ビュールレの「至上の印象派展」を観てきて… その1

「至上の印象派展 ~ビュールレ・コレクション~」国立新美術館にて

ビュールレの収集した「至上の印象派」を見てきて … 

 

早いもので2018年も
すでに2月も中ごろになりました。

今年も大小いくつかの美術館へ行っていますが、
その中でもこの「至上の印象派展」は気になる企画展の1つ。

 

   考え…・思い…
というのも私が絵画に興味を持ち始めたのは、
印象派の絵がきっかけでもあったからなのです。

そんな「至上の印象派展ビュールレ・コレクション」
の様子や感想を私なりに話していきたいと思います。

・・・

夜の国立新美術館 in 2018
場所は東京の六本木にある”国立新美術館”でした。

・・・

このビュールレ・コレクションは
ビュールレという実業家が収集したコレクションたちの事。

一人の人間によってコレクションされたという事は、
集めた人の個性や性格が見えてくると思うので、
そういう意味では面白い絵画展でもあるのですが…

・・・

そんな
”至上の印象派展”を見た感想を言えば

考え…・思い…
…予想以上に気に入った作品が多く、
じっくりと楽しめ、発見もあった楽しめた時間になったのでした。

実は今展では印象派だけが展示されたわけではなくて、
それ以外のジャンルも意外に多かったのです。

2章で観れた”カナール”の作品もそうで、
印象派とは程遠いリアルな写実的な絵に衝撃でした。

「至上の印象派展 ~ビュールレ・コレクション~」ポストカードより
「カナル・グランデ・ヴェネツィア」(1738-42年)アントーニオ・カナール(カナレット)※ポストカードより

まさに”写真”の様に精密かつ正確で、
しかも絵自体が大きいだけに迫力さえもあるのです。

ただ面白い事にのカナールの絵は、
細かく繊細に描かれている様に見えて、
実はそうでもないようにの見えるのが面白いのです。

何というか、
細かな描写というよりも、
測量してキッチリ正確に描かれた感じなのです。

印象派画家を”感覚”の画家というなら、

カナールは”建築的”な画家って感じですね。

 

※第2章の”ヨーロッパの都市”で気に入った作品
「サン・マルコ沖、ヴェネツィア」(1780-85年)フランチェスコ・グァルディ
「カナル・グランデ・ヴェネツィア」(1738-42年)アントーニオ・カナール(カナレット)
「サンタ・マリア・デッラ=サルーテ聖堂、ヴェネツィア」(1738-42年)アントーニオ・カナール
「雪のサン=ミシェル橋、パリ」(1897年)アンリ・マティス

個人的に第2章は特に良かった章でした。
写実的だったり、印象派だったりと
風景画をいろんな形で観れた事は楽しいの一言でした。

 

そしてこの後は
感覚を重視した様な”印象派”の作品が見れたのです。

・・・

「燕」(1873年)エドゥアール・マネ

「燕」(1873年)エドゥアール・マネ

 

絵を見て感動!
先ほど挙げたカナールの絵と比べると、
この印象派の絵を見ると
何だか”ゆるさ”みたいなものを感じませんか!?

ビュールレは印象派の”空気感”が好きだと言っていた様ですが、
その意味が何となく分かる気もします。

 

そういえば
このビュールレは他にもこんな言葉を残していました。

収集したコレクションによって、作品の価値が形作られる

この様な言葉をビュールレは残しているのです。

 

lovely~
画家と収集家によって
作品としての価値が出来上がるって事なんでしょうが、
何とも言えない深くてイイ言葉だな~って。

ちなみに
そんなビュールレが収集するきっかけになった作品がこちら

「ヴェトゥイユ近郊のヒナゲシ畑」(1879年頃)クロード・モネ

「ヴェトゥイユ近郊のヒナゲシ畑」(1879年頃)クロード・モネ

 

さすがにこれは引き込まれる魅力があって、
ビュールレがこの絵に惹かれたのも、何だか分かる気がしますね~。

手前に見えるヒナゲシの花の赤色が特に美しく、
後ろの背景と比べるとまるで別世界の様にも見えます。

この”赤色”はずっと見ていても飽きない色ですね~。

今までモネの絵を色々と見てきたつもりですが、
まだまだ良作はたくさんあるようですね~。

果たしてモネって
生涯通して何枚の風景画を描いたのか??
ふと疑問に思ったりもしたのでした。

 

そして後半に行くと
今度は豪華な共演があったのですが、
それは続きで…

 

 

・・・

 

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