「ブリューゲル展」に行って(前半)… in 2018

東京都美術館で開催の「ブリューゲル展」

ブリューゲル展」に行って… in 2018

 

2018年1月23日から開催した
「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」に行ってきました。

 

2018年1月の東京都美術館
場所は上野にある東京都美術館で、
この日はまだ先週に降った雪が一部残っている状態でした。

※東京都美術館は2018年1月23日~4月1日まで開催します。
その後は愛知、北海道と巡回開催します。

 

実は今回も前もって
ある程度の予習をしてから来たわけですが、
(予習というと、勉強っぽく堅苦しく感じるのですが…)
そのためか、
絵にじっくりと向き合えた感じがしたのでした。

 

  考え…・思い…
それにしてもこうやって一族の作品をいっぺんに観れるのは、
本当に面白いものですね~
それに比べて見れるだけに
いろんな事が見えてくるものなのです。

一族”という形でつながっているからか、
作風なり、描き方がどことなく似ているんですが…

でも何となく違う点も見えてくるのです。

今回はその”違い”を
感想も交えて話していきたいと思います。

・・・

ブリューゲルというと真っ先に名が挙がるのが、
”ピーテル・ブリューゲル1世”だと思います。

※ここでは父ピーテル・ブリューゲルをピーテル1世。
長男ピーテル・ブリューゲルをピーテル2世。
次男ヤン・ブリューゲルをヤン1世
そして孫ヤン・ブリューゲルをヤン2世と呼ばせていただきます。

 

  考え…・思い…
このピーテル1世は何よりも繊細な描写が特徴だと思うのですが、
もちろんそれは子や孫にも受け継がれている様です。

でもやっぱり世代、人が違えば作品は”似て非なるもの”…。

 

それは風景画を見ても感じる事だと思うのです。

・・・

前半部分は主に”風景画”がテーマになっていて、
特に風景画などを多く描いたピーテル1世と子のヤン1世、
そして孫ヤン2世の作品が多く観れたのですが…。

 

まずはこのピーテル1世の作品から…

「種をまく人のたとえがある風景」(1557年)ピーテル・ブリューゲル1世

「種をまく人のたとえがある風景」(1557年)ピーテル・ブリューゲル1世

『種をまく人のたとえがある風景』(1557年)ピーテル・ブリューゲル1世

手前に見える人物の風景と、
その後ろには広大な景色が描かれています。

絵を見て感動!
最初見た時の印象としては
風景画にも関わらず何とも言えない迫力がある事!!
広大に描かれていて、メリハリがあるからかな!?

 

そして
その子ヤン1世の作品でいうと

農民と動物のいる村の風景』(1609年)ヤン・ブリューゲル1世
水浴をする人たちのいる川の風景』(1595年-1600年)ヤン・ブリューゲル1世

実際に見てほしいのですが、
同じような描き方というかタッチに見えても、
よ~く見てみるとやっぱり”似て非なるモノ”!

 

「金銭の戦い」ピーテル・ブリューゲル1世

「金銭の戦い」ピーテル・ブリューゲル1世

ピーテル1世は版画の作品も多く制作しているからか、
物事をくっきりと描いている様な感じを受けるのです。

対してヤン1世はというと、
淡さというか柔らかさがある様に思うのですが~
(そう思うのは僕だけかな!?)

 

ちなみに
この『最後の審判』という版画は今回見れる作品です。

「最後の審判」(1558年)ピーテル・ブリューゲル1世

「最後の審判」(1558年)ピーテル・ブリューゲル1世

 

まさにピーテルらしいと思う作品だと思います。
作品のタイトルはよくあるものですが、
でもよ~く見ると”ピーテル・ブリューゲルらしい!!

これもぜひ見てほしい作品です。

 

人によって受ける印象は違うと思いますが、
僕の場合両者の違いはこう思うのでした。

 

 考え…・思い…
実は今回の私なりのポイントは、

同じ一族でも画家が違えば

描き方や作風も違ってくるのではないか?

その違いは何か??”を探ってみよう!!

という点をテーマに絵を見に行ってきました。

例えるなら
2枚の絵を並べて”間違い探し”をしよう!のようなもの。

こうやって互いの違った点を見つけてみるのも面白いと思います。

 

そしてさらには孫の世代ヤン2世になると、
風景画でもまた違うのが分かってきます。

「ブリューゲル展 画家一族150年の系譜」ポストカード
『地上の楽園』(1620-1625年)ヤン・ブリューゲル2世

まるでピーテル1世と父ヤン1世の中間的な感じに見えます。
(祖父と父を足して2で割った様なもの!?)

 

考え…・思い…
そして何よりも気になった部分があるのですが、
随所に花や果物が描かれている事なのです。

実はヤン2世の作品を見ていくと、
ほとんどの絵に”花”、”果物”が登場しています。

まるで個性を主張している様で、面白いですね~~。

それぞれ同じ血を引いているんだろうけど、
やっぱり違うんだな~と思いますね。

 

さて、
そんな感じで後半へと行くのでした。

・・・

 

 

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