「大英博物館展」に行ってきました!その1

東京都美術館の外の看板より

 

 

4月19日(日)
上野の東京都美術館にて

 東京都美術館

 

この日はあいにくの曇り空でした。

そんな中私は、

大英博物館展」に行ってきました。

 

展示会のタイトルは…

 ~ 大英博物館展100のモノが語る世界の歴史

 ”大英博物館展”の案内板

 

ここでは観てきた感想を
チラシの写真などを交えて話していきたいと思います。

 

先日このサイトで見所などを話しましたが、
やっぱり事前に最低限の知識を持っていると…
本物を見た時の感動も発見も増します!

 

やはり写真やネットで見るよりも、

本物を見た方が絶対に楽しいのです!

 

正直なところ、
今回本物を観てきた感想としては…

思った以上に良かったというのが本音です。

 

ビックリ!・感動

それに、

いろんなジャンルのモノが展示しているので、

必ずツボにハマるモノが見つかるはずです!

 

この日はあまり天気は良くはなかったのですが、
やはり開催した週だった事もあってか館内はかなり混んでいたのです。

 

「古代エジプトの棺」 ~”大英博物館展”のチラシより~

やっぱりチラシに
このツタンカーメンらしい棺が載っているからかもしれませんが…

(3年前に東京と大阪で開催した「ツタンカーメン展」は、
日本の歴史上4番目の入場者数を記録したのです!)

 

それではそんな
「大英博物館展」の様子は…

 

まず最初の驚きが、
今回一番の見所と思っていた

古代エジプトの棺」が最初に見れた事でした!

”大英博物館展”のチラシより

(写真の左に映っている棺です)

想像では
もっと大きいかな~と思っていたのですが…

実際は”思ったよりもこじんまりとした大きさ”でした。

 

この棺の高さが177cmなので、
私の身長よりも少し大きいくらいですね。

この棺が小さい理由は、
女性の楽師を埋葬するためだからなのかもしれません。

 

そしてこの古代エジプトの棺が
現代の棺と対比する形で展示されていました。

現代の棺というのは、
ガーナの棺(ライオン)なのですが…。

 

大英博物館の館長が言うには、
「この2つの棺で共通点と違いを読み取ってね!」

そんな事を言ってたかと思いますが…

 

私が感覚的に感じた事は…

古代エジプトもガーナも

死者への敬意”の様なものがある点では同じなのかな~と。

 

でも
その敬意の表し方が違う感じに見えました。

 

古代エジプトは

死者に安らかなる眠り”として棺がある感じなのです。

この棺で安らかな眠りについてね~みたいな。

 

それとは逆にガーナの棺は
これは写真がないので実際に見てほしいのですが、

 

なんていうか~

死者の生前の功績や偉業を称える形”で棺がある感じです。

華やかさがあるのがガーナの棺でした。

 

同じ棺でも、

そこの込められた精神性は全く逆!

 

いきなりこういう形で
展示されていた事に意外な驚きがありました。 

 

モノは当時の時代や生活がモロに出ていると思います。

だからだろうけど、

見ていくと面白い発見があると思います!

 

博物館の楽しみ方は、
こういう風にモノから当時の時代を感じ取る事なのかもしれません。

 

そんな形で、
1章へと進んでいきます…

 

第1章 ~”創造の芽生え”~

人類の進化

この章では人類が誕生して
道具を生み出した頃のモノがいくつか見れます。

日本の縄文土器も展示していました。

 

この章は私的に
そこまで目を惹くものはなかったのですが、

次の章ではインパクトある
そんな展示物が見れるのでした。

 

第2章 ~都市の誕生”~

…5000年前に都市文明が誕生し、
そこで生まれた文化が見て取れます。

 

私的にこの二章は、
今展の一・二を争うくらい良かったセクションです。

 

特にインパクトがあったのが最初に見た

ウルのスタンダード」が感動的でした!

「ウルのスタンダード」 ~”大英博物館展”のチラシ~

紀元前2500年頃のもので、
イラクで出土した箱だそうです。

大きさは手のひらサイズよりも、
ちょっと大きいくらいでしょうか。

重さは触れないので分かりませんが、
おそらくそこそこ重いと思います。

というのもこの装飾には
貝やラピスラズリ、赤色石灰岩などが使われているからです。

※ラスピラズリとは…青色の鉱物で和名では瑠璃色と言われる事もあるそうです。

 

ではなぜこの箱が良かったかと言えば

この箱の装飾にあります!

 

この箱の表は”平和”を表し、

その反対の裏側は、

…”戦争”を表しているそうです。

 

この下の写真で見えているのは、
平和を表している面です。

ウルのスタンダード(平和)

ウルのスタンダード(平和)
出展:Wikimedia Commons(パブリックドメイン画像)

 

ちょっと大き目に描かれている人物が大王。

そして王の前で、
杯で乾杯しようとしている人達がいます。

中には音楽を奏でている人もいます。

さらには王のために
貢物を持ってきている人達まで描かれています。

 

そして反対側には
戦争をテーマにしたリアルな画が…

ウルのスタンダード(戦争)

ウルのスタンダード(戦争)
出展:Wikimedia Commons(パブリックドメイン画像)

 

何が”リアル”かと言えば、
王の前に連れてこられる奴隷の絵や、
一番下の絵には、
騎馬車でひき殺される画が生々しいのです。

 

この装飾は、

ぜひ間近で見てほしいのですね!

 

すごく綺麗で、

精巧に出来ているのです。

 

これが作られたのが
ちょうど日本でいうと縄文時代前半の頃です。

そんな時代に
ここまできれいで美しい装飾する技術があった。

 

これを見る限り…

メソポタミア文明は

日本の縄文時代の文明よりも

かなり進んでいた事が分かります。

 

 

そしてもう一つ

私のツボにはまったのがありました。

…「メソポタミアの大洪水伝説を語る粘土板

紀元前700~前600年イラクで出土したものだそうです。
(写真がないので申し訳ありませんが…)

これは”楔形文字”で書かれているそうですが、
一見するとまったく分からないのです。

鎖型の様な形の文字で、
文字には見えない文字なのです。

しかも一文字が小さくて
5ミリくらいの大きさ”です。

一文字一文字が
隙間なくぎっしりと刻まれているのです。

こんな感じの文字が超小さく刻まれているのです。

楔形文字の石版

楔形文字の石版
※Wikimedia Commonsのpublic domain画像を参考

(これは参考で載せているので、展示されているモノではありません。)

 

解説によると書かれている内容は、

旧約聖書のノアの箱舟と非常に似ているそうです。

  ノアの箱舟

しかも「ノアの箱舟」よりも
はるかに古い記録の様なのです。

この粘土板の解読は
ある意味かなりのスキャンダラスを生んだそうです。

 

これはチラシでも載っていないので
ぜひ実際に見てほしい!

 

なぜか私は

この石版や古代の文字に妙に惹かれたのです。

 

実は次の第3章でも
こういった石版が展示していましたが、

それが
ロゼッタ・ストーン”だったのです。

このロゼッタ・ストーンは
レプリカなので本物ではないのですが、

それでも予想以上の興奮を思えたのです!

 

それは…

次の回で話したいと思います。

 ⇒”その2~ロゼッタ・ストーンとミトラス~

 

※ここで取り上げている素材は、
パブリックドメインなどの画像を使用しています。
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