鳥肌が立ったのです!

超美しくて、綺麗で…

間近で見たら、
その”肌の美しさ”と”いやらしさ”に震えると思います。

周りの背景が薄暗く描かれているだけに、
女性の美しさがより増しているんですよね。

ここまで美しく描かれたら、
モデルとなった女性も嬉しいだろうな~と思いながら…。

 

そして
今回のメイン作品になっているこの絵

「カバリュス嬢の肖像」(1848年)テオドール・シャセリオー
「カバリュス嬢の肖像」(1848年)テオドール・シャセリオー  ※図録とポストカードより

 

考え…・思い…
この絵も非常に良かったのです。

女性も美しさと気品が現れていて、
それと同時に女性の強さも感じる絵だったのです。

実はこの女性はマリー=テレーズ・カバリュスと言って、
当時パリで最も美しいとされていた女性の1人だそうです。

もちろんモデルとなった女性が美しいから、
絵の女性も美しいと思うのもありますが…

 

絵を見て感動!
でもこの絵をじっくりと眺めていると、
モデルの魅力以上に絵がスゴイ!と…

この絵からくる”目”がスゴイ!!と思うのです。

描かれた女性の目から
美しさや気品の様なモノを感じるです。

よく人形職人などが言うには、
人形の目入れが一番難しい…

そんな言葉を聞いたことがあるのですが、
おそらくこういう人物画も同じなのかもしれないですね。

ラファエロもそうですが、
このシャセリオーも人物の目の描写がスゴイと思います。

ぜひこういった感覚も本物の絵を眺めて、
感じ取ってほしいですね。

こんな風に前半部分は
シャセリオーとラファエロの共通点に目が向いたのでした。

それでは、
後半へと続きます…

 

 

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