「大英博物館展」に行って…その2 ~ ロゼッタ・ストーンとミトラス ~

”大英博物館展”の案内板

大英博物館展 ~ 100のモノが語る世界の歴史 ~

 

前回の続き~

 

第3章に入ると…

驚き!ビックリ!発見!

ここは

かなりツボにハマる!”章でした。

 

第3章 ~”古代帝国の出現”~

…都市が発展するにしたがって、
次第に外にも目を向きはじめます。
軍事力で自国の領土を拡大していく様になるのです。

その頃の支配者や戦争の様子を伝えるものが展示されています。

 

そしてこの章で見れるモノが…

… 「ロゼッタ・ストーン

ロゼッタ・ストーン(原典:Christian Theological Seminary)
ロゼッタ・ストーン(public domain)
※原典:Christian Theological Seminary

でもレプリカですが…
(上のイラストはイメージとして載せています。)

 

でもレプリカとはいえ

超リアルで迫力があります!

縦114.4cm×横72.3cm
厚さが27.9cmで重量は760kgとかなりの重さの石版です。

これは3つの文字で同じ内容の事が記されています。

上から順に
古代エジプト語のヒエログリフ(神聖文字)
古代エジプト語のデモティック(民衆文字)
そして
ギリシア文字の3つの文字で書かれています。

 

この3つの文字で書かれていた事が

ヒエログリフの解読の鍵になったそうです。

 

石に彫られた石版ですが、

妙に迫力があるのが不思議なのですね。

 

実はこのレプリカのロゼッタ・ストーンは、
白いチョーク?っぽいもので塗られていたのです。

でもチョークは読みやすい様に後塗りされたもののようで、
実際は石に文字が彫られただけだったのかもしれません。

 

本当のロゼッタ・ストーンは

果してどんなものだったのか?…

ロゼッタ・ストーン(出展:pixabay)

今展のレプリカを見て

妙に気になってしまったのです。

 

 

それからチラシにも載っている

アウグストゥス帝の胸像」も見れました!

”大英博物館展”のチラシより
(チラシだと左下に載っている像の事です)

イタリアで出土したものです。

 

このアウグストゥスは、
ローマ帝国の初代皇帝です。

対外戦争を控え、
内政に力を入れた皇帝と言われています。

 

それは皇帝アウグストゥスの人間性もある様ですが
温厚で穏やかな性格だったそうです。

 

実際にアウグストゥスの治めていた頃は、
平和な時代が続いていたと言われているのです。

 

そんなアウグストゥスの尊厳ある人物を残すために、
この胸像が作られたのかもしれませんね。
(私の想像ですが…)

 実はローマ市内には銅像が立っているそうで、
イタリアなどでは
アウグストゥスは偉大な人物として称えられている様です。

 

ちなみに、
英語で”August(8月)”がありますが、
これはAugustus(アウグストゥス)が由来しているそうです。

 

この他にも権力を誇示するための黄金のヘルメット
(コロンビア戦士のヘルメット)なんかも展示していましたが…、

 

私的に興味を惹かれたのが、

アッシリアの戦士のレリーフ」でした。

 

紀元前700~前695年のもので、
意外に大きなレリーフでした。
(これは参考画像がないので、実際に見てその迫力を見てほしい!)

※レリーフとは浮き彫りの細工という意味です。

 

ちなみにアッシリア戦士は、
当時最強と言われた戦士だったそうです。

 

そんなアッシリアの戦士が

大きく彫られているのです。

 

しかもレリーフと言うだけあって、
芸術品としての品もある様に見えるのが不思議でした。

 

こう見ていくと、
意外にイイ作品ばかり展示しているのです。

 

それに次の章では

こんな価値ある発見もあったのです!

 

第4章 ~”儀式と信仰”~

宗教などに関わるモノが展示していました。

 

ここで一番の目を惹くものが、

ミトラス神像」という大理石の彫刻です。

「ミトラス神像」100~200年頃
「ミトラス神像」100~200年頃
出展:Wikimedia Commons(パブリックドメイン画像)

 

これはミトラス教を象徴する像です。

当時このミトラス教がローマ帝国中で一躍広まったそうです。

しかしキリスト教が広まった事で、
一気に廃れた宗教だったそうです。

 

これを見て思うのが、

歴史の表舞台に立たなかったことでも、

モノ”はこうやって実際にあった事実を伝えてくれるのですね~。

 

僕たちが子供の頃習った歴史は
ほんの一部分だけなんだな~て。

 

モノのスゴさって

こういう風に後世に伝える事が出来るって事なんですね!

 

そして次では

「大英博物館展」の後半へと向かっていきます。

 ⇒”その3~ルイス島のチェス駒と図録~

 

 

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